2017.8.23

2017年度ゲルフ大学留学体験記6:寿山ゼミ3回生

2017年度ゲルフ大学留学体験記6:寿山ゼミ3回生

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の北川芹奈です。このレポートがとうとう最後のレポートになりました。半年経つのがとても早く、充実していたのだと思い、時の速さを感じています。最近では写真を見ながらカナダの出来事を振り返るようになりました。最後は「学校」「カナダの文化」「半年間の思い出」についてレポートしたいと思います。

学校

 この3回目のタームで新しく入ってきた韓国人の人たちが4週間というプログラムだったのでお別れをしなくてはいけませんでした。そんな短い中で私たちはたくさんみんなとふれ合いました。韓国と日本はとても近いということもあり、お互いの有名な場所や食べ物を話し合ったり、とても盛り上がるときが多くありました。
 私は韓国人の女の子と仲良くなり、今でも連絡を取り合っています。来年の2月に日本に来てくれるので会う約束もしました。こうして別れた後でも連絡を取り合える関係になれたことがとても嬉しく思います。
 このゲルフ大学は初めに話したようにグラマー、ライティング、スピーキング、リスニング、リーディングの5つに分かれています。スピーキングとリスニングは理解したり、自分から話したりとなかなか難しく苦手でした。英語でどう話していいのか混乱するからです。けれど先生はそれを読み取りこう話すのだとしっかり教えてくれることがたくさんありました。今は学べることの楽しさがあり、より学びたいと思えるようになりました。

カナダの文化

 私はカナダのゲルフに来てたくさんの驚きを経験することができました。バスに乗るとき、「Hi」「Good morning」を言い、降りるときには「Thank you」と必ず言います。そして、近所の人に会ったりすると必ず挨拶をし、仲良く話しているのをよく見ます。そして、ドアを開けるときに後ろから人が来ているか確認し、もし人が来ていたらドアのそばでドアを開けたまま待っていてくれます。
 その他に、買い物に行ったとき「How are you ?」とどの人も聞いてくれ、食事に行ったときには、味はいかがですかと聞きにきてくれます。日本ではあまり見ないこの状況に驚きました。とてもフレンドリーで親切で気遣いがとても多く、笑顔が絶えない人が多いです。日本とは違い敬語や上下関係がなくフレンドリーに話しているところを見ると、文化の違いは言語にも表れていると感じました。私にとってカナダはすごく安全で住みやすく、いい意味で自由な国だと思いました。そして私が成長できた場所でもあります。

半年間の思い出

 この留学生活は私にとってかけがえのないものになりました。いろんな国の人たちに出会えたこと、ホストファミリーに出会えたこと、カナダのアクティビティに参加できたこと、まだまだたくさんあります。海外生活は本当に時間が過ぎるのが早いと言われてきましたがその通りでした。いつの間にか冬が終わり、夏が始まっていました。すべてが初めてなのでどこに行っても感動と楽しさであふれていたのを思い出します。
 たくさん後悔もしましたが、その中でよい学びもたくさんあります。カナダにきた当初の私はホストファミリーや先生が話していることを聞き取ることに精一杯で、分からないことだらけでした。今では言われたことを聞き返せるようになり、海外の友達とも交流が増え、たくさん話すようになりました。それは自分の成長のひとつだと思います。
 そして、私の留学生活での半分はホストファミリーと過ごした時間なので、1番に感謝の気持ちを伝えたいです。半年間学んだこと、努力してきたことが自分の成長になったに違いないと私は思います。

 最後に言いたいことは、留学を少しでも考えているなら、私は本当に行くべきだと思います。想像を超える経験ができ、絶対に行ってよかったと感じると思います。私は高校3年生の時から留学を考えていて、やっと実現できたことに喜びしかありません。この留学生活は私の人生の中で忘れることのできないものです。日本を超えて新しい出会いができたことは私にとっての成長であります。カナダのゲルフに留学でき本当によかったです。ありがとうございました。

寿山教授のコメント

 半年間の留学生活、お疲れ様でした。2月のとっても寒い時期に、寿山ゼミから海外留学に行く3人の中で一番最初に出国した北川さん。性格的に穏やかで優しい反面、おとなしく人見知りするところもあり、少し心配な気持ちで見守ってきました。しかし、半年間のレポートを振り返るとそれも杞憂であったことに安心しました。来月9月のオープンキャンパスでその大きく成長した姿をきっと見せてくれることでしょう。