国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 第27号」 チアリーディング部で活躍する 関田さんと小西さん

2017.2.15

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【国際観光学部 国際観光学科】

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 第27号」 チアリーディング部で活躍する 関田さんと小西さん

GARNETS〜阪南大学チアリーディング部

 高く澄みきった空にうろこ雲が浮かび始めたころ、広報部員の安村莉緒さんと松枝湧也君と3人で本キャンパスに練習場をもつチアリーディング部GARNETSを訪問しました。国際観光学部の学生も活躍しています。さまざまな大会やイベントを華やかにする舞台の裏で、日々の練習に励む彼女たちの努力や意気込みをお聞きしようと、練習の様子を取材しました。チアリーディング部は暑い夏休みの期間中も休まず、週3回の限られた時間の中で練習をこなし、強豪が居並ぶ全国大会で敢闘賞を受賞しました。さらに上に向かって技を磨く部員たちの努力は、きっとみなさんの心を動かすことでしょう。(町野早彩)

※この広報活動は、阪南大学給付奨学金制度によって運営しています。

国際観光学部1回生の関田理佐さん

町野:はじめまして、関田さん。よろしくお願いします。そこで、いきなりの質問ですが、チアリーディング部に入られたきっかけは?
関田:入学するまでは、正直、あまり興味がなかったですね。ところが、入学式に出場したチア部の演技を見て感動したのです。「あんなことを私もできたら」という気持ちになりましたね。
町野:その場で入部しようと決心されたのですか。
関田:いや、その時はそこまでは。のちに先輩方に誘われ、「せっかくお誘いいただいたので」くらいの軽い気持ちで。(笑)
町野:そんな軽い乗りだったのですか!
関田:はい。先輩方のとてもいい雰囲気に引っ張られた感じですね。
町野:そういえば、今日の取材で体育館に入った瞬間、元気いっぱいの素晴らしい挨拶で出迎えて下さったので、驚きました。
関田:もともと人見知りだったので、その性格を治そうという気持ちも入部の動機でしたね。部活を通して、先輩方のようにハキハキと自分の意見を言えるようになりたい、と思ったのです。
町野:そうなのですね。その性格のために苦労されたことはありますか。
関田:声が小さいって注意されましたね。声出しが苦手なんです。
町野:声出しですか。
関田:はい。最初は大きな声を出すことにためらいがありましたね。入部した時ほどではないですが、今でもまだ、ときどき注意されます。
町野:そうですか、まだまだ成長中なんですね。ちなみに、関田さんのポジションはどこですか。
関田:ベースやミドルのポジションもしていますが、最近はトップもさせてもらっています。
町野:ベースは下で支える役目、ミドルは3層のときの真ん中ですね。そして、上で演技をするトップ。1年にもならないうちから、いろんなポジションを経験されるのですね。
関田:はい、すべてのポジションを経験すると、トップで演技をするときも、下のポジションの気持ちがわかります。
町野:あらためてお聞きしますが、チアリーディング部に入ってよかったと思いますか。
関田:はい、それはもう!部活が終わったあと、先輩方がご飯に誘って下さったり、いっしょに買い物をしたり。毎日が充実しています。
町野:最後に、これからの目標をお聞かせ下さい。
関田:「これならば自分が一番」と誇れるものを作っていきたいですね。
町野:お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。

国際観光学部4回生の小西美穂さん

「日々の感謝を、この一本に」という阪南大学チアリーディング部のスローガンは、彼女たちの演技からも強く感じとれます。西日本の大会でつねに入賞する実力をもつ阪南大学のチアリーディング部。全日本選手権においても敢闘賞を受賞しました。ところが、1名を除いて、部員のほぼ全員が大学に入るまで初心者であったというから驚きです。そういう彼女たちが実力をつけられたのは、日々の努力はもちろん、仲間との熱い絆があってのことだとお聞きしました。今回インタビューに答えて下さったのは、そのチアリーディング部をまとめる部長の小西美穂さん。国際観光学部の4回生です。小西さん1人が高校時代からチアリーディングを続けてきました。その演技には経験に裏づけられた安定感があり、魅了されます。以下、小西部長へのインタビュー記事を綴りましょう。(安村莉緒)

安村:チーム名のGARNETS(ガーネッツ)の由来は?
小西:ガーネットは「永遠の絆を結ぶ」ことを連想させる言葉です。私たちの絆を結ぶことはもちろん、地域の方々との絆も大切にしようと、近隣の子どもたちからなるキッズチアリーディング部とともに練習に励んでいます。
安村:チアリーディングが地域との懸け橋になっているのですね。
小西:そうですね。コーチとともに教える立場に立ち、キッズ教室を開講しています。私たちの活動としては、スポーツクラブなどの応援を軸としながら、松原市のイベントなども積極的に支援しています。
安村:すばらしいですね。素敵な笑顔と人を励ますハートが感じられるは、そういう活動を通じて絆を深めようとする志があるからですね。
小西:まあ言葉にすれば、そういうことになるのでしょうが、とにかく私たちは元気よく人を迎えることだけを考えています。

