2017.12.18

2017年12月1日(土)寿山ゼミ主催の「世界一のショコラティエ小山進氏ショコラセミナー」が大盛況のうち無事終了致しました!

2017年12月1日(土)寿山ゼミ主催の「世界一のショコラティエ小山進氏ショコラセミナー」が大盛況のうち無事終了致しました!

 2017年12月2日(土)阪南大学本キャンパスにおいて、寿山ゼミ3回生が主催する世界一のショコラティエであり、テレビ番組「情熱大陸」を始めとするマスメディアに数多く出演されているエスコヤマのオーナーパティシエ小山進氏による「ショコラセミナー」がお陰様で大盛況のうちに終了致しました。
 本年10月末にパリで開催されたフランスで最も権威あるショコラ愛好家たちのクラブ「C.C.C.」のコンクールで7年連続の最高位“ゴールドタブレット”に輝いたばかりの小山進氏のショコラ(SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2017)4種をご本人自ら企画意図や製作秘話などを交えた解説付きで試食できるという贅沢極まりないセミナーを参加者のみなさんと一緒に共有しました。
 さらには、大学構内で行う特別なショコラセミナーということで、ゼミ生たちが企画した私寿山と小山進氏が「キャリア」対談を行い、世界一に成り得た考え方や行動の仕方、人生の生き方まで若い学生たちに伝えていただきました。目の前に迫った就職活動に役立つ話だけでなく、今後の方向性や内なるモチベーションをも湧き立たせる素敵なヒントがいっぱい詰まった大変有意義なセミナーであったとのコメントが多数の参加者から寄せられました。
 また、ショコラセミナー終了後には、小山進氏ご本人から寿山ゼミスタッフ一同にサプライズとして、エスコヤマのスペシャルホールケーキを6種類もプレゼントしてくださり、みんな大喜びするとともに、その気配りの世界的レベルを目の当たりにできたのはとてもよい勉強になりました。インスタ映えする6種類のケーキはその後の寿山ゼミの打ち上げでみんなで仲良くシェアしていただき、その美味しさにさらなる感動が広がしました。
 そしてその夜、小山進氏がインスタグラムで「阪南大学寿山ゼミの生徒さん達が企画、運営してくださったショコラセミナー&キャリア対談、無事に終了しました。素敵な企画でした!!楽しかったです。ずっと前から何度もエスコヤマに打ち合わせに来てくれ細部に渡り素晴らしいクオリティを追求してくれましたね。本当にありがとうございました。またやりましょうね。」と最大級の賛辞をいただいたのでした。
 1年前の12月、ゼミ生全員がエスコヤマを訪れ、自らそのスイーツのお味と周りの施設が醸し出す雰囲気、従業員たちのおもてなしなどを体験し、その感動を同世代の若者たちと共有すべく計画したショコラセミナー。半年後の今年6月にゼミ代表者が再びエスコヤマを訪れ、世界一のショコラティエ小山進氏の前で自分たちの企画したショコラセミナー案をプレゼンしました。確かな手応えを掴みながらも開催まで問題は山積していました。
 何度も挫折を繰り返しながらも最後まで粘り強く諦めずにやり抜いたからこそ、最後に最高の達成感を味わうことができたように思います。この1年で世界最高峰の人と一緒にビジネスを成功させた経験はゼミ生たちにとって最高の自信と思い出になったと思います。そして、3回生をサポートしてくれた同じく寿山ゼミの2回生と4回生、大変貴重なお休みの日に朝早くから夜遅くまでスタッフとしてお手伝いしてくれたこと、学年を超えて寿山ゼミ総勢40名が一堂に会して協力し合えたことが一番嬉しかったです。
 最後に、小山進氏並びにエスコヤマのスタッフのみなさまに改めてご協力いただきましたこと深く感謝申し上げます。また、学内施設を使用させていただきました大学関係者のみなさまにも御礼を申し上げます。そして、たくさんの学生及び一般の参加者のみなさま、ご来場いただき心より厚く御礼を申し上げます。なにかと行き届かぬ点があったかと存じますが、温かい目で見守っていただき本当にありがとうございました。ご参加くださりましたみなさまに一つでも心に残るものがあったならば幸いです。それでは、企画・運営したゼミ生たちのコメントをご覧ください。(指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ3回生のコメント

