2018.4.6

2017年度寿山ゼミ卒業生(7期生)の4年間を振り返って

 平成30年3月19日(月)、平成29年度卒業証書・学位記授与式が執り行われました。会社勤務等がすでに始まっていて残念ながら出席できなかった学生を含め、寿山ゼミ生全員が無事に阪南大学を卒業致しました。今回卒業した7期生の特徴は、男子が一人、あとは全員女子という女性優位のゼミ構成となりましたが、一人の男性を気遣った優しさあふれる女性陣の気配りと明るさで全員一致協力してゼミ活動を最後まで全力でやり切った印象に残る学年でした。
 特に、寿山ゼミ恒例の自主的学外活動では、キャンパス内における「喫煙調査」を行い、阪南大学における学生たちの喫煙実態を掌握し、その後阪南大学のゆるキャラであるはぴなんを活用した独自の「禁煙キャンペーン」を実施するなど、大学内において積極的に活動を行い貢献しました。また、6期生から受け継いだ「資生堂」との共同プロジェクトをより推し進め、提出期間が短く厳しい要求が多々あったにも関わらず、大変素晴らしい団結力と実行力でそれらを克服して、立派に資生堂に多大な利益をもたらしたことはゼミ生全員の自信に繋がり、人として大きく成長したように思います。一流のビジネス思考を教室内で実践的に学べたこと、自分たちがまとめ上げた企画が認められたこと、そしてその方法等を実施して結果を出したことは、自分自身の夢・目標を叶えるやり方と繋がり、就活を戦っていくうえで大きな心の拠り所にもなったようです。
 このほか、オープンキャンパスや寿山ゼミ独自の学外活動であるシネマ倶楽部でも一緒にたくさん行動を共にしてきました。社会人が多数出席する交流会(神戸ウエディング会議会員交流会)や毎日放送プロデューサーの出版講演会、日本最大の留学生対象就職合同説明会のスタッフ体験では実社会のバイタリティー、アイデア企画力、厳しさなどを知り、ミュージカルや落語などの芸術・芸能鑑賞では感性を磨く重要性に気づき、チョコレート製作体験や蛍鑑賞などのフィールドワークでは社会人と積極的に触れ合う行動が自らの経験値を大いに高めたことを実感してもらえたはずです。
 これらのゼミ活動経験が就活でも大いに役立ち、全員がそれぞれの夢・目標を叶えて卒業していったことを大変嬉しく思うとともに、彼女たちの今後の活躍と幸せを心より祈念しています。最後に、4月から社会人となった7期生に大学4年間を振り返り、寿山ゼミの後輩たちに向けて素晴らしいメッセージ、エールを寄せてもらいました。寿山ゼミ7期生たちの成長を感じる卒業コメントをご覧いただければ幸いです。(ゼミ指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ7期生の卒業コメント

織茂彩華

 2018年3月19日(月)阪南大学国際コミュニケーション学部、国際コミュニケーション学科を卒業しました。4年間の内、3年間を寿山ゼミの生徒として過ごし、社会人になるための基礎力などを学んできました。他にも、就職活動や卒業論文のことについても積極的に取り組んできました。2回生からのゼミ選びで、寿山先生のゼミ活動の内容に魅力を感じ、その思いを先生に伝えました。そして、寿山ゼミに入門することができ、さらにゼミ長に任命され10人以上いるゼミ生をまとめることや、全員で1つのことをするという難しさをゼミ長を通して学ぶことができました。
 3回生の春から1年間のカナダ留学でゼミに携わることができなかった間に、資生堂さんとの共同プロジェクトで頑張っているゼミ生を見て、私も刺激を受けました。その間にゼミ生とは違うことを学んでいましたが、このゼミでは皆が一生懸命に物事に取り組む姿勢があるので、私も助けられることが多かったです。
 これらの年月を経て、3月19日に卒業式を迎えることができました。色々悩んで、努力したことや、みんなで楽しい時間を過ごすことができたこと、全てが大学生活の宝物です。当日、全員揃うことはできませんでしたが、このゼミの一員でいれたことを嬉しく思います。就職で大阪を離れる学生も何人かおられますが、また再会できたらいいなと思います。最後に、いつ何時もご指導し続けてくださった寿山先生、いつも助けてくれたゼミ生みんなに、心の底から感謝いたします。本当にありがとうございました!

