2018.7.31

2018年度寿山ゼミ就職支援第2弾!イオンディライト採用担当部長による就職ガイダンス

 2018年7月23日(月)の3回生寿山ゼミは、東証一部上場企業であるイオンディライトの中村真也採用担当部長にお越しいただき、就職活動への心構えからその実践的対策、面接時における企業側の視点や意図、さらには合否採用に関わる評価ポイントまで、非常に具体的に事例を挙げてわかりやすくお話をしてくださいました。ゼミ生たちにとって、インターンシップが始まる夏休み前に大変刺激的で就職に対するモチベーションが上がる興味深い内容であったのではないかと思います。特に、企業が学生に一番求める能力がコミュニケーション能力で文系も理系も同じであること。企業の考えるコミュニケーション能力と学生の考えるコミュニケーション能力には違いがあること。サービス、おもてなし、ホスピタリティの違いのお話は大変面白く有意義なものでした。
 イオンディライトの中村真也採用担当部長は、阪南大学内での合同企業説明会にも参加・説明に来学されるほど本学学生の能力等を高く評価していただいていることに加え、プライベートで以前から私との交流があったことから、今回寿山ゼミで就職ガイダンスの開催となりました。同志社大学など偏差値上位大学にも多数訪問されているため、大学間の学生能力比較も大変よくご存知の採用担当者が、寿山ゼミ生たちの受講態度、すなわち全員が事前課題を忘れずに仕上げてきたこと、常にメモを取り重要なことを聞き逃さない姿勢、さらには質疑応答で全員が手を挙げ、積極的に質問する姿を見て大変驚かれた様子でした。
 偏差値上位大学の学生にもできていないことを寿山ゼミの学生たちが普通にできていることに対してその場で「大いに自信を持ってもよい」と断言していただいたこと、後日メールで「本当に素晴らしい学生さんに育て上げられておられることに感動致しました。改めて採用する側の立場で出身大学名で簡単に人を判断してはならないと痛感致しました。」という大変有難いお言葉を頂戴し、指導教授としてとても嬉しく光栄に思いました。
 最後にこの場をお借りして、大変お忙しい中、また大変お暑い中、寿山ゼミ生だけのためにわざわざ阪南大学にお越しくださりましたイオンディライトの中村真也採用担当部長に心から御礼を申し上げたいと思います。では今回の就職ガイダンスでゼミ生たちが得たこと学んだことをコメントしてもらいました。ご覧いただけますと幸いです。(指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ生の感想等

高橋葉瑠奈(3回生)

 私は元々アルバイト先で関わりがあり、イオンディライトさんを知っていたため、来ていただけると聞いた時にとても嬉しく感じました。私はサービス業のアルバイトをしており、アルバイト先ではイオンディライトさんも私達と同じ仕事をしているので、イオンディライトさんはサービス業を中心とした会社なのかと思っていました。でもお話しを聞いて、お客様にその施設を快適に過ごしていただくために、主にバックヤードで支えるお仕事をしていると知って、今までの浅い知識が深い知識に変わったことが良かったと思います。そして、就職活動において面接官が見ている一番のポイントは「コミュニケーション能力」だとお伺いし、私自身は積極性があり人前でも物怖じしない性格のため、コミュニケーション能力はある方だと自負していたのですが、それが企業が求めるコミュニケーション能力かどうかは別だというお話しを聞いて、もう一度自分を見直そうと感じました。今回のお話しで就職活動に対する意欲がさらに高くなりました。これからも夢を叶える努力を続けていこうと思います。

川崎麻希(3回生)

 今回のゼミ活動では、イオンディライト株式会社の中村真也さんに阪南大学にお越しいただき、阪南大学国際コミュニケーション学部寿山ゼミのためだけに就職活動を目前に控えた私たちに大変貴重なお話を聞かせてくださいました。中村さんのお話を聞いて、就職活動では、自分を知ることと企業を知ることが大切であり、自らを売り込むことをまずは始めていこうと思いました。そして、コミュニケーション能力を身につける努力と今からでも出来ることをして参ります。中村さんのプロフェッショナルは本当に素晴らしく、私自身の為になっただけでなく、私自身の就職活動、社会に出るものとして「気持ち」の部分で大きな影響を与えてくださいました。私は、「夢」を追って頑張りたいと決心することができました。

