2016.11.4

阪南大学経済学部奨学金(2016年度) 奨学生レポート③

阪南大学経済学部奨学金(2016年度) 奨学生レポート③

【成長に向けての挑戦】経済学部4年生 宮城 翔 さん

 経済学部奨学金をいただいた経済学部4回生の宮城翔と申します。活動報告をしたいと思います。
 私は奨学生としてオープンキャンパスのスタッフとして活動に参加しました。オープンキャンパスには、多くの学生がスタッフとして活動に参加しており、学生スタッフの多くは1年から3年で構成されています。皆それぞれオープンキャンパスの成功に向けて企画運営を自分たちの力で行っていました。私は今年が初参加で何をするのかもわからない状態でしたが後輩の皆さんが忙しい中でも丁寧に教えてくださいました。また、後輩が皆を引っ張りオープンキャンパスの成功に向けて取り組んでいる姿を見て、私自身変わっていかないといけないなと感じました。私は誰かを引っ張っていくというよりは、陰で支えるといった役割を担っていましたが、いざ判断を求められると自信を持って答えることができませんでした。そこで、自信をつけるためにもいろいろなことに挑戦していこうと思いました。なによりそう思わされたのは、後輩たちの話を聞いた時でした。1回生の時から夢や目標のために何をすべきかを明確にし、その実現のために色々なことに挑戦しているといった話を聞くことができました。私は公務員試験合格といった目標に向けて取り組んでいましたが、ただそれだけに集中してしまい、それ以外のことには挑戦することができていませんでした。ですから、頂いた奨学金を活用しこれまでしてこなかったことに挑戦しています。
 現在、私は経済学検定試験の対策をおこなっています。なぜなら、経済学部で何を学んだのかと聞かれても、胸を張って答えるものがありませんでした。そこで、経済学を学んだ成果を点数で表すことができる経済学検定試験を受験することに決めました。実際に取り組んでいる勉強法については、まず午前中に復習も兼ねてTACで配布されている音声を聞いて問題を解くためのポイントを押さえます。その音声で覚えた知識を忘れないためにも午後には問題集を使って学習しています。
 経済学検定試験の他に受験するものは法学検定スタンダードコースです。こちらは昨年度受験したものの合格することができませんでした。悔しい思いもありましたので再挑戦することに決めました。昨年度にできなかった問題を中心に覚え直したいと思います。去年受験した法学検定の結果では刑事訴訟法での正答率が一番低くなってしまいました。それゆえ、刑事訴訟法を覚えることに力を入れつつ憲法・民法・刑法の学習も進めていきたいです。学習方法としては、法学検定試験問題集を繰り返し解いていき試験に備えたいと思います。また、解らないところはTACで配布されている音声データや教材で補っていきます。
 経済学検定試験や法学検定試験は公務員試験でも必要となってきますので、今年の合否はまだわかりませんが、来年の試験を視野に入れ一からやり直す気持ちで取り組んでいきます。また、この他にも自分のためになると思ったことがあれば挑戦していきたいと思います。

【将来への投資】 経済学部4年生 桑村 侑夢 さん

 この度は、経済学部奨学生に選んで頂きありがとうございます。私は金融関係に務めるので、この奨学金を使い、様々なことに挑戦をして更なるスキルアップを行い、社会人になるまでの期間を有効活用したいと考えています。
 既に習得済みのファイナンシャル・プランニング技能士の更なるスキルアップや、証券外務員の1種・2種など取得したい資格は沢山あります。様々な資格の中でも、優先して取得したいのは、証券外務員の資格です。証券外務員の資格は、株式や債券などの有価証券を売買したり、勧誘を行ったりする時に必ず必要な資格です。内定先の企業からも今のうちの取得しておくように言われました。そこで、もうすぐ阪南大学で行われる、証券外務員1種・2種の対策講座に申し込み、集中的に資格取得に向け勉強したいと考えています。まずは証券外務員を主に勉強していき、もちろん並行して他の資格の準備や勉学も進めていくつもりです。
 また、次に優先して取得したい資格は、ファイナンシャル・プランニング技能士の2級です。ファイナンシャル・プランニング技能士の資格は、税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続など、ありとあらゆるお金のことについて学べるので、その幅広い知識は、社会人となり実際に働いたとき、お客様のニーズに対して柔軟に対応できるのではと考えています。またその知識はお客様のためだけでなく、自分の生活にも役に立つと期待しています。
 限られた時間の中で、より多くの資格を効率よく取得するためには、今までの経験を活かし、スケジュール管理を徹底することで、一日2時間の勉強を毎日継続していきたいと思います。また友人などと情報共有し、分からないところを教えてもらったり、逆に教えたりすることで復習し覚える、などのことをすることが大事になると考えます。それだけでなく、私の親が保険会社に勤めているので、保険の知識を教えてもらったり、先輩などに勉強のコツを教えてもらったりと、利用できることは最大限利用し、限られた時間の中で資格取得に努めるつもりです。
 ただ単に資格取得のためだけではなく、実際に自分が社会人となり、働いているイメージを持ちながら勉強することで、社会に出た際、臨機応変に対応できるようにしたいと考えています。入社前から金融知識が豊富で、何事に対しても柔軟に対応できる職員となり、少しでも早く、一人前の社会人となり、地域の活性化やお客様の「記憶に残る」職員となれるよう、一つ一つの行動を心がけたいと思います。