2018.8.3
2018年度前期科目「専門演習アプローチ(寿山ゼミ2回生)」を振り返って
2018年6月5日、「専門演習アプローチ」において、記念すべき寿山ゼミ10期生15名が決まりました。前年度の9期生は女子ばかりのゼミ構成となりましたが、今年度の10期生は少ないながらも男子2名が含まれ、ゼミ内によい刺激を与えてくれる存在になってくれるのではないかと楽しみにしています。7月末に前期授業9回を無事終了し、オープンキャンパス準備と本番にも参加してもらいました。特に、7月のオープンキャンパス本番では10名ものゼミ生が参加してくれ、寿山ゼミブースは3回生9名を入れて総勢19人態勢で臨みました。国コミの他のブースすべてが6月の入場者数を大幅に減らす中、寿山ゼミブースのみ唯一30%増という結果を出しました。これはひとえに寿山ゼミ生全員が一丸となって本気で阪南大学、国コミ、寿山ゼミ、そして自分のために全力でおもてなしをしたからです。早くもチームとしてまとまり、素晴らしい成果を出せたのは、ゼミ生たちが少しでも仲良くなるための時間と関わりを重視し、集中的に全員が安心して交流できる場を一緒に作ってこられたからだと思っています。
毎年、寿山ゼミでは、とにかくまずゼミ生同士が少しでも早く仲良くなってもらうために、相互理解を深めるような独自の取り組み(「サークルクエスチョン」、「コンセンサスワーク」、「ディスカッション」など)を行い、お互いに心から本音の話ができる関係性作りを行うとともに、社会で必要とされる一般常識、礼儀、マナー、社会人基礎力も併せて自然に身に付くような取り組みをしています。それは、これらの総合力こそが自らの夢・目標を叶える社会で求められている基礎力に他ならないからです。また、感性を磨き、人間力を高める寿山ゼミの学外活動であるシネマ倶楽部において、劇団四季のミュージカルにも多数参加し、さらに親睦を深めることができたのは嬉しく思います。前期授業を終え、一区切りついたところで、全員に前期ゼミの振り返りをしてもらい、後期に向けてさらにモチベーションを高め、一丸となって新たなゼミ課題に取り組んでもらえたらと思います。それではゼミ生たちの振り返りコメントをご覧ください。(指導教授:寿山泰二)
ゼミ生のコメント
花崎朱音(2回生)
寿山ゼミ前期もう終了ですが、本当にあっという間の時間でした。最初、寿山ゼミに入った時、名前も知らなければ顔も初めて見た子もいて、正直仲良くやっていけるか不安でした。でも、寿山先生が数回に分けて設けてくれたお互いを知るための自己紹介などのワークをして、だんだんとお互いの事をよく知れて不安もなくなり、ゼミの時間が楽しみになっていきました。そして、ゼミ生とディスカッションをしたり、感想文を発表したりすることで、少しずつですが、積極性や協調性が身に付いてきたのではないかと思います。初めてオープンキャンパススタッフをした際、初めはとても緊張してしまい、高校生に対して良いアドバイスができるかどうかとても心配でしたが、先輩方の丁寧に優しくアドバイスをされている姿や、楽しそうに性格分析トランプをされているのを見て勉強になり、先輩方と同じようにリラックスして高校生と接する事で、とても有意義な時間を過ごす事ができ、凄く楽しいオープンキャンパスになりました。このように、寿山ゼミを通して自分にはできないだろうという不安や心配を乗り越えてどんどん新しい事にチャレンジする事の大切さを学ぶ事でき、本当に寿山ゼミに入って良かったと日に日に感じています。
浜 日向子(2回生)
前期のゼミ活動を通じて学んだ事がたくさんあります。小山進さんの出演した情熱大陸のDVDを見て、その人の生き方について考えたり、オープンキャンパスの出し物についてみんなで話し合ったり、価値観についてのディスカッションをしたりなど色々な活動をしました。みんなの前で自分の意見を発表したりする事は苦手な方だったのですが、回を重ねていくうちに、前よりも積極的に発言できたりして成長したと感じました。礼儀については厳しく指導をして頂き、たくさんの事を学びました。また、シネマ倶楽部では劇団四季のミュージカル鑑賞に参加させていただき、多くの刺激を感じる事ができました。私には、まだまだ未熟な部分がたくさんありますが、ゼミ活動を通じてそれらを改善したり、多くの事をさらに学んでいきたいと思います。