井上沙耶(3回生)

 本日、イオンディライトの採用担当者である中村さんにお越し頂き、就職ガイダンスを行なって頂きました。ガイダンスでは、これから就職活動をするにあたっての重要なポイントなどといった他では聞けないような貴重なお話を聞くことができました。なかでも、私が特に印象に残っているお話は、「相手との信頼関係が何より大切で、信頼こそがスタートである。」というお話です。信頼とは自分のためよりも、相手の利益や気持ちを考えて常に相手は何を考えているかという事を念頭において接する事とのことでした。そうする事で自ずと相手も心を開いてくれるとお話して下さりました。私は就職活動にとても不安を抱いており、中村さんのお話から信頼が大切という事を学び、これから就職活動をするにあたり、関わる人、一人一人を大切に思いやり、信頼関係を築いて活動していきたいと感じました。本日はお忙しい中、貴重なお話を聞く機会を作ってくださり有難うございました。

堀ひまわり(3回生)

 イオンディライト株式会社採用担当者である中村様が、寿山ゼミのために阪南大学へお越し下さりお話をしてくださいました。今、就職活動の準備段階にいる私たちにとって、貴重なお話を沢山お聞きすることができました。中でも一番印象に残っているのは「立ったままジャンプをするよりも、一度縮まって勢いをつけてジャンプをした方がより高く飛べる」というお話です。これは、壁にぶち当たった時に、その壁が大きければ大きいほど素晴らしい成長ができるということを表しているとおっしゃっていました。ちょうど大きな壁にぶち当たり、行き詰まっていた今の私にとって、そのお言葉はとても心に響くもので、奮い立たされるようなそんな気持ちにさせて頂きました。これから、就職活動が本格的に始まって行く中で様々な困難に直面した時、このお言葉をお守りにし、乗り越えていきたいと思えました。中村様、私たち寿山ゼミのために貴重なお時間を本当にありがとうございました。

清原奈帆子(3回生)

 本日はイオンディライトの採用担当部の方からお話を頂けるという貴重なお時間頂きありがとうございました。私は三回生になり、日々就職や資格と事を考えていましたが、どうすれば良い企業かそうでないかを見分けられるのか、何を基準に業界や企業を選べば良いのかずっと迷っていました。ですが、中村さんのお話を聞き質問させていただき、「上の役職になるとかお給料とかそういう事を気にするのではなく、見栄より自分の幸せを優先すること」と言うお言葉がとても心に残りました。自己分析やコミュニケーション能力についてや、採用担当部の方目線で有益な情報をたくさん頂き、自分の方向性や改善すべき点などがはっきりしました。今後はさらに自己分析を深め、面接でどのように自分をアピールして行くかを考えていこうと思いました。

鈴木彩馨(3回生)

 今回、イオンディライトの中村さんからお話をお伺いし、イオンディライトという会社についてや、企業が求める人材、そして、これからの就職活動に向けてのアドバイスなどを丁寧に教えてくださいました。採用担当をやっておられる中村さんの生の声をお聞きすることで、本当に沢山のことを学ぶことができました。今回お話をお聞きして、とてもイオンディライトに興味を持ちました。中村さんたちがされているお仕事は、普段の私たちの生活スペースの見えない部分に沢山あることが分かり、その快適な環境があることは当たり前なんかではなく、縁の下の力持ちの人達が居てこそだと改めて感じました。企業が求める人材はコミュニケーション能力のある人であり、受け取る力・伝える力・聞き出す力がとても大切だと教わりました。そして、相手に自らを理解してもらい信頼を得るためにも自らが自らのことをしっかり自己分析し把握する必要があり、今の自分には何が必要なのかを考えさせられました。これから就職活動に向けて今日お伺いしたことを常に心がけ、準備をしていきたいです。このような貴重な経験をさせてもらえるのは、寿山ゼミだけだなと改めて実感しました。

福田愛美(3回生)

