2016.9.27

2016年度教職員対象障がい支援に関する講演会を開催しました

2016年度教職員対象障がい支援に関する講演会を開催しました

 2016年9月16日(金)、本キャンパス1号館2階フロンティアホールにおいて、2016年度教職員対象障がい支援に関する講演会を開催しました。
 講演会は、本学の学生相談室長であり、学生部長の石井雄二経済学部教授の挨拶から始まりました。その後、本題である障がい支援の講演と続き、信州大学の高橋知音(ともね)教授からの講演に、参加者は皆熱心に耳を傾けました。
 高橋教授の講演は、大きく分けて2部構成(発達障がいとは何か、障がいと合理的配慮)で行われ、終了後のアンケートでは「具体的で分かりやすい」「事例に沿った説明で参考になった」「理解が深まった」などの感想が寄せられ、有意義な研修会となりました。
 

 終了後は質疑応答が行われ、会場からも多くの質問が出され、このテーマの関心の深さを伺うことができました。
 また、講演会の後は場所を変えて意見交換会も実施され、日頃現場で対応している職員にとって大変参考となる説明を頂戴しました。
 本学では、今後とも研修会等を通じて構成員の理解度を高め、大学における積極的な取り組みを加速させていく予定です。

高橋知音教授のプロフィール

信州大学学術研究員(教育学系)教授
臨床心理士、特別支援教育士-SV、学校心理士
日本学生支援機構障害学生修学支援実態調査・分析協力者会議委員、全国高等教育障害学生支援協議会理事、日本LD学会理事、ジョージア大学大学院修了(Ph.D.)
大学生の年代における発達障害の中核的症状を直接測定する検査の開発に携わっている。
現在は、大学生の読み書きの検査を開発中。合理的配慮に関わる講演の講師を多数つとめられている。
主な著書:「発達障害のある人の大学進学」(編著、金子書房)、「発達障害のある大学生のキャンパスライフサポートブック」(学研教育出版)、「ADHDコーチング—大学生活を成功に導く支援技法—」(共同監訳、明石書店)他