2017.9.21

2017年度ゲルフ大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生

2017年度ゲルフ大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生 成江美織

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の成江美織です。8月の下旬に日本を出発し、カナダに来て早くも1か月が経とうとしています。今回、初めてのレポートでは「ゲルフ大学での授業」「初めての教会」「1か月目の心境」について報告させていただきます。

ゲルフ大学での授業

 ゲルフ大学はキャンパスがとても広く、緑の多い自然豊かな場所にあります。落ち着いた環境で学習にぴったりの大学であると感じます。2週間前に授業が始まりました。私は10レベルに分けられるうちの4レベルと思っていたよりも低く残念に思っていましたが、クラスメートは中国人、ブラジル人、ベトナム人など多国籍であり、授業内容もとても自分に合っていると感じます。難しいと思うこともありますが、焦りを感じながらも、異国人と英語でのディスカッションすることはとても楽しいです。
 先日はクラス約16人の前でショートスピーチをしました。大変緊張しましたが、その緊張が逆に楽しさに変わり、終わった後はもっと上手にスピーチできるようになりたい、前に立ち、もっと英語で様々なことを伝えたい、阪南大学でのスピーチコンテストに出てみたいとまで思うようになり、とても刺激的なものとなりました。

初めての教会

 先週の日曜日、ホストマザーとブラザーと一緒に、初めて教会に行きました。皆で聖歌を歌い、演説を聞き、その後はコーヒーを飲みながらホストマザーの友達と一緒におしゃべりをしました。初対面の方ばかりで緊張しましたが、いつもマザーは友達に私を紹介してくれ、たくさんの方と初めましての握手を交わしました。こちらの人たちは日本では考えられないほど、皆本当にフレンドリーで穏やかです。
 私は宗教と言われるとなんとなく洗脳のような、あまり良いイメージを持っていませんでした。しかしこの日、皆で聖歌を歌い、神様に感謝している姿を見たことで、私の勝手な偏見は大きく変わりました。とても素敵なことであり、またここにいる人は素敵な人ばかりだと感じました。軽い気持ちでついて行ったことがとても良い経験になり、カナダの文化を知ることができたので、とてもいい日になりました。これからもっとカナダの様々な文化を知っていきたいです。

1か月目の心境

 留学に来てからこの1か月間は大変気持ちの変化が激しい1か月でした。初めての環境と慣れない英語ばかりの生活、1年帰れないという寂しさから落ち込んだ日もたくさんありました。そんな時は留学したかった理由や目標を書き出したり、カナダで買った”how to be happy”という本を読んだりすることで、前向きになることができました。自分自身の気持ちをコントロールすることが上手くなったと感じます。
 今はまだ新鮮なことも多いですが、いい意味で慣れすぎず、毎日に期待を抱きながら頑張りたいと思います。写真は先日、マザーの誕生日会をした時の写真です。ステイ先が同じ日本人留学生と一緒に天ぷらを作りました。久しぶりの日本食はとても美味しく、マザーもとても喜んでいました。ホストは大変いい人で、毎晩夕食時に今日一日あったことなどを話したり、食後は一緒にクッキーを焼いたりと、とても楽しいです。
 カナダに来てからもう1か月が経とうとしており、本当に時間が経つのは早いものです。しかしまだやはり1年は長いと感じてしまいますが、きっと来年帰る頃にはとても短かったと感じると思うので、一日一日を大切していきたいです。また、今留学できていることがどれだけ貴重なことなのかを忘れず、あと11か月間様々なことをたくさん学び、充実した留学生活を送れるよう頑張ります。

寿山教授のコメント

 今年8月末までの半年間、寿山ゼミ3回生が留学していたゲルフ大学に入れ違いで、今度は2回生の成江美織さんがゲルフ大学に留学に行くことになりました。先輩たちの留学体験記もかなり役立ったようです。すぐにメンタルでも立ち直り、自らの進むべき方向性を再確認できてよかったです。成江さんのレポートを読んで、後輩たちにゲルフ大学留学希望者が増えるような刺激的で素敵なメッセージを毎月期待したいと思います。