2019.7.23

特講1/スポーツ組織論 報告⑧ スポーツマネジメント会社 株式会社イマージェント代表取締役 馬淵 雄紀 氏

スポーツマネジメント会社 株式会社イマージェント代表取締役 馬淵 雄紀 氏にご講義いただきました

2019年6月20日(木)、流通学部「特講1/スポーツ組織論」にて、スポーツマネジメント会社 代表取締役 馬淵 雄紀 氏より「選手マネジメントの仕事」というテーマでご講義いただきました。
 馬淵氏には5月30日(木)の「選手仲介人/エージェントの仕事」の際にもご講義をいただきましたが、今回は、選手のマネジメントについてのお話をしていただきました。
 講義の中心は肖像権についてです。まず初めにそもそも『肖像権ってなに?』というテーマで、スポーツビジネスでの「肖像権」登場の場面をイメージする内容を、実際のCMなど具体的な例をあげてご説明いただきました。
 つぎに「肖像権」で、どれくらいのおカネが動くのか。そして「肖像権」は誰が持っていて、お金は誰に入るのか、といった「肖像権」の中身やしくみについてご説明いただきました。
 最後に、マネジメント業務という、実際に選手などのマネジメントに携わるマネジメント会社の守備範囲についてご紹介いただきました。

馬淵 雄紀氏ご略歴

株式会社イマージェント代表取締役。筑波大学大学院体育研究科修了後、スポーツ法務をメインで手掛ける法律事務所に入社。FIFA公認代理人資格を取得して代理人業をスタート。2015年に独立し、現在では元日本代表の徳永悠平選手など、30名以上の契約選手/契約スタッフを抱えるスポーツマネジメント事務所の代表を務めている。

学生の声

佐藤 瑠己安さん(流通学部4年)

 スポーツ選手がCMなどの出演することにより、宣伝効果が生まれるため、そのことで商品が売れる要因になるんだと思いました。特に最近ではSNSなどの宣伝効果も効果的に活用していることが分かりました。
 肖像権に関する収入も様々で、それぞれによって考え方や収入が違ってくることも知ることが出来ました。ひとつのケースとして、クラブに所属する選手がCMなどに出演する場合、設定金額以上の場合は割合を決めてクラブと選手が分配することを知りました。こういった場合、選手が100%をもらうことが出来ると思っていたので、個人としての知名度によって得られるものも、クラブ側にとっても利益になるということを理解しました。
 肖像権というのは、とても難しい内容が多く、どこからが肖像にかかわる事項なのかなど、自分にとってはとても難しい内容でした。人によってCMの出演料が大きく変わってくるので、有名な人の肖像の価値が高いということが分かりました。

米虫 遥人さん(流通学部2年)

 肖像権がプライバシー権とパブリシティ権の2つに分かれるということを初めて知りました。
 自分のInstagramやTwitterにあげる写真に、知らない人が映り込むことがある。いつもはなんとなくモザイクをかけたり、見えないようにしていたが、そうすることは重要なことであると理解できた。時々、知らない人を自らのSNSに大きく取り上げている人がいるが、“悪質な行動”に分類されるケースがあることを知ることが出来た。人にはそれぞれ「肖像権」が存在しており、その領域を他人が侵してはいけないと改めて思った。
 また、CMに肖像権の話に関しては、30秒や50秒のCMのメイキングをするだけで、高額なものでは何千万、何億というギャラが発生すると聞いて驚いた。CMに有名人を起用する企業は、そのことで大きな広告効果があると思った。現に、自分自身も有名スポーツ選手が出演しているCMを見て、使ってみたいなと思い購入したことがある。私のこの行動からも分かるように、スポーツ選手や芸能人を企業が起用することは大きな影響を与えていることになる。
 クラブに所属する選手は、肖像権をクラブやリーグに対して広告やプロモーション活動として無償で協力しなくてはいけないケースがあると聞き驚いた。
 マネジメント業務は選手のセカンドキャリアや日常生活のサポート等まで幅広く活動されており、私も将来スポーツに関わっていきたいと考えているため、将来の職業の選択として加えたいような魅力的な職業であると感じた。