2018.5.24

2018年度ゲルフ大学留学体験記9:寿山ゼミ3回生

2018年度ゲルフ大学留学体験記9:寿山ゼミ3回生 成江美織

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の成江美織です。ゲルフはやっと暖かくなり、桜の満開を迎えました。今回、9回目のレポートでは、「level8の授業」「Banff, Yellowknife旅行」「Happy Mother’s day」についてレポートさせていただきます。

level8の授業

 5月からlevel8での授業が始まりました。クラスが決まった時、仲のよかった韓国や中国のお友達と違うクラスだったり、宿題がとても多いので有名な先生だったりと、初日から期待は少ないままで臨みました。しかし、2週間経った今、このクラスや先生でよかったと思うほど授業は楽しく、とても賑やかです。お医者さんを目指している人や、日本でも難関と言われる大学生達と同じクラスで勉強していると英語に関わらず、持っている知識や言動の差に驚きます。とても興味深く、様々なことを感じるので、いい刺激だと思います。
 今回のクラススケジュールは、ほぼ毎日朝の8時半から2時半までなので、放課後は友達と一緒にタピオカを飲みながら宿題をしたり、ショッピングモールに行ったりします。クラスが離れてしまった友達とあまり会えないのは寂しいですが週末はよく遊んでいます。写真は前のクラスメートとご飯に行った時のものです。先生が変わり、授業進行の形式や課題がややこしいこともありますが、フレンドリーでわかりやすく教えてくれ、面白い先生達です。次のlevel9に行けるように気を抜かず、頑張りたいと思います。

Banff, Yellowknife旅行

 4月末のブレイクウイークでカナダの世界遺産に登録されているバンフ国立公園とオーロラで有名なイエローナイフに行きました。バンフ国立公園では美しくそびえ立つカナディアンロッキーの山々とエメラルドグリーンの透き通った湖のコントラストに感動しました。他にも、1時間ほどかけて登った山頂にある滝を見たり、水の流れによって削られた様々な形の巨大な岩などに登ったりと、壮大な自然を楽しみました。初めて泊まったホステルの知らない人と同部屋には少し疲れを感じさせられましたが、イギリスから来られた旅人の方と仲良くなれたり、共同のキッチンで料理をしたりと、とても楽しくいい経験ができたと思います。
 イエローナイフでは本当に美しいオーロラを見ることができました。白夜に近づく今の季節は暗くなるのが1時から3時ごろまでと短い時間内でしたが、様々な形、大きさをしたオーロラを何度も見ることができました。初日の3時に見た、頭上でとても大きく緩やかに揺れ、静かに消えていったあのオーロラだけは死ぬまで忘れることはできないと思うほど素晴らしいものでした。今回の旅行ではたくさんの自然に触れることができ、壮大な自然の姿に何度も感動した素敵な旅となりました。

Happy Mother’s day

 日本で一つのイベントとしてあるように、カナダでも5月13日は母の日として日頃の感謝の気持ちを伝える大切な日とされています。母の日というのは日本だけで言われている日だと勝手に思っていたので、少しびっくりしました。ちなみに父の日も同じようにあります。母へ感謝の気持ちを込め、贈り物を主にカーネーションを贈るイメージがありますが、カナダでも花を贈るのが定番らしく、お花屋さんで働いているバディーもとても忙しそうにしていました。
 私も本当の母のように優しくしてくれ、いつもお世話になっているホストマザーに花をプレゼントしました。マザーも私を本当の娘のようだよと喜んでくれました。離れてはいますが日本にいる母にも感謝の気持ちを伝えたく日本のお花を予約し、贈りました。この日の夜は、家族全員でレストランに行きました。前日からレストランなどはとても賑わっているようで、店員さんもハッピーマザーズデイと声をかけているのが印象的でした。やはり、イベントを盛大にお祝いする、家族をとても大切にするというカナダの文化の特徴を改めて感じました。
 カナダでの生活が当たり前のようになった今、意思疎通にも困難は少なく、毎日穏やかに楽しく過ごしています。しかし、カナダ生活もあと残り3か月となりました。まだ達成できていない自分の中での大きな目標があるので、気を抜かずに頑張りたいと思います。また残り短いカナダでの生活を全力で楽しみたいです。

寿山教授のコメント

 大学での授業レベルがどんどん上がり、難関大学の学生たちとも一緒に交流できる環境は、今後の自分の進路や就活にもよき影響を与えてくれることでしょう。また、オーロラ体験など現地に行かないと味わえないことをたくさん経験することで人生を豊かにそして行動することの重要性も実感できたのではないかと思います。残り3か月、留学先で経験値をさらに高めて成長してほしいと願っています。