津田晴菜

 私たちゼミ生はエスコヤマのパティシエである小山進さんが出演されている「情熱大陸」を拝見し、モノ作りの難しさ、何事にも丁寧に挑む姿勢に感動し合同プロジェクトを企画したいという気持ちが生まれました。私たちはより多くの学生にエスコヤマのことを知ってほしいという思いから、大学でセミナーを行うことで学生からの認知度向上に繋がると考えました。そのためにまず私たちがエスコヤマのことをもっと知るために神戸三田の本店に伺い、大学内でアンケートを取りました。
 いざ合同企画をするとなるとエスコヤマ側への交渉・確認や大学側への許可などを取ることが多々あり、想像していたものよりもはるかに大変なことがありました。しかし、ゼミ内で細かく役割分担をすることで、よりスムーズに作業が進んでいきました。取り組んだセミナーは無事成功し大変なことが多かった分、とても達成感が得られました。セミナーに足を運んでくださった方々に、「面白かった」「来れてよかった」というお声を沢山いただき、とても嬉しくやりがいを感じました。
 ゼミ生一丸となって今回の合同企画では、初めて経験することばかりでとても刺激をもらいました。この合同企画を通し、さらにゼミ生の団結力が深まったと感じました。また、セミナー当日3回生ゼミのメンバーはもちろん、2,4回生の方にもサポートしていただき、本番直前まで細部にこだわったことでより良いものになったと思います。このことから、何かを成し遂げるには団結力が必要不可欠だということを学びました。

佐藤愛理

 小山進シェフとショコラセミナーをすると決めたきっかけは、ドキュメンタリーを見たという些細なきっかけでした。寿山ゼミとして本格的に始動して間もない時期、向かっていく対象物が大きすぎて本当に開催出来るのかという不安は大きく、それは当日が終了するまで消えることはありませんでした。
 話が進んでいくにつれ、学部長を巻き込み学校をあげた企画となりやるしかないという熱い気持ちとは裏腹に、問題が次々に起こり企画開催を諦めそうにもなりました。さらに人数集めにも苦労しましたが、どういう伝え方をすればゼミ生の真剣な気持ちや企画の魅力が伝わるか改めて考えるきっかけにもなりました。そして100人を超える参加者が企画終了後『美味しかった、楽しかった、学びがあった』と感想を残し、笑顔で帰っていく姿を見ると、やはりこの企画には意味があって開催できてよかったと心から感じました。
 小山シェフのチョコレートは、1曲の音楽ありきで少しずつ食べることで 繊細な味や香りを感じることができ、4粒で気持ちが満たされました。常に疑問を持ち追い続ける姿勢がクオリティの高さにつながり、そして小山シェフが大切にしている人を思う気持ちがお客様の笑顔に変わっているんだと感じました。2時間半のショコラセミナーとは思えないほど多くの学びがありました。これほど素晴らしいセミナーが出来たのも多くの人がいろんな所で関わってくれたからだと感謝しています。

堀 愛佳

 阪南大学寿山ゼミとエスコヤマのコラボ企画を終えて、ここまでゼミ生と準備して、当日を迎えられたこと、そして大勢のお客様を踏まえて、この企画を開催するために協力してくれた方々に感謝の気持ちがあります。ゼミの時間に小山進さんの「情熱大陸」を拝見し、この方と是非コラボ企画がしたいという私達の小さな願いが、1年間かけてここまで大きくなりセミナーを開催できると分かった時、感動と喜びがありました。学生対象のアンケート、ショコラセミナーの準備や集客、他にもたくさんの課題や問題があり、みんなで分担し、1つ1つ丁寧に対応していくことで少しずつではありますが、成功に近づいていることが実感出来ました。
 当日のショコラセミナーの内容は、想像以上に興味深い話ばかりでチョコレート作りやその他のスイーツ作りにこだわる小山さんの熱い気持ちや、仕事をする上での大切さを教えていただきました。寿山先生と小山さんの対談でもこれから社会に出る私達学生の為になる話ばかりで、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました。小山さんもおっしゃっていたように、常にクリエイティブさを持ち、殻を破り色々な経験をしないといけないなと感じました。
 学生時代にこのような大規模のビジネス経験をさせていただけるのは寿山ゼミの特権であり、今後の就職活動、そして社会人になった時の大きな励みになると感じます。今回のコラボ企画、ショコラセミナーを通して1年前の私達とは何倍も成長できたと感じますし、私自身そう実感します。そして、3回生だけではなく、寿山ゼミ全体でこの企画を成功させることができたので、2.4回生の手助けも本当に力になりました。4回生が資生堂の企画を私達3回生に繋げてくれたように、今度は私達が2回生にこのエスコヤマとのコラボ企画を繋げられたのではないかなと思います。終わって安心するのではなく、今後のゼミ活動も今以上に精進して取り組んでいこうと考えています。