安村:さて、小西さん個人への質問となりますが、チアリーディング部に入ってよかったと感じる瞬間は?
小西:仲間たちと出会えたことです。彼女たちがいるだけで、寂しさを感じなくて済みますし、つらい時にも、言葉にしなくてもわかり合えるのがありがたい。毎回大会が終わるたびに、この仲間に出会えてよかったと、心の底から感じます。
安村:うらやましい話です。部活をしていると、外の世界との関わりも出てくるのでしょうね。
小西:はい、企業や地域の人々と関わると、とても勉強になります。普通に大学生活をしているだけでは、このような経験はできなかったでしょうね。
安村:大会などでは、他大学との交流もあるのですか?
小西:他大学のチアリーディング部も技を磨くため必死に努力をしていますので、刺激されますね。ライバルなんですが、交流もあり、基礎練習や筋トレ方法、追求している演技などについても情報を交換します。互いに欠けた点を指摘し合い、そのつどいい刺激を受けています。
安村:毎週の生活リズムは?
小西:練習は週に3回あります。それ以外の日はアルバイトをしたり友達と遊んだりしています。時間をうまく使う日々を送っていますので、スケジュール管理がうまくなりましたね。
安村:小・中校生のキッズチアリーディング部に対しては教える立場なんですね。どういったことを工夫していますか?
小西:とにかく子どもたちは覚えるのが早い。こちらが間違えると、逆に指摘されます。教える立場ですので、信頼を失ってはいけません。そういう引き締まった気持ちで日々練習に励んでいます。
安村:それでも、子どもは教え甲斐があるのでは?
小西:技が成功して演技が完成したときに、子どもたちは嬉しさを全身で表します。その姿にとても充実感を覚えますね。
安村:本番の演技で心がけていることは?
小西:いつも踊っている曲に加えて、参加した皆さんが知っている曲を流し、それに簡単な振り付けをして踊ると、見ている人たちもリズムに乗ってくれます。客席を巻き込む参加型の演技ですね。
安村:年齢の高い方でも参加できるのですか?
小西:最近のことですが、老人ホームで懐かしい「学園天国」の曲に簡単な振りを付け、演技が始まる前に練習しました。みなさん乗りがよく、音楽が流れると、会場が一体となりました。年齢は関係ありません。
安村:小西さんは4回生ですが、チアリーディング部での経験は就活に活かせましたか?
小西:おかげさまで、面接の話題には困りませんでした。思い出に残るエピソードをとりあげ、どれほど辛かったか、どれほど頑張ったか、そして、どれほど楽しかったかを語りました。すべて経験談ですので、説得力はあったと思います。
安村:部活の経験が就活に役立つのですね。いい話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

インタビュー後記

 これまでクラブ活動とは縁がありませんでしたので、見ること聞くこと、すべてが新鮮でした。何よりも驚いたのは、クラブ学生の真面目さと礼儀の正しさです。チアリーディング部の練習場である学生会館に入った途端、元気いっぱいの挨拶で出迎えられ、さっと椅子が運ばれてきました。「おもてなし」が自然体になっています。普段の学生生活では考えられないことです。さまざまな質問にハキハキと答えていただき、スムーズに進んだインタビューのあとに、またひとつ驚かされました。なんと、部外者の私たちに「ダブルベース・サイスタンド」という技を体験させて下さるというのです。この技はベースの2人が膝(サイ)を突き出し、後方のスポッターに持ち上げられたトップがその上に立つ技です。トップにしていただいた私は身長が178センチあり、少々大柄です。ベースの女子2人とは身長差が20センチもあります。「大丈夫かな」と思う私の心配を払うように、お二人は物ともせず、私を支えて下さいました。チア部女子の底力が存分に感じられます。普段から練習に手を抜かず、向上心をもって真剣に取り組まれていることが実感できました。部員たちは自分たちの練習後に、小学生のチア教室を手伝い、そこでも真剣なまなざしでサポートしていました。子どもたちの技が成功した時は、自分たちのことのように喜び、笑います。大会で好成績を上げられるのも、こうした真剣な取り組みによるものでしょう。チアリーディング部の今後の活躍を心からお祈りするとともに、私たちの記事を読んで、入部したいと希望する学生が増えましたら幸いです。(松枝湧也)
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