2017.9.20

2017年度フリンダース大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生

2017年度フリンダース大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生 野村京華

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の野村京華です。8月末に出国してオーストラリアに着いて早くも1か月が経とうとしています。日本とは季節が逆で、今は日本の夏が恋しいです。最初のレポートは「学校」「休日」「ホームステイ」について報告したいと思います。

学校

 私はフリンダース大学にあるIELI(Intensive English Language Institute)というところで英語を学んでいます。フリンダース大学はとても広く、キャンパス内を無料のシャトルバスが走っています。授業はReading and Writing, Listening, Communicationの3つです。初日にテストを受け、自分のレベルにあったクラスにそれぞれ配属されました。どの授業も先生やクラスメートが異なっているため、たくさんの友達ができました。日本人、中国人、韓国人、サウジアラビア人、コロンビア人が多いなという印象です。
 授業は月曜日だけ9時から16時までありますが、ほかの曜日は9時から13時で終わるので自由な時間は多いです。放課後にextra classという授業もあります。この授業は参加自由で、自分が受けたい授業を受けることができます。金曜日の放課後にはアクティビティがあり、先日は卓球をしました。

休日

 アデレードに着いて3回目の休日を迎えました。休日は友達といろいろな場所に行っています。初めての休日は、IELI主催のシティーツアーに参加しました。シティーツアーに参加して違うクラスの友達がたくさんできました。そして、観光名所であるショッピングモールやライブラリー、ミュージアムに行きました。先週はRoyal Adelaide Showへ行って来ました。Royal Adelaide Showとは移動式遊園地のことで、毎年9月の前半ごろ開催されます。とても広くてアトラクションだけでなく動物もいて、たくさんのゲームもありました。
 そして、今週はビクターハーバーという港町に行きました。たまたまフェスティバルが開催されていて、たくさんの人と音楽で賑わっており、とても楽しかったです。そして、その日に初めてコアラとカンガルーに会いました。オーストラリアにいるのだなと実感しました。

ホームステイ

 私はホストファザー、マザー、ブラザーの3人家族の家でお世話になっています。ホストファザーはドイツ出身で、ホストマザーはフィリピン出身です。2人とも英語が堪能なのですが、私にはまだ聞き取ることが難しいと感じます。それでもお互いに自国の話をしたり、自分のことを話したりして、来た頃よりも円滑にコミュニケーションが取れるようになったと思います。
 私のホストファミリーは特別優しくて、学校に通いだした頃は慣れるまで一緒に学校に行って、学校まで迎えにきてくれていました。また、アデレードに着いたばかりの頃はとても寒く、いつも私の手が凍えるように冷たかったので、ホストファザーが私に手袋をプレゼントしてくれました。そして、アデレードでの家族は私たちだから、リラックスして、本当の親だと思って接してね、とも言ってくれました。とても優しく、私を娘のように思ってくれて本当にこの出会いに感謝しています。
 早くもアデレードに来て1か月が経とうとしています。今しかできない経験をたくさんして、英語力も人としても成長できるような半年間にしたいと思います。

寿山教授のコメント

 8月末、まだ猛暑の続く日本から真冬のオーストラリアへ留学した野村さん。出発前のギリギリまでオープンキャンパスにも参加してお手伝いしてくれたことに感謝しています。早いもので留学生活も1か月が過ぎてしまいました。残り5か月、体調にはくれぐれも気を付け、積極的にいろんなことに挑戦して大きく成長してもらいたいと思います。