2018.1.22

2017年度ゲルフ大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生

2017年度ゲルフ大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生 成江美織

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の成江美織です。ついに新年を迎え、ゲルフ大学での授業も再開しました。今回5回目のレポートでは、「新しいクラスと授業」「Happy New Year! at NY」「ホームステイ先で学んだこと」について報告させていただきます。

新しいクラスと授業

 年末休暇が終わり、また新しいクラスでの授業が始まりました。クラスメートはすでに知っていた人ばかりで中国人が多いです。レベル6になり、初めてディベートをしました。一つの議題に5分ほどディベートするというまだ練習のようなものでしたが、私にとっては大変難しいものでした。カナダに来て4か月が経ち、自分の英語に少し自信を持って話せるようになったかなという時だったので、本当に大きな打撃を受けました。
 英語力の問題だけでなく、引っ込み思案やシャイな性格などという様々な問題に悩まされました。しかし、2回目はより発言できるようになり、少しですが成長を感じられた時は本当に嬉しかったです。新レベルの序盤から不安なことも多いですが、辛い時こそ成長できるチャンスだと考え、楽しみながら頑張りたいと思います。

Happy New Year! at NY

 新年は一生で一度は行ってみたいと思っていたニューヨークのタイムズスクエアで迎えました。毎年カウントダウンは家でコタツに入り、家族と一緒にのんびり過ごすので、世界中の人々が集まっているニューヨークのタイムズスクエアで迎えるというのは本当に刺激的であり感動的なものでした。14時間極寒に耐え抜き、世界中から集まった推定100万人の人たちと一緒にカウントダウンをしたことは本当に今でも信じられないくらい貴重な体験であり、一生の思い出になりました。
 全米に放送されるテレビの中継にも何度か映り、家で見ていた友達やホストマザーたちがとても興奮していたらしく、それもまた一生の自慢話になると思います。カウントダウン以外にもニューヨークのたくさんの名所を訪れ、どれも大変刺激的で心踊らされるものばかりでした。憧れの地で始まった2018年も、とてもいい年になる気がします!

ホームステイ先で学んだこと

 留学でホームステイするとなるとホストファミリーはとても重要な部分であると思います。私はこれまで、一人暮らしをしたこともなく、日本ではずっと家族と一緒に住んでいたので、他人の家で長い期間暮らすのはこの留学で初めての経験です。他人の家、さらには文化の全く違う人と一緒に暮らすのは思っていたよりも大変で、何度もカルチャーショックを受けました。
 しかし一方で、もちろんこれらの悩みからたくさんの学びがあります。日本人特有の、遠慮や我慢はこちらでは悩みのタネになることもあり、相手を思って伝えないということはより悪い状況を招くということを実感しました。まだまだこれからもたくさんの壁にぶつかることもあるかもしれませんが、それがこちらでの文化であり、今しか体験できないことであるので、前向きに捉え、違いを楽しめていけたらいいなと思います。
 お友達のホストのお家に遊びに行かせてもらう時もまた違う暮らしや、海外っぽい!と惹かれることも多くとても楽しいです。写真は先日、日本では成人式だった日に友達のホストが晩ご飯に招いてくれた時のものです。私もそうでしたが、海外のお家というのは大きく、素敵なインテリアなども憧れであると思います。初心を忘れず感謝の気持ちを持ってホストファミリーとの時間を楽しみたいと思います。

 カナダに来てから早5か月が経とうとしており、様々な面で悩みを抱えることも多くなりました。その分それらを乗り越えた時の成長や学びは本当に嬉しく、貴重なものです。これからも前向きに立ち向かい、たくさんの学びを得られるように頑張りたいと思います。

寿山教授のコメント

 授業の方はさらにレベルアップしてかなり大変なようですが、ディベートを英語で行うことはさらなる論理力を身に付けるチャンスとなります。この機会を活かして語学力だけでなく、世の中で必要とされる社会人基礎力を留学生活を通してより実践的に学び、身に付けてもらいたいです。