DONG JINYANG(2回生)
始めに、前期があっという間に終わることに驚きました。そして初めてのゼミ活動のときに、始めの挨拶や終わりの挨拶、返事の仕方、話し始める時の自己紹介など、たくさん大事なことを学ばせて頂きました。第一印象は凄く驚き、学校生活でこんなことするの?!と思いましたが、すぐ我に返ってこれが社会では普通のことだと理解し、意識の高さに感動しました。次に、ゼミ生としてオープンキャンパスのスタッフを初めて経験しました。始めはどうすれば良いのか分からずウロウロしてしまいましたが、三回生の先輩方をお手本にして実行すると、うまく高校生の皆様を案内することができました。帰る際に、説明が分かりやすかったって言って頂けて、とてもやりがいを感じました。今自分にあるやる気をこのまま後期に持っていきたいと思います。前期お疲れ様です。ありがとうございました!
西本華己(2回生)
私は将来の夢に近づくため、寿山ゼミに入りました。第一志望の寿山ゼミに入ることができ、嬉しい気持ちと共に、不安と緊張でいっぱいでした。ですが、互いに知り合う時間を作っていただき、意見交換などする内容が多かったため、すぐにゼミの仲間と打ち解け合うことができ、今ではゼミがすごく楽しい時間になっています。ゼミでのオープンキャンパスに第1回目は参加できませんでしたが、オープンキャンパスの資料作りでは、互いに意見を出し、仲間と協力しあい1つの物事を完成させることの楽しさを学びました。学外活動のシネマ倶楽部では、良い刺激を受け、普段体験できないこともあるので、これからも積極的に参加しようと思っています!後期のゼミもみんなで楽しんで取り組んでいきます。
石橋菜波(2回生)
私自身寿山ゼミに参加する事は一つの挑戦でもありました。このまま何も行動しないまま卒業してしまうと危機感を抱いていたので、少しでも変わりたい、積極的に行事に参加したいと思い寿山ゼミにエントリーしました。そして、活動としては1対1インタビュー、価値観のグループディスカッションから始まり、少しずつですがゼミ生と打ち解けることができました。さらにはオープンキャンパスの準備でグループ分けした際に、私達のテーマが阪南大学の近隣スポットの紹介だったので、私達がまず知っておかないといけないと思い、食事に行った事もいい思い出です。前期の活動の中で特に印象深いのは初めてのオープンキャンパススタッフです。初めはうまく話せるか、緊張もしましたが3回生の先輩たちが丁寧に教えてくださったので、最終的には2回生だけでも高校生に対応する事ができるようになりました。後期ではオープンキャンパスをはじめ、色々な活動に参加して行きたいと思います。
奥田麻菜実(2回生)
前期のゼミ活動を終えて、初めての本格的なゼミが活動していき、初めて喋るゼミメンバーが半分以上いて仲良くなれるか不安でしたが、みんなと仲良くなれるディスカッションを行ったりしてこれまで仲良くなかったメンバーとも仲良くなることができ、これからのゼミ活動に期待抱くことができました。みんなでオープンキャンパスの作成物作りでは、大学を紹介した内容を書いているうちに自分自身が大学をより知れる機会ともなりました。寿山ゼミならではの課外活動で初めて劇団四季へ行きました。劇団四季では本格的なダンスと歌を間近で見ることができ、たくさんの魅力を感じることができました。寿山ゼミに入ってなかったら行くことはなかったと思います。新しい環境へ足をのばす機会もあり、後期のゼミ活動では新しい企画などに積極的に参加していき、今よりもさらに活気のあるゼミを作っていけるようみんなで協力し合って行きたいと思います。
江崎裕花(2回生)