込山 楓

 私は今年の春から編入して来て、半年間しか関わっていませんが、みんなが1年前から企画していたショコラセミナーを開催すると聞いた時、最初は簡単に開催することが出来ると思っていました。ですが、実際に準備をして行くうちに、沢山の困難にぶつかり、開催することは不可能ではないかと思うようになりました。
 最初は阿倍野ハルカスキャンパスで開催する予定でしたが、暖房が切れないという問題だったり、人数があまり入らないということから、学校で行うことにしようという話になりました。ですが、そこからも学校の許可などが沢山いり、何度もみんなで話し合ってどのように説明したら許可を貰えるかなどを話し合い、やっと許可をいただくことが出来ました。
 その他にも学生を中心に集めようというセミナーだったため、自分の友達を片っ端から声を掛けて呼んだりしました。また、一般の人も集めるために先生の研究室を回ったりして必死に人を集めたりしました。今回、ショコラセミナーを通してたくさんのことを学ぶ事が出来ました。まず、自分たちで企画し、提案し、それを実現されることの難しさをとても感じました。
 途中でショコラセミナーを開催することは不可能ではないかと感じていましたが、寿山ゼミ3回生のみんなが諦めずに頑張り、沢山の人に支えられたからこそ開催出来たのだと思います。沢山の困難にぶつかりましたが、それを乗り越えることができ、普通では経験することの出来ない貴重な経験をすることが出来て本当に良かったです。

針木妃菜子

 一年前から企画していた、エスコヤマとの共同プロジェクトが、成功にて幕を閉じました。このショコラセミナーでは、私たち学生が主体となり、企画から実行までを担ってきました。企画理由としては、小山進さんのパティシエとしてのお菓子作りの姿勢、また、すべての職業に生かせる小山さんが考える、「ものづくり」の観点を広める場を提供しようと考えたからです。
 まず初めに、学内でのエスコヤマの認知度調査を行いました。そこで、その調査結果を、自分たちで三田にあるエスコヤマまで持っていき、協力を要請しました。学生主体でやるセミナーなので、チョコレートを広めるだけでなく、これから就活を控える学生へのアドバイスを含めたり、一般の方にも楽しんでいただけたりできるようなセミナーを目指し、集客活動や設営を行いました。
 企画当初には思いもしなかった、トラブルが発生し、ゼミの時間を最大限に使って、皆で話し合ったり、エスコヤマとの連絡、ゼミ生内での連絡をこまめにしたりと、苦労も絶えませんでした。
 本番を終え振り返ると、準備期間の長さから、セミナーはあっという間に感じました。それは、今まで自分たちが全力で準備してきたためであると感じ、本番の成功もその賜物であると考えます。セミナー後、来場者の方々の満足の声を聞き、とても嬉しく感じます。本番当日お手伝いしてくださった寿山ゼミ2・4回生、大学関係者の方々、そしてエスコヤマの方々に感謝を申し上げます。