田中実梨

 2018年3月19日、阪南大学を卒業しました。阪南大学で過ごした4年間はすごく短い時間だったと感じます。その中でも、寿山ゼミに入ったことは大学生活の中で1番の思い出です。寿山ゼミではたくさんの事を経験してきました。資生堂さんとのプロジェクト、オープンキャンパス、学内の喫煙調査、SA、シネマ倶楽部での落語会や宝塚観劇など他のゼミでは絶対に出来なかった経験だと思いますし、毎回学ぶことがたくさんありました。
2回生のゼミ選びの際に、大学生活で何か学ぶ事が出来るゼミに入りたいと思い、このゼミを選び本当に良かったです。初めて教室に入った時は、知り合いも少なく、人見知りな私はすごく不安を感じました。最初の頃はなかなか馴染めず、意見を出すことや、発表する事はすごくしんどく、他のゼミにすればよかったかな、と感じることもありました。
 しかし、プロジェクトやシネマ倶楽部を経験するうちにだんだん打ち解けられるようになり、最終的にはこのゼミでなければ、4年間頑張れていなかったと思います。このゼミで学んだ事は、絶対にこれからも役に立つ事ばかりですし、本当に3年間寿山ゼミで頑張ってきて良かったと思います。また、支え合ってきた仲間と出会えて本当に良かったです。これから社会人として、学んだ事を生かして頑張っていきたいです。寿山先生、3年間ありがとうございました。

佐藤真帆

 阪南大学に入学し、ゼミ選択の際寿山ゼミを選んだ理由として、自分自身を変えたいとの想いがありました。今までの私は面倒な事は後回しにしたり、逃げていた部分がありました。寿山ゼミに入り活動をして行く事で、自ら行動をいち早く起こす事の重要性やグループで一つのことをやり遂げる難しさとその何倍ものやり遂げた時の達成感を得ました。その甲斐あって、私は以前の自分より成長出来たと実感しています。就職活動も自分の1番納得できる結果になり、自信にも繋がりました。
 先輩方から受け継いだ資生堂さんとの共同プロジェクトでは、高岡部長や社員の方々と何度もお話しさせて頂き、ゼミ生で1つのプロジェクトをプレゼンし、実際に開催して頂きました。自分達で案を出し、本当に実現可能なのか、今後の利益に繋がるのかなどクリアする点が何点もありました。非常に難しかったですが、ゼミ生一丸となり団結力が深まったと感じました。学生の内にその様な経験が出来とても勉強になりました。
 この寿山ゼミで学んだ事をこれからの社会で活かしていきます。後輩の皆さんも、限られた学生生活を存分に楽しんでほしいです。そしてこのゼミを選び、体験した事をご自分のものにし、頑張って欲しいです。ここで出逢えたゼミ生、そしてこれまで沢山のご指導を頂いた寿山先生には本当に感謝しています。楽しい大学生活、ゼミ生活でした。これから社会の一員として私も頑張ります。

前田仁香

 4年間の大学生活は私にとってとても貴重で沢山の成長ができたそんな時間でした。この4年間を振り返り特にそう思える時間は、この寿山ゼミに入ったことがキッカケです。2回生のゼミ選択を終え寿山ゼミに参加し、初めは未熟なあまり、厳しく感じることもありましたが、今では大きく成長し社会で通用する人物に少しでも近づくことができたのではないかと思います。
 特に、多くのゼミ活動の中でも最も印象に残っているのは、3回生の時に行った資生堂との共同プロジェクトです。実際に企業の方とプロジェクトを進めるにあたり、学生と社会人との違いにぶつかり、厳しさを思い知ることもありました。ですが、それを乗り越えた後、結果がついてくる喜びや達成感を感じることができました。結果としては売り上げ、顧客の獲得への貢献を果たすことができ、また私たちも自信へと繋げることができ、すごく嬉しかったです。
 2回生のゼミ選択から約3年間を振り返り、学内の喫煙調査、SPトランプ講座、多くのシネマ倶楽部、資生堂との共同プロジェクトを2回と本当に様々な経験ができました。この寿山ゼミで学び、培った力を社会で発揮できるよう努めて参ります。今まで本当にありがとうございました。

