2016.12.14

大和ハウス工業 総合技術研究所 見学

大和ハウス工業 総合技術研究所 見学

 流通学部仲上ゼミ(2年次・3年次生23名)は、11月29日に大和ハウス工業総合技術研究所の見学を実施しました。同研究所は、奈良市最北部に位置する「ならやま研究パーク」内に22年前に開設された施設です。
大和ハウス工業(株)の昨年度業績は売上高3.1兆円に上り、大手ゼネコンを含む日本の建設業界トップです。近年の業績の著しい伸長は、従来の住宅建設に加えて、とりわけ商業店舗や物流施設の建設によるものです。

D’ミュージアム見学

研究所に付設されているメインの見学施設「D’ミュージアム」では、研究所の案内ビデオを視聴したのち、自然と共生する世界各国の住宅の映像や模型を見学しました。さらにヒストリカルフロアでは同社の創業以来の商品や多角化経営などについて展示物を見学しながら随時詳細な説明を受けました。
  • 世界の環境共生住宅フロア

  • ヒストリカルフロア

テクノギャラリー体験

同研究所から生まれた最新の技術が紹介されているテクノギャラリーでは、住宅に関する様々な体験をすることができました。地震体験システムでは、阪神・淡路大震災に相当する震度6強の揺れ、新潟県中越地震に相当する震度7の揺れをリアルに再現していただき体感することができました。他にも防音室、オーディオルーム、セーフティドアの体験やスマートハウスに関する解説をしていただきました。

質疑応答

ゼミでは見学に先立ち、建設業界と住宅産業および大和ハウス工業(株)に関する事前学習を行い、見学当日に行う質疑応答に向けて、あらかじめ質問事項を送付しておきました。当日は、総合技術研究所工業化建築技術センターの平田茂良センター長からご回答をいただきました。
  • 質疑応答風景

事前送付質問事項

1. 住宅のアフターサポートに関して、購入者のニーズはおもに保証の対象と期間にあると思いますが、その傾向は今後変化するのでしょうか。

2. 防犯配慮型賃貸住宅「for Women」の防犯内容をお聞かせください。またこの製品にさらに女性向けのニーズを反映させておられますが、評判はいかがでしょうか。

3. 貴社の『有価証券報告書』セグメント別業績を拝見するまで、戸建住宅の売上高と利益が圧倒的に高いと思っていましたが、賃貸住宅セグメントの次に、事業施設の売上高と商業施設の利益が高いことを知りました。この2つのセグメントが、賃貸住宅セグメントに次いで、今日および今後の貴社にとっての重点的な事業であると理解して良いのでしょうか。

4. 流通店舗の出店で、ユニクロなどの優良企業と契約されていますが、このような企業との信頼関係を構築できた事情についてお聞かせ下さい。

5. 貴社のロボット事業について、様々なロボットを扱っておられますが、ロボットごとの納入先や年間売上数量を教えていただけないでしょうか。

6. 社会貢献活動として、阪神淡路大震災で1万4,000戸以上、東日本大震災で1万1,000戸以上の応急仮設住宅を提供されていますが、どれくらいの期間に渡って提供を続けられるのでしょうか。

7. 貴社の海外事業について、国ごとの売上高や事業の特徴について教えて下さい。

アスフカケツノ技術

 快適な暮らしと環境共生に貢献する大和ハウス工業(株)の住宅技術を提供し続ける総合技術研究所は、ア(安全・安心)、ス(スピード・ストック)、フ(福祉)、カ(環境)、ケ(健康)、ツ(通信)、ノ(農業)をキーワードに、明日の社会に不可欠な技術貢献を常に探求し続けていることを学びました。とても親切にご案内、ご回答下さった研究所スタッフの皆様にお礼を申し上げます。またこの見学会は阪南大学教育改革推進費から交通費補助を受けて実施できたことを申し添えておきます。