2020.3.26

松原市における高齢者の介護予防を目的とした健康増進活動への取り組み

活動テーマ:松原市における高齢者の介護予防を目的とした健康増進活動への取り組み
産学連携先:松原市役所高齢介護課


 松原市では介護予防を目的とした体操「元希者エクササイズ」が2015年に考案され、以後市内における高齢者の集会や各種行事において広く取り組まれています。元希者エクササイズは誰でもいつでも簡単に取り組める体操をコンセプトに作られていますが、高体力者や運動習慣の多い人からはもう少し難易度の高い体操を作ってもらいたいとの要望がありました。そのため曲の中での運動量を増やし、内容を複雑にすることで体力だけでなく、認知機能の向上にも寄与する中・上級者向けの体操として元希者エクササイズの応用版を作成し、さらに普及のためのプロモーション活動の実施を今年度の目標としました。

学生活動状況報告

 今回、介護予防事業の核となる元希者エクササイズの新バージョン「元希者エクササイズ2」の活動に参加させていただき、動画撮影や松原市の高齢者の方々と実際に交流する機会を経験することができました。
 元希者エクササイズ2は従来の動きと比べても、複雑な動きや運動量も多く、実際に私たちもたくさん練習しましたが、1回1回の運動が大変でした。また松原市の高齢者の方々に動きをレクチャーし、一緒にエクササイズを行うという活動も行いました。
 今回の活動を通して、取り組みに参加していただいた方々やそれ以外の高齢者が健康で過ごしていただけるよう、継続して体操に取り組んで頂き、少しでも元希者エクササイズが普及していってもらいたいと思いました。
流通学部 堀 海斗

ゼミ集合写真

参加学生一覧

久保 実梨、堀 海斗

連携先団体担当者からのコメント

松原市役所高齢介護課
高齢支援係 岡村 康子 様

 健康寿命の延伸を目的に、阪南大学の黒部准教授と学生が中心となり、元希者エクササイズ2の作成をしていただきました。成果報告会では、エクササイズの概要報告と普及に向けた取り組みについてご提案をいただきました。エクササイズを基に高齢者が社会とのつながりを持てるように次年度は研究室の学生らが老人福祉施設に出向きエクササイズの指導を行う予定になっております。高齢化の進む松原市では、全国の高齢化率28.4%に比べ、29.75%と年々高くなってきていることからも、今後も産官学連携のもと、高齢者の皆様が生きがいを持って社会参加ができるように、介護予防に取り組んでいきたいと思います。

教員のコメント

流通学部
黒部 一道 准教授

 今年度も松原市役所高齢介護課と連携活動をさせていただきました。今回は元希者エクササイズの応用版を作ってもらいたいとの要望を受け、頭とからだの両方を使い、運動量もパート1よりグレードアップした元希者エクササイズ2を作成、発表することができました。高齢者に体操を分かりやすく伝え、いつでもどこでも確認が出来るようエクササイズ動画も作成し、YouTubeでの配信と配布用DVDの作成を行いました。動画は学生にモデルとなってもらい、見ている人がほんのり笑顔になる映像となっています。年明けからは実演指導をするため老人福祉施設を回っており、2020年中に松原市内全ての施設を訪問する予定です。体操を通じた交流が高齢者の活力になるよう引き続き活動を行っていきます。