川邉実咲

 12月2日(土)es koyamaと阪南大学寿山ゼミの合同ショコラセミナーを実施しました。 ゼミ生全員の努力の結果、1年をかけ開催が実現化されました。私たちが2回生の時に「情熱大陸」を拝見し、沢山の刺激を受け、他の学生にもこのような刺激を共有したい。と始めたこの企画は、本当に大変なものでした。エスコヤマさん側はもちろん、大学への様々な許可や会場となる教室で希望する場所がその日使えないなど、何かをクリアするとまたすぐに次の問題が発生という状況を何度も繰り返し、初めに想像していた大変さをはるかに超えていたように思います。そして、一つのものを作りあげるのにこんなにも協力が必要で、団結力がいるんだという事を実感しました。
 この団結力は日を追うごとに実感できるものでした。はじめは何をするにも時間がかかっていましたが、時間をかけ過ぎる事なく取り組めるようになったり、当日の変更にも対応できた事など自分たちの成長に気づけた時、このメンバーで良かったという感情と、ゼミ生全員はもちろん、ゼミ長副ゼミ長がより沢山努力をしてくれていたという事への感謝など、沢山の感情が込み上げました。
 そして、当日には2回生4回生が朝早くから協力してくださり、準備から本番、片付けまでとてもスムーズに行えました。このような上下合同で行えた事がとても嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいでした。このショコラセミナーでの経験を活かし、次に進みたいと思います。

池田菜見子

 12月2日、約1年前から目標を立てて行動していたes koyamaと寿山ゼミ共同企画、ショコラセミナーが成功しました。ここまでくるには、容易では無く皆で協力し切磋琢磨し合ったからこそ成功したのだと感じています。誰か特定の人が頑張ったなどではなく、誰1人欠けては成功しなかった企画、共同セミナーだったと思います。ゼミの授業で、「情熱大陸」を拝見し小山進さんの"丁寧さ"に魅力や感動を抱いた事。それにより、皆で三田にある本店eskoyamaに足を運び、自分の目でどの様な店、商品であるのか拝見致しました。私たちが、感じた事を他の方々にも知って頂きたいと感じました。
 セミナー開催に至って、自分たちで1人6名集めるといったノルマを課したり、多くの方にこのセミナーの良さや目的を伝え、興味を持ってもらう事。開催場所、特定の日、都合の面でも決して容易ではありませんでした。沢山の方々に声を掛け、集まった6名。ショコラセミナーに興味がある人がいれば、チョコレートが好きだ、といった様々な方々に来て頂きました。当日、沢山の方々が来ている姿を拝見し、とても嬉しい気持ちと約1年かけて考えた事が形となっている姿に感動致しました。
 朝早くから、2回生、4回生の方々も来て協力してくれた事。寿山ゼミ3回生だけでなく全体で活動できた事に、とても嬉しく感じています。セミナー終了後には、小山進さんにも賞賛を頂け、光栄であり最高の経験をしたのだと改めて感じる事が出来ました。学生に、為になる話をして頂いた事。それを聞き、目標、夢を叶える重要さを再確認出来ました。私は、夢があるので小山進さんの話を忘れずに、諦めずこれからも頑張っていきたいと思います。

山中貴大

 エスコヤマ株式会社様のドキュメンタリー番組を拝見したところ、エスコヤマのパティシエである小山進さんの熱い思いを若い世代にも是非伝えたい、世界で活躍されている貴重な経験を是非聞かせていただくことで学生の成長に繋がるのではないかと考え、私たち自身でセミナーを企画することになりました。しかし、この企画を成功させるという目標までに長い道のりでした。
 振り返ってみると順調に物事が進んだことは、ほとんどありませんでした。集客方法に関する問題、場所の確保、経費に関する問題等、話し合わなければいけないことが沢山出てきました。それらをまとめて提案をしたら、問題が連続して出てきました。しかし、ゼミ生全員で問題を解決するために役割分担をし、1つ1つの問題を解決していきました。
 そして、およそ1年間かけてようやくエスコヤマ株式会社との合同企画、ショコラセミナーの開催に辿り着くことができました。結果、およそ1年間かけて取り組んできた甲斐があって、無事成功に終えることができました。この活動を通じて、利益を上げるというビジネスの視点の難しさを実感できたことに加えて、ゼミ生全員でうまくいかないときでも協力し合い一つ一つ乗り越えてセミナーを成功できたことに大きな自信と達成感を得ることができました。
 最後に、この素晴らしいセミナーに貢献してくれた2回生4回生の方々、そしてお忙しい中このセミナーを引き受けてくださった小山進さん、エスコヤマ株式会社の社員の方々に感謝を申し上げたいと思います。