私は寿山ゼミに入って、自己犠牲や積極性の重要さに気付かされました。出された課題や言われた事に答えるだけの受動的な姿勢ではなく、自らが提案し、行動できる人間が社会に通用するという現実に改めて気付かされました。それと正直最初はこのゼミの人と仲良くできるのかが不安でしたが、ゼミの授業を通してのディスカッションや、お互いを深く理解し合えるワークなどで仲良くなることができ、とても安心しました。小山進さんの映像を見て自分なりに分析して発表する授業では、人によってはいろんな視点で見える事や、発表するときにいかに堂々とする事の難しさも痛感しました。オープンキャンパスでは、先輩の分かりやすくしっかりした姿に私も先輩たちのような人間になりたいと強く思いました。オープンキャンパスを通じて改めて阪南大学を知る機会ができて嬉しかったです。後期のゼミ活動では、積極的に自分から行動できるように努力します。ありがとうございました。
仙波優奈(2回生)
一回生の時も寿山ゼミに入門させていただきましたが、今年も寿山ゼミに入門させていただきありがとうございます。毎回の授業が自分の為になり、そして、同じゼミの仲間と仲良くなることが出来てすごく嬉しかったです。ディスカッションすることや、相手の事を知る時間をいただいた事で、今まで喋った事のない友達と会話する事が出来ました。そして、寿山ゼミとしてオーキャンスタッフの活動に出ることができてすごく良い経験になりました。初めてオーキャンスタッフをしたので、すごく緊張もして、出来るか不安だったんですが、三回生の先輩たちの対応見て動くことが出来ました。先輩たちがどのような事を聞いて、答えているのかとか、SPトランプの説明がすごく上手で驚きました。三回生の寿山ゼミの先輩たち全員と喋ったことがなかったのですが、先日のオーキャンスタッフで全員と喋ることができてすごく嬉しかったです。後期も引き続き頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
義久史華(2回生)
寿山ゼミに入り、まだ2-3か月ほどしか経っていませんが、この短期間で多くのことを経験することができました。3回生ゼミのSPトランプ講習に参加し、自分の性格、自分とは正反対の人との接し方を学びました。また、ゼミ活動ではグループディスカッションなどで自分のコミュニケーション力の足りなさを実感しました。初めてのオープンキャンパスではしっかりと対応できるか不安でしたが、とても良い経験になったと感じています。後期のゼミ活動や夏休み中のオープンキャンパスを通して、もっとコミュニケーション力をつけられるよう積極的に取り組んでいきたいです。また、私は将来就きたい仕事がまだ決められていないので、やりたい事が見つかった時にすぐに行動でき、何にでも対応できる適応力をゼミ活動の中で身につけていきたいと考えています。
三代彩加(2回生)
私は1回生の1月ぐらいに行われたゼミの説明会の時から寿山ゼミに入りたいと思っていました。SPカードのセミナーにも参加させて頂いて、寿山ゼミでさまざまなことを学んでいきたいと思い入りました。毎週みんなと考えながらやっていくことがとても楽しかったです。前回のオープンキャンパスの時も3回生のみなさんのサポートを受けながら、上手く出来たのではないかと思いました。去年もオープンキャンパスのスタッフとして参加していたのですが、最初の方は戸惑いながらお客さんへの説明に行き詰まってしまう部分もありましたが、後半になってくると会話も弾んできて、上手く対応できて良かったと思いました。いい経験になりました。後期も宜しくお願い致します。
小倉絢花(2回生)
たった9回だったとは思えないほど私にとって多くの学びが寿山ゼミにはありました。結構当たり前のようで出来ていなかった挨拶や授業の受け方など指摘していただいたり、オープンキャンパスでは先輩のハキハキした姿を見て、いつも背筋が伸びるような思いで毎回刺激を受けておりました。毎回のゼミでいろんな子と話すようになり、だんだんと仲良くなるのも楽しかったです。後期のゼミでは、より本格的な事をすると思うので一回一回の授業を気を抜く事なく、自分で納得いくように全力で活動していきたいと考えております。また、前期よりも沢山みんなと話をして仲良くなりたいです。 後期もよろしくお願い致します。
前田友晴(2回生)