中島啓花

 2018年3月19日、阪南大学国際コミュニケーション学部を卒業しました。高校3年生のときに、直感で「楽しそう」と感じて選んだ阪南大学は本当に充実した4年間となりました。もちろん楽しかったことだけではありませんでしたが、出会えた友達やかけがえのない経験はとても価値のある大学生活でした。
 その中でも2回生のときに自分で選んだ寿山ゼミでは多くを経験し、多くを学び、確実に自分の力となりました。初めは想像していたのとはかけ離れているくらい、やらなきゃいけないことやルールがたくさんあって、さらに初めて会うメンバーは知らない子たちばかりで戸惑っていました。しかし、それらのやらなきゃいけないことやルールは、出来そうで出来ていなかった当たり前のことばかりでした。
 さらに時間と経験を共に過ごし、信頼し合うようになり、今となっては必要不可欠なメンバーです。その中でも資生堂さんとの共同プロジェクトでは社会の厳しさを目の当たりにしました。企業からは利益を考えた企画内容や締め切りの厳守など厳しい指示や、日程的に厳しいというときもありました。しかし、学生特有の力を発揮しプロジェクトの成功へ導けたこと、学生とは違う視点で物事を考え取り組み、成長することができ、とても印象に残っています。
この4年間で出会った友達、ゼミ生、先生、大学に通わせてくれた両親には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。社会人になっても寿山ゼミで学んだことを存分に発揮できるよう邁進していきたいです。それぞれの道に進むメンバーはとてもかっこいいです。ここで限られた信頼できる友達に巡り会えてとても幸せです。ありがとうございました!

蓮井絵理華

 3月19日に阪南大学を卒業することが出来ました。4年間長いようで、あっという間だったように思います。やはり大学生活の中でも、寿山ゼミに入ることが出来たことが一番大きく、入った当初は、人付き合いも不器用で、人前で話すことも苦手な私でしたが、いつの間にか自分の意見を述べたり、質問をしたり、と経験を積むにつれて出来るようになっていました。
 正直言うと、他のゼミよりも厳しく、先生にダメ出しをされることも何度もあり、しんどいな…。と思うこともありました。しかし、資生堂との共同プロジェクトや、禁煙キャンペーン活動、オープンキャンパスなど、他のゼミでは出来ない素晴らしい経験をたくさんさせて頂くことができ、自分自身の成長に繋げることができました!私達ゼミ生に熱く最後まで指導して頂いた寿山先生と、どんな時でも近くで助けてくれたゼミ生みんなに感謝しています。本当にありがとうございました。

吉岡佳奈

 約2年半の寿山ゼミでの活動の中で、多くのことを学ばせていただきました。私はゼミ活動の途中、ゼミ生としてしなければならないことをせず、後回しにして自分のしたいダンスの練習ばかりを優先させてしまっていました。提出の期限を守らなかったり、グループ活動でも他のゼミ生まかせにしてしまっていました。
 ある日のゼミで先生と1対1での話し合いの際に「それはしなければならないことから逃げているのであって、それではこの先目標とする自分になることができない。」と苦言してくださりました。その言葉がとても胸に刺さり、行動を改めようと思いました。「自分のしたいことをするのは大事なことだが、それ以前に社会に参加する上ですべきことを果たさなければ弱い自分のままである。」とおっしゃってくださいました。やるべきことはやるということは、社会で生きていく中で当たり前のことです。ですが、私は先生に忠告していただかなければずっと逃げてばかりの自分であったと思います。本当にこの言葉を聴けて良かったと思っています。
 卒業式の日、泣いてしまってみんなの前で喋ることが出来ませんでしたが、みなさん今まで本当にありがとうございました。寿山ゼミでみなさんから学んだことを活かして頑張ります。なにか心に響くような伝わる演技をするので、どこかで見つけたら応援してください。ありがとうございました。

