2017.12.4

2017年度ゲルフ大学留学体験記3:寿山ゼミ2回生

2017年度ゲルフ大学留学体験記3:寿山ゼミ2回生 成江美織

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の成江美織です。最近のゲルフは、ほぼ毎日気温がマイナスで、とても寒くなって来ました。今回3回目のレポートでは、「2ターム目の授業」「モントリオール旅行」「Remembrance Day」について報告させていただきます。

2ターム目の授業

 10月に1ターム目(2か月)が終わり、11月初めから2ターム目が始まりました。なぜ今回、題名で「2ターム目」とわざわざ書いたかと言うと、私にとって1ターム目と2ターム目の授業に対する感覚は大きく変わりました。2ターム目になり、授業のレベルは4から5に上がりました。写真の通り、教科書も2から4になり、教科書に載っているわからない単語も多くなりました。しかし実際、授業に対する私の理解度は、今の方がはるかに高く、全体的に見ると、レベル4の方が難しかったと感じます。
 先生からの課題やジョークはほとんど聞き取れるようになり、授業がとても楽しくなりました。質問が理解できるので、発言することも多くなり、スピーキング力とリスニング力の向上を感じます。しかしもちろん、まだまだ伝えたいことを瞬時に伝え、全て伝えることは難しいです。公共の場での会話や店員さんの言うことは、はっきりと聞き取れないことが多いので、これからも授業はしっかりと頑張っていきたいです。

モントリオール旅行

 ゲルフ大学のELPプログラムでは、ブレイクウィークと言って、1タームごと(2か月ごと)に1,2週間の長い休みがあります。初めてのブレイクウィークでは、ケベック州のモントリオールに行きました。行く前から旅行中も大変なことや驚いたことがたくさんありました。モントリオールは「北米のパリ」と言われており、ヨーロッパの街並みが広がり、第一言語がフランス語とされています。
 写真はモントリオールにあるノートルダム大聖堂といって、大変大きくて綺麗な教会です。内観は映画で見るような色彩豊かなステンドグラスの窓や複数の彫像があり、とても綺麗で心惹かれるものでした。今回この旅行で最も印象に残っていることは、ホームレスや道で物乞いしている人がたくさんいたことです。ネットで見ても、友達から聞いても、モントリオールはヨーロッパ風の綺麗な街だということしか知りませんでした。
 しかし、現状は貧しい人たちが道でお金を求めており、少し恐怖を感じました。この時感じたことは、世界は私が思っているよりも本当に様々な側面を持ち、いくら調べても感じられないこと、知らないことがたくさんあるのだろうということです。頭ではわかっていたものの、実際に身体で感じた時、もっと色々なところに訪れ、自分の中にある勝手な世界のイメージを変えたいと、もっと様々なことを感じ、価値観を広げたいと感じました。新しい考え方や目標を見つけることができた素敵な旅になりました。

Remembrance Day

 日本ではポッキーの日と言われ、最近ではイベント化されている11月11日、カナダではRemembrance Dayと言って、戦没者を追悼する日です。11月に入ると左胸に赤いポピーのバッチをつけている人をたくさん見かけます。この日私は、友達のホストファミリーに追悼式に連れて行ってもらいました。寒い中、様々な楽器の音色が響き渡り、皆が国歌を歌い、大勢の兵隊さんや国民が行進していました。
 日本ではごく少ない地で追悼式が開かれるものの、私は日本できちんと式に参加したことはありません。そのような日本人は多いのではないでしょうか。行進している兵隊さんたちは、カナダ人だけでなく様々なバックグラウンドを持つ人たちで成り立っていると聞きました。さすが多国籍国家のカナダだと思うと同時に、軍隊という国を代表する団体に自身のバックグラウンドとは違う人たちがいるということに大変驚きました。
 戦争は悲しく、残酷な出来事ですが、決して忘れてはならないことです。このような記念式に大勢の国民が参加していること、皆が大切な記念日だという考え方を持っていることは素晴らしいことだと感じました。いつもカナダの文化には驚かされることや勉強になるが多く、本当に楽しいです。その日の夜は、友達のホストマザーがうどんを作ってくれ、ご馳走になりました。もちろん日本の新しい文化になりつつあるポッキーの日も説明し、みんなでポッキーパーティーをしました。

 カナダに来てから3か月が経とうとしており、ホストファミリーや先生たちと意思疎通もだんだんとスムーズにできるようになってきました。前に報告させていただいた時の勇気を出すという課題も成長できつつあるのではないかと感じます。これからも常に意識し、英語力を向上させていきたいです。

寿山教授のコメント

 人は知識を自らの体験を通して初めて真に理解し、それらが知恵やスキルに変わることで本当に自分のものとして身に付くものではないかと感じています。ゲルフでの生活も3か月が経ち、順調にいろんなことを身に付け成長している姿を大変嬉しく思います。来月はいよいよ年末、大いに盛り上がるイベントを迎え、さらに素敵な話を聞かせてくれることを楽しみにしたいと思います。