北川芹奈

 エスコヤマセミナーを終えて、1年前に企画したことが素晴らしい形で終えられたことを本当に嬉しく思います。この企画を始めた時はどんな感じになるのか想像もつきませんでしたし、苦戦することがたくさんありました。ハルカスキャンパスでの実施が変更になったりと簡単に物事を進めることが出来ず、セミナーを開催することすら難しいのではないかと考える時もありました。けれど、みんなの意見を言い合い話し合いなんとかセミナーを開けることが出来ました。そしてこのセミナーをしたことにより沢山の学びを得ることが出来ました。
 本当のチョコレートの食べ方は一口で食べるのではなく、半分残すことによりチョコレートの美味しさがより味わうことができるのです。そして、小山進さんがおっしゃっていた、自分にしかない得意技を持つことが大事と言うことです。私はこの言葉が自分にとても響きました。小山進さんは自分の得意技を持っているから今こうして世界中で人気になっていると思いました。就活に備えている私にとってはいい言葉であり、今からでも自分にしかない得意技を身につけようと思いました。
 この1年間長かったようで短くも感じます。自分たちで企画を考え始め、実施するまでに至れたことは、はじめての経験ですし、このような経験はこの寿山ゼミでなければできなかったと思います。そして私たち3回生のみんなで経験できたことが嬉しいです。お忙しい中当日の準備を2回生、4回生にも手伝ってもらい本当に感謝しています。ありがとうございました。

渡辺祥子

 12日2日私たちが約一年間ずっと目標に勤しんできたエスコヤマと阪南大学寿山ゼミのコラボ企画『小山進さんのショコラセミナー』が無事に幕を閉じました。一年間と言っても私は半年間留学で抜けてしまっていましたが、同じように企画に参加させてくれたことが嬉しく感じました。みんな最後まで役割分担されたそれぞれ各班が力を出し切れた気がします。
 また、寿山先生にご指名を頂き司会と言う私個人の新たな挑戦もありました。すごく緊張もあり、みんなで作り上げてきたものを自分が台無しにしてしまったらどうしよう、小山進さんに失礼があればどうしようと不安もありましたが、打ち消すように練習を重ねて本番に挑みました。また、始まる前の励ましや、終わってから『良かったよ』と声をかけてくれるゼミ生の仲間たちと参加してくれた友人たちの暖かい心遣いに触れることもできました。私自身100点の司会ではありませんでしたが、この素晴らしい機会に新しい事に挑戦し出来た事は大変嬉しく誇りに思います。
 小山進さんによって込められた想いを知り、香りを感じて半分頂き、他のチョコレートの後にまた残りの半分を頂くというチョコレートの食べ方を教えて頂きました。この食べ方をする事により普段は何気なく食べていたチョコレートとは格段に違う特別なチョコレートを深く感じることができました。これは食べ方の他に小山進さんのチョコレートに対する熱い想いや、まっすぐな生き方が反映されているのだと感じました。
 セミナーを終えた後、写真を撮る際に小山さんから頂いた6つの種類のホールケーキの有難い差し入れを見て、達成感と温かさとでいろんなものが入り混じり涙が出てしまいました。私たちが企画したものが貴重な経験として実現出来た事に関わって下さった全ての方々に感謝で一杯です。この日、この一年間の学びを今後に活かせる様にこれからも成長していきたいと思います。

