2016.2.5

ロヨラ大学留学便り

ロヨラ大学留学便り

流通学部 大村ゼミ 大部 宙(2回生)

 米国シカゴ市にあるロヨラ大学に来て、早くも3ヶ月以上が経ちました。最初は留学生活に慣れるために積極的にいろいろな場所を探索しました。中でもスーパーマーケットに行った時、あまりの広さにどこに何があるのかなどが分からず大変苦労しました。レストランでは、メニューが全くわからず、かなり困りました。米国は多くの国籍を持った人々が集まって形成されている多国籍国家なので、レストランや料理も多くの国のメニューがあります。実際に料理名を見ても解るわけもなく、使用する材料や説明が親切に書いてありますが、それを読むことすら時間がかかり、当然一つずつ読んでいる暇はなく、いつも苦労しています。最近は、一緒に行く色々な国の友達のお勧めを聞いてから注文することにしています。
 大学寮には世界中のさまざまな国から留学生が来ています。そして、彼らとのコミュニケーションからとても面白い話を聞くことが出来ます。例えば、国によって一つひとつ物事の考え方がまったく違うことが多々あります。国によって基本的な法律や治安の違いなど、話しているといかに日本が平和で住みやすい国であるかが良く理解できます。また、日本人は結構外国人に対して、一括りにしたり、偏ったイメージを持っている人が多いと思います(自分も結構偏ったイメージ持っていました)。しかし国によって生活環境も考え方も全然違います。さらに、各々の国の中でも人によって考え方もまったく違うこともあるでしょう。

 これまで私はアメリカ人の男性は紳士的なジェントルマンで、いつも女性は男性に何事もすべてしてもらうのかなと思っていました。例えば、レディーファーストで男性は女性のためにドア開ける、といわれることがあると思います。しかし、男性だけでなく女性も普通にドア開けて「どうぞ」と待ってくれます。そしてこちらが軽くお礼を言うと、「どういたしまして」と微笑みが普通に返ってきます。特に何てことない話ですが、それだけで何だか心が温かくなってきます。このように日常的な親切心をとおしたコミュニケーションは、とても素晴らしい文化だなと思います。他にもデートでは男性が全部出すのかなと思っていたのですが、自分の分は自分で出したいという女性も多く、割り勘が当たり前のようで、日本とあまり変わらないのだなと思いました。このように行く前にイメージしていたことと現実が違うことが多々あります。
 また、宗教を持っている人が多く、日頃から普通に宗教の話をします。日本ではあまり日常的に宗教の会話などすることはありませんが、こちらでは当たり前のようにします。人それぞれ信仰心の度合いはかなり違いますが、ほぼ全員が何かしらの宗教への信仰心を持っています。宗教によっては厳しい禁止事項や決まり(戒律)が多く、話を聞くと少し驚いたりしますが、彼らにとってはそれが当たり前で何の不平不満もないようです。その他正直書ききれないくらい来てみて分かったことや驚いたことがたくさんあります。そして、日本を離れてアメリカで生活すると、意外なことに日本のことを見直したり、さまざまなことを知ることができます。
 日本がどれほど素晴らしい国で、美味しい食べ物や綺麗な建物がたくさんあり、治安がいいことです。また、私の周りの人たちが日本に対して好意的であり、日本語や日本の文化をよく勉強していることに感動しました。私も英語の勉強は当たり前ですが、多くの国の人と交わり、相手を理解できるように努力しようと思います。あらためて、米国で留学生活を送れることに感謝します。