2014.6.26

世界に誇る日本ジーンズ発祥の地、倉敷「児島」で “本物のジーンズ”に出会うフィールドリサーチを実施

流通学部大村&平山合同ゼミでは世界に誇る日本ジーンズ発祥の地、倉敷「児島」で “本物のジーンズ”に出会うフィールドリサーチを実施!!

 大村&平山合同ゼミでは、将来ファッションビジネスのさまざまな分野でリーダーとなる人材養成を大きなフラッグとして掲げ、ファッションブランド価値やファッションビジネスに関するさまざまな研究をおこなっています。

 2014年6月16日(月)合同ゼミでは「本物のジーンズに出会う」というテーマで岡山県倉敷市児島においてフィールド・リサーチを実施しました
 倉敷児島は、昔から繊維産業が盛んな港町で、長く縫製などの技術が受け継がれてきました。戦後から学生服の町として発展し、当時学生服の製造をしていたマルオ被服(のちにビッグジョン)が、1965年アメリカのキャントンミルズ社のデニム生地を使用し、初めてジーンズを作ったものが国産第1号です。その後、デニム生地も児島で生産されはじめ、今ではアルマーニらやラルフローレンなど海外の有名ブランドも高品質のデニム生地を仕入れるなど、「デニムの聖地・児島」として世界的にも有名な町です。
 今回、フィールドリサーチを実施する株式会社ベティスミスは、1970年日本で初めてレディースジーンズを作ったことで有名な企業です。同社敷地内にはジーンズヴィレッジがあり、今や年間4万人が訪れる観光スポット「ジーンズミュージアム」や体験工房なども運営しています。
 早速、ミュージアムで同社取締役大島健吾氏からジーンズの歴史を中心にレクチャーしていただきました。特に、「ジーンズを語るにはリーバイスを知れ」といわれる米国リーバイス社の150年前に生産された定番「501ジーンズ」のヴィンテージ・ジーンズの展示物には、ゼミ生も立ち止まり興味津々な様子です。 現在のジーンズとの違いは、当時(1)サスペンダー用のためにベルト通しがない、(2)農夫の作業服という目的で開発されたため、防虫用インディゴ繊維で染めていたなどジーンズの歴史を学ぶ上での貴重な話を聞けました。また、さまざまな形状の石を使用したストーンウォッシュやダメージ加工の方法など、職人の鋭意工夫によって新たなファッションやトレンドが生まれることを深く学べたと思います。
 昨年完成した第二ミュージアムでは、国産ジーンズ誕生の黎明期から成長期、そして現在に至る日本市場の変遷について、実際に展示された年代別のジーンズを見ながら説明を受け、ゼミ生たちはジーンズの奥深い魅力を感じ取ってくれたことでしょう。
 その後、体験工房でジーンズに使われる付属品「リベット」を手動の機械を使って打つ携帯ストラップづくり、そしてジーンズ工場見学では、裁断〜縫製〜仕上げという生産工程が理解できたことは、非常に有意義なフィールドリサーチであったといえます。  
 最後に、児島ジーンズストリートへ移動し、数多く立ち並ぶジーンズショップをリサーチし、価格帯や商品特性などを中心にリサーチしました。
 デニムジーンズは、将来ファッション業界を目指すゼミ生たちにとって、必須ともいえる重要なアイテムのひとつです。今回児島での貴重な経験価値と学びは、必ず役立つ日が訪れることを確信しています。
  • ベティスミスのキャラクター

  • ミュージアム内でのレクチャー

  • ヴィンテージ物のGジャン

  • さまざまな加工に使うストーンです!

  • まさにビッグジョンと・・・

  • 材料を慎重にチョイスしてます

  • 力を込めてリペット打ち

  • うまく出来上がりましたね!!

  • 工場見学がはじまりました

  • お疲れ様でした!