佐藤真実子

 12/2(土)にパティシエ・エスコヤマの小山進さんを阪南大学にお招きしてのショコラセミナーを無事成功に終えることができました。このセミナーは約1年前、ゼミの時間に小山さん出演の「情熱大陸」を拝見し、小山さんのお菓子を作るうえでの熱い想いや丁寧さ、伝えることの重要性について知り、より多くの若い世代に知ってもらいたい、学生の成長に繋がるのではないかとのことから始まりました。
 企画当初、ゼミ生全員で兵庫県三田市にあるエスコヤマに足を運んだ際、お菓子ごとに建物がいくつもに分かれていて、その世界観に驚き、感動したことを覚えています。それからは大学生を対象としたお菓子に関するアンケートを実施したり、エスコヤマ側に企画をプレゼンするためパワーポイントを作成しました。ショコラセミナーを開催すると決定してからは、開催場所や宣伝方法、集客などを巡り様々な問題が発生しました。阪南大学という枠の中でも様々な規定があり何をするにも許可が必要なこと、自分の説得でチケットを購入していただく難しさなど社会の厳しさをたくさん学びました。
 そして、セミナー当日は2回生・4回生にもお手伝いいただき、とても心強かったです。受付から座席への誘導もスムーズに進み、安心して小山さんをお迎えできました。世界一のチョコレートとそれに関するユーモア溢れるお話、将来に関するお話を拝聴し、無事セミナーが終了しました。後からSNSを見て、来場者の方にも小山さんにも満足していただいたようでとても嬉しく、私も達成感を感じることができました。学生のうちに切磋琢磨できる仲間と協力してこのような素晴らしい経験ができたことを自分の糧にしていきたいと感じます。ありがとございました。

神田彩海

 2回生の後期に小山進さんの「情熱大陸」の映像を観た時、物事における丁寧さやお菓子に対する情熱に惹かれ是非とも阪南大学でショコラセミナーをして頂きたいと考え、約1年間様々な問題を乗り越え、12月2日にショコラセミナーが実現いたしました。企画をしてからセミナーに至るまで場所や集客人数の調整など計画通りに行かないこともありましたが、問題に直面しても試行錯誤を繰り返しながら、随時確認を怠らず先のことを逆算していくことで問題を乗り越える事ができました。
 それに加え副ゼミ長の2人やゼミ生の皆と役割分担をして計画を進めていきましたが、目の前の事に一生懸命に、成果を生み出す姿を見て改めてゼミ生の皆偉大さや尊敬の気持ちが高まりました。阪南大学でショコラセミナーをするという目標を掲げここまで計画してきましたが、活動していく上で受け身ではなく自ら行動すると言う事が私自身一番に身につき、痛感した事です。’’誰かがやってくれる’’ではなく’’自分がやる’’という気持ちをこれから大切にしていきたいと思いました。
 セミナー企画を始めて約1年間反省と学びの一年でしたがそれが大いに自分の力になっています。世界一のパティシエ、小山進様との共同企画に携わる事ができ、非常に良い経験をさせて頂きました。そしてゼミ生皆と企画を成功させる事ができ本当に嬉しく思っております。貴重な体験と自分の成長を大いに感じる事ができた企画でした。学んだ事をこれからの人生においても大切にしていきたいと思います。

出田百恵

 私達は2回生の後期に小山進さんの「情熱大陸」を拝見いたしました。そこで小山さんの丁寧さや教育論など様々な部分に感銘を受け、早速ゼミ生で兵庫県三田市のパティスリーに伺いました。そこでのお客様に対するおもてなしは細部まで丁寧さがつまったもので、商品や建物はもちろん店内BGMまで全てにこだわりを感じ、これらの監修を務める小山さんに是非本学の生徒に向けてお話をして頂きたいと感じたこの日からゼミ活動は本格的に始まりました。約一年間の準備期間の中で挫折しそうになった事も多々ありましたが、周囲の協力や小山さんの寛大さ、様々な事がこの企画を成功に導いてくれたのだと感じます。
 副ゼミ長として、ゼミ生にはきつい課題や目標を掲げる事もありましたが、全員が一生懸命付いてきてくれ、課題や目標を達成できた事は私にとってとても嬉しかった出来事であり、これから何か企画をする時や壁にぶつかった時に、このメンバーなら達成出来るという自信にも繋がったと感じます。
 更に、この企画を行うにあたり、上記の方々だけでなく、様々な大人の方の協力がありました。時には自分達の甘さからご迷惑をお掛けする事もありましたが、その様な時でもしっかりと対応してくださったことは生徒へのフォローが手厚い阪南大学、更に寿山ゼミだったからこそ成功という形で終えることができたと思います。お忙しい中、1年間という期間に渡って成長する機会を与えてくださった様々の方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