山野内晃大

 3月19日に阪南大学を卒業しました。入学する前は4年は長いと思ってましたが、4年振り返ってみると本当にあっという間で充実した大学生活を送ることができたと思います。充実したのも2回生のゼミ選択で寿山ゼミを選択したからだと思います。他のゼミよりも課題や行事などが多く大変な面もありましたが、どれも全て貴重な経験になったと思います。
 特に印象に残っているのが資生堂とのプロジェクトです。以前からゼミ内の活動で一つの物事に対しみんなで協力し行動するなどしてきましたが、より本格的な取り組みに最初は最後までやり遂げることができるか不安でした。しかし、みんなで協力し納得のいくまで議論したり現場を見に行ったりと、自ら行動する力や協調性の部分でとても成長できたと思います。また、一つの事をやりきったときの達成感を味わうこともできました。その経験を就職活動で活かすことができ、幼い頃からの将来の夢を叶えることができました。
 寿山ゼミで学んだことはその時は、正直めんどくさいなどと思ってしまうこともありましたが、今後の自分の為になる事ばかりで、自分自身の成長に繋がりました。後輩の方々も今はしんどいと思うことがあるかもしれませんが、必ず自分の為になると思うので最後まで根気よく頑張って欲しいです。4年間本当にありがとうございました。

兼城亜須紗

 2018年3月19日、阪南大学を卒業しました。大学進学で大阪に出てきて様々な経験をすることができました。私の大学生活はゼミ活動での経験が大きいと感じています。就職のことを考え寿山ゼミに入ることに決めました。今までは、手を挙げて質問することはあまりしてこなかったのですが、寿山ゼミに入り質問するということも増えていき、その経験が就職活動をしていく中で助けになったこともありました。レポートを書く機会が多かったり、人前で話すことが多かったり、ハードスケジュールな時もあって、厳しいと感じることもありましたが、そのような経験があったからこそ自分に力をつけることができたと感じています。
 私が一番印象に残っているのは資生堂との共同プロジェクトです。先輩たちから引き継いだ資生堂プロジェクトですが、良い刺激を与えてくれました。社会の厳しさを、身をもって感じることができましたし、入学当初から興味があった化粧品業界ですが、より一層関心が深まりました。そして、4月からは化粧品に携わるお仕事ができることを嬉しく思います。      
 大学生活で共に様々な経験をしてきたゼミ生と、様々なことを教えてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。今就職活動中の後輩やこれから就職活動を迎える後輩たちも、きっと大学生活の中で社会人になるための力をつけてきたと思うので、自分を信じて目標に向かって全力で取り組んでほしいです。

久家彩也花

 3月19日に阪南大学を卒業しました。入学当初は、4年間長いんだろうなと思っていたのですが、あっという間に月日が経ち卒業を迎えました。1回生の頃は、阪南大学にいても毎日授業をこなすだけで、社会人へ向かって成長する学びが受けられるのか大変不安な思いをしていました。そんな中、2回生になりゼミ選びで寿山泰二教授の人柄に惹かれ、寿山ゼミへ入ることを決意しました。
 寿山ゼミに入ってからは私の大学生活が大きく変わりました。チャンスは待つのではなく、自分から行動して掴みに行くものと教えていただき、今まで何もかも受け身であった私が、自ら行動を起こし沢山の人と関わり、多くのチャンスを掴むことが出来ました。そして、そのチャンスを自分のものにすることも出来ました。また、3回生になると就職活動の準備と資生堂プロジェクトを同時並行で進めることとなり、期限が短い中、みんなで計画を立て提案したり、一人一人の役割が重く大変な時期もありました。
 それでも課題をクリアし、計画を全うさせたときの達成感は素晴らしいものでした。就職活動の準備の面では、寿山教授の「就職活動実践対策講座」を受け、就職活動をするにあたっての基本やマナー、面接練習まで全てご指導いただき、4回生での就職活動で大いに実力を発揮し、寿山ゼミで今まで学んできたことを活かすことができました。
 夢であった繊維商社の一般職に内定が決まった時は、今まで寿山ゼミで頑張ってきて本当に良かったと心から思いました。卒業論文製作では、自分の思っていることをグラフにしたりデータで表したり、その説明を文章にすることがいかに難しいことか身に染みてわかりました。辛くて心が折れそうな時もありましたが、寿山教授の熱心な指導を受け、諦めずに最後までやり遂げることができました。
 寿山ゼミで過ごした3年間は、目標を達成するためであれば、何事にも熱心に粘り強く追求し続けることが大切という気持ちを持って多くのことを達成してきました。社会人になっても、寿山ゼミで学んだことを忘れずに全てのことに好奇心を持って自分を磨き上げていきたいです。寿山ゼミで過ごした3年間本当に幸せでした。一生の仲間です。ありがとうございました。

