2018.12.11

大島ゼミ活動報告 京都東山でフィールドワークを実施

 大島ゼミでは、顧客価値を創造するマーケティングの発想を養うために、11月17日に京都市の祇園・東山エリアでフィールドワークを行いました。

 祇園・東山エリアは、京都の花街を代表する祇園、清水の舞台で有名な清水寺、京都の歴史的な街並みが残る産寧坂・二年坂など京都らしさを感じることができる京都屈指の人気観光スポットです。
 全国チェーン店の増加によって各地の街並みが画一的である中、京都の祇園・東山エリアには比較的ローカル店舗やローカルチェーン店舗が多く見られます。
 それは祇園・東山エリアという膨大な観光需要によって市場が支えられているということもありますが、それぞれの事業者が観光客に満足してもらえるよう様々な工夫をしているからです。

 街歩きをしながら飲食店や土産物店など複数の店舗を見学することで
  1. 量や価格、見た目など顧客ニーズに対応すること
  2. コンセプトに京都らしさ(地域性)を商品のみならず店舗デザインや接客などに一貫して反映すること
  3. 京都=和や伝統に固執せず、西洋やモダンの要素との新結合が重要であること
など、現場での実践的な観光マーケティングの展開を学びました。