 私はお客様からの期待値以上のサービスを届けたい、寄り添っていきたいと今まで漠然と考えておりました。今回中村様にお越しいただき、サービスとは、ある意味でマニュアルであり、当然享受できるもの。それを超えるおもてなしとは旅館等で受ける少し特別に扱っていただくもの、更にホスピタリティとはお客様ではありますが、「YOU」を主体とし、良い意味で不平等で感動を人にもたらす最高品質のものだと具体的な例を交えて教えて頂きました。仕事をしていくにつれ、どうしても流れ作業のような接客になってしまう可能性があります。ですが、そうではなく一人一人の方にそれぞれのバックボーンがあることを忘れずに、自分なりの最大値を超えたものをお届けしていかねばならないと深く考えさせられました。また、就活の際に自分のポジショニングを高める為だけに企業を決定してはいけないこと、業界No.1を見て勉強するのは大切なことですが、自分の本当の幸せとは何なのか、自分のレベルに合っていて、ゆくゆくはそこで成功できるのかのビジョンを描けるかが大切だともお教えいただきました。普段から寿山先生には自己理解を深めることを学んでおりますが、更にそれを深く掘り下げ、信頼を得る人間となっていきます。他にも多くの就職活動に役立つお話を習得できました。このようなお時間を頂き、心からお礼を申し上げます。

岡本 渚(3回生)

 今回、イオンディライトの採用担当部中村真也さんに足を運んでいただき、「社会人として必要とされる要件」についてお話しをしていただきました。自己探求、企業の求める人材、就活において大切なこと、主にこの3つについてお話ししていただき、私が1番印象に残ったのは、「夢」をしっかり持てということです。就活を行うにあたり、自分の憧れの職業に就くことが1つの夢となっていて、就職した先のことは今まで頭にありませんでした。しかし、中村さんから共感され、応援したいと思われるような大きな夢を持ちなさいと言われて、自分は今就職という長年の夢を追いかけているつもりだったが、それは目の前の事であり、その先のことを全然考えられていなかったことに気づかされました。これから本格的に始まっていく就活に向けて、このタイミングで大切なことに気づかされ、とてもいい刺激になりました。この貴重な経験をさせていただいた中村さん、寿山先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

谷口芹奈(3回生)

 7月23日(月)、イオンディライト株式会社の中村様が寿山ゼミのためにお話をしに来てくださりました。どのような人物を企業は求めているのか、面接の時にどんなことを話せるようにしておけばいいのかを知ることができ、就職活動に対する意識が高まりました。中村様のお話の中で特に印象に残ったのは「3分間で自分を売り込む」というお話です。私は人前で話すのが得意ではないので、色々な経験を積んで相手に興味を示してもらえるような話し方や、質問したくなるような話ができる人になれるように今後努力していこうと思いました。貴重なお話を聞かせていただいた中村様と、このような機会を作ってくださった寿山先生、本当にありがとうございました。

谷口加奈(3回生)

 7月23日のゼミの時間はAEON delightの中村さんにお越し頂き、企業が求める人材や、就職活動において大切なことについてお話して頂きました。私は、企業が求める人材で一番大切なことは積極性だと思っていましたが、企業の方はコミュニケーション能力を持つ人材が必要であるということを教えて頂きました。そして、コミュニケーション能力を持つ人とは、受け取る力・伝える力・聞き出す力の3つが揃っている人のことであることも学ぶことが出来ました。また、就職活動で大切なことは自己探求であることも分かりました。就職活動の面接では必ず学生時代に頑張ったことを質問されます。その際に、大学時代のことだけを話すのではなく、これまでの経験から話をするために、過去の自分について深く知る必要があることに気づきました。今回企業の方から普段の学生生活では学ぶことが出来ないお話をしていただき、大変有意義で貴重な時間を過ごすことが出来ました。今回の学びをこれからの就職活動に活かしたいです。

西居彩香(3回生)

 7月23日は、イオンディライト採用担当部から中村真也さんにお越しいただきました。寿山ゼミ3回生を中心に、イオンディライトについてや社会人に求める条件など面接官をされている方ならではの裏話であったり、ご自身の失敗談など過去に経験した話を教えていただきました。実例や具体的な例を挙げながら教えていただけたので、理解しやすかったです。面接の裏話では、パナソニック(松下電器)創立者の松下幸之助さんが面接の際聞いていた「あなたは運がありますか?」という話がとても印象的でした。それほど重要ではないように思える事でも、会社側にとっては、大事な事なんだなと感じました。また、相手からの信頼や傾聴力、伝達力、情報収集といったコミュニケーション能力が1番大切なものだと改めて分かりまた。今回のセミナーは、とても貴重な時間だったと思います。これからの就職活動に活かせるように頑張ります。