岸田 渚

 12月2日(土)eS KOYAMA×阪南大学寿山ゼミによる、『小山進氏ショコラセミナー』を開催しました。2回生の後期にゼミの時間内において、小山進さんの「情熱大陸」をゼミ生と共に観たのがきっかけとなり、小山進さんのお菓子を作るうえでの「丁寧さ」「伝える」ことの重要さ・情熱に感銘を受けました。そこで是非、小山進さんと共同プロジェクトをさせていただきたいと考え、阪南大学でのショコラセミナーを目標に掲げ、動き始めました。 
 まずはチョコレートに関するアンケート調査、次に実際にゼミ生と共に三田にあるエスコヤマに訪れ、お店の雰囲気やスイーツを体感させていただきました。そこから私たち寿山ゼミを知っていただくために、もう1度エスコヤマに訪れた際には実際に小山進さんにお時間をいただき、プレゼンテーションをさせて頂きました。実際に企業の方の前でプレゼンテーションをするのは初めてで、今までに感じたことのない緊張感で、終始手が震えていました。
 しかし、お忙しい中お時間を割いて、学生の話を聞いてくださり、貴重な話もしていただき、私にとって忘れる事のない日となりました。小山進さんに阪南大学でセミナーをしていだだける事になったのですが、それまでの準備は思っていた以上に辛く、様々な問題の壁にもぶつかりました。しかし、この困難を乗り越えられたのも仲間のお陰であり、協力し合う事の大切さにも気付くことができました。
 そして、ついにショコラセミナー当日を迎え、無事に終了することができました。私自身あまりセミナーに参加できなかったのですが、参加してくださった方から「楽しかったよ」友達からは「貴重な体験できた!誘ってくれてありがとう」などの声を聞くことができ、このセミナーを開催し成功することができて本当に良かったです。自分自身の成長も感じる事ができ、この様な機会を頂けたことに感謝いたします。そして、このセミナーを開催するにあたり、協力してくださった方々、本当にありがとうございました。

佐伯若果菜

 12月2日のショコラセミナーにおいて、たくさんの気づきを得ることが出来ました。まず、この企画を実行するまでに沢山の人が動き、沢山の時間をかけて無事成功させる事が出来、本当に達成感を感じる事が出来ました。私自身、編入学として入学し集客にも大変苦労しましたが、ゼミ生全員で目標人数を達成する事が出来安心いたしました。当日も2回生、4回生の皆さんにお手伝い頂きありがたく思いますし、また来ていただいた友人や一般のお客様も、とても為になったと声をかけてもらい、嬉しく思います。
 小山さんのセミナーのお話では、チョコレートというものの計り知れ無さを感じる事が出来ました。チョコレート1つを作るまでにおいての大変さ、世界で評価される味を実際に感じる事が出来ました。私が1番驚いたのは、クロモジという樹木の香りをチョコレートに閉じ込めてしまうという発想力です。このチョコレートを食べた時に本当に樹木の香りを感じる事が出来、感動致しました。そして同時に、日常の中で新しいことを見つける為には、物事を色々な角度で見る事が大切と学びました。
 寿山先生とのキャリア対談も、とても有意義な時間となりました。夢は楽しく生きる為に持つもの、目標は実現させることを前提にあるものという小山さんのお話が心に残りました実際に目標を達成させている方の話なのでとても説得力がありました。そこから、自分において夢は何か、目標は何かと言うものをしっかりと考え直すきっかけとなりました。
 セミナーの中で小山さんが、相手が喜ぶ事がクリエイティブという表現をしていらっしゃり、大変納得しました。常に相手が喜ぶ、自分がいるから皆が助かる、そう思ってもらえるように物事に全力で取り組む姿勢を尊敬致しました。私もジャンルは違いますが、航空業界を目指す中でお客様に喜んでいただくことを第一に考えるべきだと思うので、クリエイティブであることに力を入れようと感じました。