2015.7.2

【流通学部ゼミ大会】経済問題パート 「インバウンド消費の実態と評価」

【流通学部ゼミ大会】経済問題パート 「インバウンド消費の実態と評価」

仲上ゼミ3回生Aチーム (林田直樹、山下瑞歩、中村晃洋、大河内一輝)

 6月27日(土)から28日(日)にかけて、第18回流通学部ゼミナール大会が開催されました。第1日目の午後は研究発表が実施され、各ゼミから総計42チームが7つのパートに分かれて、それぞれの研究成果を披露しました。私たちのチームは「経済問題パート」で、「インバウンド消費の実態と評価」というテーマの発表をしました。

[1] 研究発表内容

 近年訪日外国人観光客が増えています。2014年度には1341万人の訪日観光客があり、その消費総額は、宿泊費、買物などをあわせて2兆円を超えました。この旺盛な消費が不況に苦しむ日本経済にどのように影響するのかを考えることがこのテーマに取り組んだきっかけです。
訪日観光客が増加した最大の要因は円安です。また成長するアジア新興国で生じた旅行ブームがあります。いわゆる”爆買い”として紹介される中国からの観光客はもちろん、台湾、韓国や東南アジアからの訪日観光客も増加しています。
私たちはこの効果を経済的および社会的メリット、経済的および社会的デメリットという指標で整理しました。そこから確認できたことは、従来の買物地域に生じた変更点や観光客のマナー不足といった多少のデメリットはあっても、経済効果や日本に対する理解の進展といったメリットの方がはるかに多いということです。
 今後円安やアジア新興国の旅行ブームという条件がなくなった後でも、外国人観光客に訪日してもらう手立てとして、交通、免税制度、観光資源といった分野での具体的な方法を提案して、発表の結論としました。

[2] 発表本番

 発表は持ち時間20分でパワーポイントを用いて行いました。チーム4人全員が担当箇所を発表しました。大河内は前日自宅で母親相手に練習をしてきたそうです。
フロアの2回生から2つ質問が出されました。少し困惑しながらも無難に対応することができました。さらに審査員の神澤先生からは、資料の出典と免税店の売れ行き具合の状況があいまいであることについて指摘を受けました。

[3] 準備作業

 今回の発表テーマは4月にゼミ合宿をして決定しました。4月はインバウンド消費の実態について全体的な学習に取組み、5月はこれをストーリー化して報告を繰り返しながら資料で補強する作業を行いました。
ほぼ内容が完成した6月からパワーポイントを作成し、本番に臨むことになったのですが、発表前日の夜遅くまで試行錯誤は続きました。

[4] 教訓と課題

今回の研究発表について良かったことは、4人で共同作業ができたことです。それぞれの考え方や得手不得手を理解することができました。またゼミ内の他のチームと相互にコメントし合ったことも良い経験になりました。本番では大勢の聴き手の前で発表できたことは自信になりました。
他方で作業が行き詰まった期間もあり、最終盤の余裕がなくなったことや、チームの他のメンバー任せにしたことについては反省しなければなりません。プレゼンテーションの難しさとともに楽しさも経験できたことが、この研究発表に取り組んだことの最大の成果です。