2017.8.23

2017年度ワシントン大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生

2017年度ワシントン大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生 川邉実咲

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の川邉実咲です。半年の留学生活も終了し、最後のブレイクとなりました。そして、最後となる今回は「授業」「休日」「留学の感想」についてレポートします。

授業

 私のこのクオーターでのコースは、シアトルマリナーズのホームグラウンドツアー、シアトルアートミュージアム、Filsonというアパレルの工場見学、また、授業でCinderella Man というボクシング選手のストーリーの本を読んでいたため、ボクシングジムへも行き、クラス全員でボクシングのレッスンを受けるなど、授業でたくさんの校外学習がありました。
 いろいろなシアトルでしか行く事のできない場所へ連れて行ってもらう事ができ、最後のクオーターでたくさんシアトルを感じる事ができました。 マリナーズのツアーでは過去にイチローが在籍したくさんの記録を残したチームのため、様々なお話を聞く事もできました。また、今でもイチローのグッズはたくさん販売されており、活躍の凄さを感じました。
 また、アートミュージアムでは、Yayoi Kusama さんの博覧会も行われており、先生やクラスメイトからジャパニーズのデザイナーだよね。と言われるほど世界的に有名なことを知りすごく驚きました。

休日

 航空博物館、Boeingのfactoryツアー、先生のお家でクラスメイトと一緒にBBQ、パーティなど休日にはできるだけ沢山の場所へ出向き、思い出を作っています。航空博物館では、たくさんの特別な飛行機や戦闘機、NASAの宇宙ロケットなどがあり、とてもワクワクする博物館でした。
 その次の週にはBoeing factoryにも行く事ができました。このfactoryツアーでは、飛行機を作っている所を見学できます。普段見る事が出来ない場所に入れるという事で、とても嬉しい経験となりました。また、私はやはり自分の目標である航空会社や、飛行機、航空に関する事がとても好きなんだなと感じました。
 そして、クラスでのBBQやクオーター終了のパーティで、未だに友達が増えていくことがとても嬉しいです。もっと早く友達になれていたらと思う事もありますが、日本に行ったら案内してね、旅行しにきてね、などと他国の大切な友達ができるのは、私にとって留学で大切にしているポイントです。

留学の感想

 半年間のワシントン大学での留学を終え、自分はどのように成長する事ができたのかと考えました。英語力に関してはまだまだ満足のいくものではありません。とはいえ、リスニング力はとても上がったと自分でも思う事ができ、スピーキング力も伸びたと感じます。質問に対して答える事が精一杯だった留学開始当初に比べ、自分の意見、自分から質問、友達とのたわいない楽しい会話などができるようになりました。
 また、勉強面以外にもたくさんの事を学ぶ事ができました。中でも一番学ぶ事が多かったことは、アメリカ人の考え方です。Microsoft, Starbucks, Amazon, costco など多くの有名な会社がシアトルで生まれています。発想がとても豊かで、自由、またmy opinion の重要性、そのような面でたくさんの事に刺激を受け、帰国後の自分の就職活動にどのように繋げていけばいいかという事を考える事が出来ました。私にとってこの半年という短い期間は大切思い出、大切な時間となりました。

寿山教授のコメント

 留学目的が明確で、さらに留学後の進路もはっきりと自分でイメージができている川邉さん。約半年間の留学生活はとっても有意義なものとなったと思います。自分から積極的に行動することの重要さ、そこから生まれる新しい世界や交流。全部将来の自分を創ってくれる大事なものばかりです。9月からはいよいよ自分が目指しているものに向けて本格的に始動し準備しなければならない時期となりました。留学生活で学んだことを活かしてきっと夢を叶えてくれることを信じています。