2017.2.10

2016年度寿山ゼミ2回生自主活動報告!バレンタインデー&エスコヤマに関するアンケート調査を実施しました!

2016年度寿山ゼミ2回生自主活動報告!バレンタインデー&エスコヤマに関するアンケート調査を実施しました!

 2016年度寿山ゼミ2回生がゼミ時間外における自主活動として、「バレンタインデー&エスコヤマに関するアンケート調査」を実施致しました。この取り組みの経緯は、2回生ゼミの授業(基礎演習)において、私の知り合いで世界一のショコラティエであるエスコヤマの小山進シェフが、人気情報番組「情熱大陸」で密着取材されたDVDから、「丁寧さ」や「伝える」ことの重要性を知ってもらいました。その考え方ややり方などに触発されたことがきっかけとなり、毎年寿山ゼミの恒例となったゼミ時間外で全員が協力し合って実施する自主活動のテーマとして「エスコヤマ」を選んだのでした。
 ちなみに、1年前の2回生は「阪南大学本キャンパス喫煙調査」、2年前の2回生は「資生堂研究」、3回生は「ボランティア募金活動」を実施致しました。自主活動の狙いは、自分たちがやりたいことを自分たちで考え、計画、実行、成果を出すという、シンプルですが、立ちはだかる難しい課題・困難をなんとかクリアして、どうずれば最後まであきらめずに目標を達成できるか、身を持って体験してもらうことにあります。
 これこそが、自分の夢・目標を叶えるための考え方であり、行動の仕方であり、第三者との協力・関わり方でもあるからです。ゼミやシネマ倶楽部(寿山ゼミ学外活動)に加え、こうした自主活動を数多く体験していけば、必ずや「なりたい自分」になれると確信しています。現に、ゼミ活動を通して様々な経験を経て成長し、自らの力に変えた先輩たちは、しっかりと夢をかなえて卒業し社会人となって充実した生活を送っているからです。
 今回のアンケート調査は、2回生が思い描く最終目標(世界一のショコラティエ小山進シェフを阪南大学に招聘)に向けての第一歩となるものです。アンケート調査でわかったことを次のステップにどう活かし繋げていくかが、最終目標の成否に大きく影響すると考えています。いずれにしても、3回生となる新年度での最終目標の実現に向けて、大きく前進したことは間違いありません。以下に今回の「自主活動」における活動報告をご覧いただけますと幸いです。(指導教授:寿山泰二)

バレンタインデー&エスコヤマに関するアンケート調査報告

Ⅰ.活動目的

 今回、私たち寿山ゼミ2回生は阪南大学ハルカスキャンパスで小山進シェフによるセミナーを開いてもらうこと、そして阪南大学とのコラボ製品作成の2点を目標としました。小山シェフがお菓子を作るうえで大切にされている「丁寧さ」など、私たちがゼミ授業でDVDを拝見して感動したのがきっかけでした。
 私たちに馴染み深いスイーツですが、何気なく食べていることが多く、作り手の想いやスイーツに関する知識を知る機会はあまりなかったように感じます。そこで、同世代の私たちが率先して、より多くの学生たちにスイーツの奥深さやエスコヤマの存在を伝えていくことができればと思い企画しました。まずはバレンタインデーが近いということもあり、1月にチョコレート、エスコヤマについてのアンケート調査を実施致しました。

Ⅱ.活動内容

 私たちはエスコヤマについて、若者がどれくらい知っているのか疑問に感じたため、主に阪南大学生に向けて調査を行うことに決めました。その際、学生に気軽に答えてもらえるように、調査方法はスマホのアンケートアプリを使いました。より正確な結果が得られるように、ランダムで100人以上の人にアンケートに答えてもらいました。
 質問内容は、バレンタインデーに関すること(チョコレートを誰宛に買うのか、また個数、金額、包装の仕方、知っているチョコレートブランドなど)、エスコヤマに関すること(知名度や食べた感想など)を中心に、学生が興味を持ち、答えやすいように意識し作成しました。個数などはチェック方式、味の感想など詳しく知りたいところは記述式で区別しました。そして複数回答も可能にし、数として表すだけでなく、それぞれの差が分かりやすい様にグラフにも変換してみました。

Ⅲ.活動成果・課題

 今回のアンケート調査は、バレンタインデーについて、エスコヤマについての2点を中心としてアンケートを実施しました。その結果、バレンタインについてのアンケートでは、恋人や好きな人など大切な人「1人」にバレンタインチョコレートを渡すと回答した人が半数を超えました。その理由として、学生にとってバレンタインデーは特別な日としての認識が強いとグラフから推察しました。
 さらに値段や包装については、2,000円までとリーズナブルかつシンプルとは言え、少し特別感の出る箱での包装が、袋包装よりも好まれるという学生らしい回答になりました。また、購入種類では、箱チョコや生チョコに票が集まりました。その理由として、女性目線では、友達にも気軽に渡せるクッキーではなく、特別な人に対しての気持ちの表れとして、箱チョコを選ぶのではないか、逆に、男性目線では、クッキーなど食べづらい物より、一口で手軽に食べられるため選ばれたと考えました。
 次にエスコヤマについてのアンケートでは、エスコヤマのスイーツを食べたことのある学生からは「おいしかった」と絶賛の嵐でした。しかし、「エスコヤマを知っていますか?」という問いに対して、学生たちの認知度はまだまだ低いという結果になりました。また、チョコレートと言えばという問いに対しては、デザインが豊富でリーズナブルな「GODIVA」と回答する人が大半でした。この結果を受けて、学生のニーズに応えるため、さらに詳細なアンケートを実施して調査する必要があると感じました。
 今後の課題として、より大きな規模で男女別のアンケートを実施しようと考えています。そして、より正確な回答数を得るために複数回答は無くし、択一式にする必要があると考えます。さらに、今回のアンケート調査を通して、人それぞれ捉え方や感じ方が違うことに気付いたので、記述方式などを採り、学生がバレンタイデーやチョコレート等に何を求めているのかを明確にしていきたいと考えています。