西村有梨花(3回生)

 イオンディライト採用担当部の中村さんに話していただいた中で、「サービス<おもてなし≠ホスピタリティ」が一番印象に残り、かつ感銘を受けました。中村さんが、一週間泊まったビジネスホテルからチェックアウトする際、寝心地がとてもよかった枕のことをフロントのスタッフに言うと、「その枕を差し上げます」とそのスタッフから言われたそうです。私はそんなこと全く予想できませんでしたし、驚きました。サービスは枠の中のみのもので、おもてなしは枠にはまらずとも限界がありますが、ホスピタリティというのは枠を超えて、不平等でも人それぞれに対して最大のことをするもので、限界などないと学びました。旅行業界への就職を希望しているため、これから先ホスピタリティ精神を身につけ精進していきます。

野村京華(3回生)

 7月23日のゼミの時間内においてイオンディライトの中村様から就職活動における大変貴重なお話をしていただきました。来年の3月から始まる就職活動ですが、今の私たちにとってはまだわからないことだらけで正直、就職活動についての不安もあります。ですが、企業が求める人物像や自己PRの大切さなどを丁寧に教えていただき、何を求められているのかが明確に分かりました。特に印象的だったことは、どの企業もコミュニケーション能力や熱意を重視していたことです。私の中では、やはり学歴も重要視されているような認識があったのでとても意外でびっくりしました。コミュニケーション能力はこれから磨いていくことも可能だし、熱意はどのように上手く伝えることができるのかが大事だと思うので、このことを意識しながら就職活動に向けて頑張ろうと思います。また、チャンスの神様には前髪しか生えていないというお話をしていただきました。これは寿山先生の著書にも書いてありました。チャンスを掴むことは難しいですがどれほど大事なことであるのかというのを再認識いたしました。このように自分にとってためになる話を聞けてとてもよかったです。このような機会を作っていただきありがとうございました。

西田 楓(3回生)

 今回は、イオンディライトの中村さんからとても貴重なお話を聞くことができました。半年後には就活が始まる3年生にとっては、とても有意義な時間でした。中村さんのお話の中でも、ホスピタリティに関する部分が強く印象に残りました。「ホスピタリティはお客様が求めていることに私が出来る最大限のことをして差し上げること。だから、人それぞれできることが変わってくる。不平等でもいい、それがホスピタリティだ。」とおっしゃっていました。私が将来、就きたい職業では、ホスピタリティがとても重要なものです。ですので、今回、中村さんに教えていただいたことを頭に置き、お客様に喜んで頂けるよう、常にホスピタリティ精神を持ち、お客様と関わりたいと考えました。

三代彩加(2回生)

 就職するためにはどのようなことを身につけていかないといけないのか、どう調べていったらいいのかなどこれからの就職のためにさまざまなことを教えて頂きました。内定を貰うためにはコミュニケーション能力だとおっしゃっていました。でも、コミュニケーション能力と言っても受け取る力、伝える力そして、聞き出す力が大事だとおっしゃっていました。私は伝える力までの力あるかもしれませんが、聞き出す力までのコミュニケーション能力はまだまだだと感じました。質問する事で相手と深いところまで会話できて関係性が深くなっていくと思いました。そして、自分の夢は人に伝えていかないと叶わないということも教わりました。私の中で夢というのは自分の中で願って願って叶うものだと思っていましたが、伝えることで協力してくださる方がいるかもしれないということを聞いて、これからは伝えていって情報を得ていこうと感じました。為になるお話をたくさん教わりました。ありがとうございました。

小倉絢花(2回生)

 私は就職説明会に参加した事がなく、このような説明会は初めてだったのですが、深い話まで聞けてとてもいい機会でした。講演を聞いて感じた事は、私が考えるコミュニケーション能力と社会人の方が考えるコミュニケーション能力にはギャップがある事を発見しました。私に足りない相手の話を聞き、質問する力をこれから意識して身に付けていきたいです。中村さんのお話を聞き、採用担当の方々が採用決定を決めるのに見ている所は私が想像していた所と違う点が多かったので、びっくりした点がいくつかありました。これからはそれら自分が足りない所を意識しながら今後の大学生活に取り組んで行きたいです。 今回はこのような機会に参加させて頂きありがとうございました。