2019.12.25

科研費・(財)三菱財団助成金による研究会を開催しました

科研基盤研究(C)「日米の新資料による日本仏教グローバル化過程の研究—鈴木大拙を事例として」(JP17K02238)と、2018年度公益財団法人三菱財団人文科学助成金「鈴木大拙関係松ヶ岡文庫所蔵資料からみた近代禅仏教のネットワークに関する研究」の研究助成による調査の成果を踏まえて、2019年11月2日に研究会を開催しました。
9月に長尾佳代子先生(大阪体育大)に調査していただいた、南イリノイ大学所蔵の膨大なオープンコート資料群とイリノイ州ラサール市にあるヘゲラー=ケーラス・マンション所蔵の貴重な資料の内容と特色についてご報告いただきました。

これまで、上記の科研および(公財)三菱財団の研究助成による研究調査の成果報告を下記の通り行ってきました。今後は2020年2月と3月に、研究の総括と成果発表の研究会を開催する予定です。

2017年度

  1. 2017年12月9~10日 他の科研プロジェクト(代表・安藤礼二、JP26284054)との国際ワークショップ「アジア・仏教・神智学(Asia, Buddhism, and Theosophy)」を共催、研究代表者・分担者・連携研究者・研究協力者の全員が参加。
  2. 2018年2月16日 公開シンポジウム「大拙研究の周辺:西田哲学と禅の近代化の視点から」を開催。石井公成氏(駒澤大)、水野友晴氏((財)日独文化研究所)を講演者として招待。

2018年度

  1. 2018年9月9日 日本宗教学会第77回学術大会にて、パネル「東西を往還する日本仏教—鈴木大拙とその周辺の思想交流から—」で日沖直子氏(南山宗教文化研究所)、末村正代氏(関西大)、岡本佳子氏(国際基督教大学アジア文化研究所)、吉永進一氏(舞鶴高専)、守屋友江が報告。安藤礼二氏が個人発表で報告。
  2. 2019年3月7日 公開ワークショップを3部構成で開催。第1部「安藤礼二『大拙』を読む」:発表・飯島孝良氏(親鸞仏教センター)、名和達宣氏(真宗大谷派教学研究所)、末木文美士氏(日文研)、リプライ・安藤礼二氏(多摩美大)、司会・井上克人氏(関西大)。第2部:発表・嵩宣也氏(龍谷大・院)「英訳仏書の黎明期における「真如」の訳語とその諸相」、司会とコメント・吉永進一氏、第3部:発表・長尾佳代子氏「南イリノイ大学のオープンコート社資料について」、コメント・守屋友江。

2019年度

  1. 2019年6月29日 鈴木大拙研究会を開催。発表・マイカ・アワーバック氏(ミシガン大学)、守屋友江。
  2. 2019年11月28~29日 オーフス大学でのSeminar on Japanese Buddhism in Europeでの発表。
  3. 2019年12月21~22日 他の科研「新宗教史像の再構築」(代表・菊地暁、JP 18H00614)「雑誌メディアによる戦後日本の秘教運動の宗教史的研究」(代表・吉永進一、JP17K02244)との共催で、ワークショップ「近代仏教から新宗教、そしてその後」を開催。1日目:ラウンドテーブル「近代仏教と新宗教をつなぐもの:プラクティスの問題」大谷栄一氏(仏教大)、碧海寿広氏(武蔵野大)、大澤絢子氏(大谷大真宗総合研究所)、武井謙悟氏(駒澤大・院)、小二田誠二氏(静岡大)、吉永進一氏ほか、2日目:ワークショップ「プラクティスの近代」発表・武井謙吾氏、ラウンドテーブル「ヨガ・三浦関造・関口野薔薇・中野義超・日本神学・三五教:戦後オカルトと宗教帰一運動」、碧海寿広氏、大澤絢子氏、吉永進一氏ほか、司会・橋迫瑞穂氏(立教大)。