2019.5.27

特講1/スポーツ組織論 報告② データスタジアム株式会社 藤宏明氏

データスタジアム株式会社の藤 宏明様にご講演いただきました

 2019年4月18日(木)、流通学部「特講1/スポーツ組織論」にて、データスタジアム株式会社にてアナリストとして活躍されている藤 宏明様をお招きし、「スポーツのデータ戦略」について、ご講演いただきました。

 講義ではデータスタジアムのアナリスト業務について細かく説明いただきました。データスタジアムではサッカー、野球だけでなく、ラグビー、バスケット、卓球がメインスポーツとしており、今後は様々なスポーツにチャレンジしていくとのことでした。
 収集したデータは、主にチーム強化のために利用され、監督や選手がプレーの選択をする際の「決断を後押しする」客観的視点としての役割があり、そのデータの基礎となるローデータ収集に関する様々な苦労話も披露いただきました。
 また、データの利用はチーム強化だけでなく、テレビ放送やウェブ放送などでも多く取り入れられており、視聴者に対して主観性と客観性の通訳的役割を担っているとのお話もありました。
 普段、何気なく見ていたデータに関して、その収集方法や実際の実用方法などを学ぶことが出来ました。

藤様ご略歴

 筑波大学を卒業後、ヴィッセル神戸にマネージャーとして入社。元日本代表監督の西野監督が就任すると分析担当に転身。西野監督の名古屋グランパス移籍に伴い、名古屋に移籍。長年、西野朗監督の右腕として分析担当としての経験を重ねた。その後、現職であるデータスタジアムにて、分析担当としての知識や経験を活かし、チームや選手に対しての強化や戦術向上のソリューションを提供し、サッカー界の競技レベル向上を追求している。

学生の声

小山 開喜さん(流通学部3年)

 データスタジアムのプレーデータ、トラッキングデータの話を聞きましたが、1つ1つのプレーでもトラップなのかドリブルなのか、正直素人の僕にはわかりませんが、たくさんの人が分析をする中で、分析の基準を決め、データの統一性を出していると聞き、理解することが出来ました。
 サッカーの1つの試合の分析でも約11時間かかると聞き、そこから情報を伝達すると考えるとすごく大変な仕事だと思いました。それほど細かく正確な情報を出していると知り、プロの仕事ぶりに感謝だなと思いました。

田羅鋤 和弘さん(流通学部3年)

 自分は小学生の頃から中学まで野球をしていたので、今でもプロ野球の情報を見るのが日課で、Sports Naviをよく利用します。そのデータがデータスタジアムさんからの情報だとは知らなかったので、仕事内容を詳しく聞けて良かったです。Sports Naviの話を聞けて、仕事の大変さ、一球速報の仕組みを知れたのは非常に興味深かったです。
 一球速報を担当しているスタッフさんは、一般の人にはできない神業だと感じました。データスアジアさんのおかげで、普段僕たちはアプリやサイトで簡単に情報を得る事が出来ますが、裏側を知ることで、さらにありがたさを痛感しました。早くAIの自動化が進んでスタッフさんの労が軽減されるといいなと感じました(笑)
 現在のスポーツ業界では、データというものは非常に大きな役割を担っていると感じました。その裏で活躍している方の話を聞くことができて、自分自身とても良い経験になりました。