ゼミ活動が始まってから数か月経ちました。その中で初めて小山進さんの「情熱大陸」を見て、一流の人が大切にしていることや、意見発表の中で自分と他者との感じ取り方の違いや、グループでの話し合いで意見を交わしあい、時には自分が折れて自己犠牲ということの大切さを知りました。グループでの話し合いは初めてで、自分から発言することはなく、声をかけられて発言するというみっともない結果でしたが、とてもいい経験でした。そして、自分に特に目立ったのが、自己管理・行動の甘さでした。スケジュール管理ができず、ゼミ活動を疎かにしてしまったということが目立ってしまい、今期のゼミはひどいものだったと痛感しています。先のスケジュールを明確にして、ゼミ活動に支障がないよう心掛け学生のうちに悪い所を直し、社会人として恥のないようにしなくてはなりません。後期からはこのようなことがないよう心掛けていこうと思います。またゼミは私1人の個人活動ではなく、周りには同じゼミの仲間がいます。オープンキャンパスを休み、みんなには多大なる迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。みんなからの信頼を取り戻すことも後期の大きな課題です。
横田壮吾(2回生)
私は寿山ゼミに入って約2か月の短い時間で多くのことを経験しました。自分は2週目からの参加でしたけれど、うまく周りとなじめてよかったです。最初の一対一のインタビューをするサークルクエスチョンを行ったお陰だと思いました。一対一で話したおかげで、ゼミの仲間がどんな人でどんな性格でどんな趣味で将来何を目指しているのかを、初対面で知ることができてよかったです。そして相手に質問する内容を考え、一分間で限られた時間で何を話すかを考えるというコミュニケーションの経験ができました。そして、次にグループディスカッションのコンセンサスをしました。価値観に順番つけるのは難しく感じました。しかし周りと話し合い、皆で順位を決める方が難しいことがわかりました。自分の意見をうまく伝えようと考える力もつきました。そして、オープンキャンパスの手伝いが一番印象に残りました。自分は客引きを主にしていましたが、それだけでも多くのことを学ぶことができました。どう声かければ興味を持ってもらえるかなど考える良い機会になりました。寿山ゼミに入ってから新しい経験を積むことができました。後期はもっと積極的に行動することを目標に頑張りたいと思います。前期はありがとうございました。
河岸明希恵(2回生)
寿山先生のゼミに入らせていただいて、はじめに授業開始や終了の際の礼の仕方、手の挙げ方から学ばせていただきました。面接や取引先の方とお会いした際などに絶対に必要な最低限度の礼儀だと思いました。また、小山進さんのビデオを見せてもらって、プロ意識というのも学びました。何かを突き詰めていくためにはどのような考え方で周りを見て動くかということが学べて、とても個人的に印象に残っています。オープンキャンパスでは先輩との接し方や段取りの組み方など、効率的な動き方を学びました。次回や来年のオープンキャンパスに活かしていきたいと思います。
柴田友海(2回生)
前期の授業はとても楽しかったです。まずゼミのメンバーと親しくなれたのが一番嬉しいことでした。見かけたことはあるけど話したことはない人ばかりで不安でしたが、打ち解けてみるととても楽しくて、これからもっと仲良くなりたいと思いました。また、オープンキャンパスの準備を通して寿山ゼミの先輩方と話す機会もあり、優しくて頼れる人ばかりで準備していて楽しかったです。寿山先生の授業のお陰でいろんなことをたくさん話して共有したり、ほかの人の考えを受けて刺激をもらったりして、とても充実した前期を送ることができました。振り返ると不安定な時期が多くて精神的にも下がっていたので、後期はそういったことなくしっかり授業も出席して、提出物も出して積極的に自分の将来や夢を見つけて、それに向かって努力をしていきたいと思います。寿山先生、少しの間でしたが楽しい授業をありがとうございました。後期も、そして来年再来年もよろしくお願いします。