中村奈津美

 私は、入学当初は夢に向かって頑張る気持ちでいっぱいでした。しかし2回生の頃、このままで本当にいいのか、ここで何を学んでいるのだろうかと疑問を持ち始め、そのまま社会人になっていくことが不安になっていきました。そして、2回生の前期でゼミ選択をする際に、他ではできないような経験ができると思い、寿山先生のゼミを選びました。私は決して優秀ではありませんでしたが、寿山先生のもとで学ばせて頂ける機会を頂き、この3年間で、少しずつではありますが成長し、社会人としての土台を作ることができたのではないかと思います。
 ゼミ活動の中で一番印象に残っているのは、資生堂さんとの共同プロジェクトです。仕事というものを知り、その厳しさや達成感を感じることができました。自分たちで企画していく過程の大変さや、実現することの難しさも教えて頂けて、本当にいい経験をさせてもらうことができました。このゼミ活動で経験したことは入社してから必ず活きてくることですし、他の新入社員より一足先に社会人としての責任や厳しさを感じることができたことで、入社前に自信に繋げることができました。
 そして、同じゼミの後輩のみなさんが素晴らしい企画を立て実行している姿を見て、私も本当に嬉しく思いましたし、代々、寿山先生がこのような特別な機会を与えて下さっていると思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。また同様に、沢山支え合ってきた同期生たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。3年間、今までありがとうございました!

滝谷妃史

 平成30年3月19日、阪南大学を卒業することができました。この4年間を振り返ると本当に充実した意味のある大学生活であったと思うことができ、阪南大学を卒業できたことを心から誇りに思います。中でも寿山ゼミで過ごした3年間は、特に私を成長させてくれたと感じています。
 寿山ゼミでは3年間を通して自己分析を行い、自分の興味・関心のあるものは何か、自分の能力とは何か、自分の価値観とはどのようなものなのか、そしてそれらを満たす仕事・職業について時間をかけて考えることができました。寿山ゼミに入る前までは自分の夢が見つからず、夢の実現に今すべきことも分からず、将来を不安に思っていました。しかし寿山ゼミでの3年間で、私は自分の本当にやりたい仕事、自分の価値観に合った仕事、自分の能力を発揮できる仕事を見つけることができました。
 またそれだけではなく、やっと見つけた夢を実現することができました。その力を私につけてくれたのも寿山ゼミでの活動のお陰だと感じています。そう思うのは2回生で行った喫煙調査活動や3回生で行った資生堂プロジェクト、2年間参加したオープンキャンパス、その他にも数えきれないほど沢山の貴重な経験があるからです。結果を出せず、苦しい思いも何度もしましたが、ゼミ生達と協力し合いながら困難を乗り越えてきました。この経験が私を成長させ、夢を叶える力を与えてくれたのだと実感しています。
 寿山ゼミの後輩の中にも、私のように困難にぶつかり、苦しんでいる人がいるかもしれません。しかしそれを乗り越えることができれば、きっと夢を叶えることができるので、今後も一生懸命に寿山ゼミでの活動に取り組んでください。応援しています。

早川琴果

 このたび阪南大学国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科を無事に卒業することができました。4年間あっという間でしたが、大学卒業することができ、大きな節目を作ることができたので、自分の自信と思い出になりました。
 2回生の後期から寿山ゼミに入り、たくさん貴重な経験をさせて頂きました。資生堂との企画や、禁煙キャンペーン活動、卒業論文など、時には課題が終わらないと焦ったり、他の事と並行する難しさや大変さを感じる時もありましたが、そのお陰で時間の作り方や自分のペースを学ぶ事ができました。またゼミ生も明るい子が多く、大変な課題も一緒に行う事で、前向きに取り組むことができたので感謝しています。一人だと思い浮かばないことも、みんなと話す事でたくさんアイデアが出ました。そういった経験も他の授業ではなかったので、ゼミで経験できて良かったです。
 最後になりますが、2年半ちゃんとした社会人になれるように指導して下さった寿山先生と、一緒に活動してくれたゼミ生の皆さんに本当に感謝しています。私は3月から入社したので、卒業式には参加できずとても残念でしたが、これからゼミで学んだことを糧に社会人として頑張っていきます。皆さん本当にありがとうございました!