2017年度法学検定試験団体受験の実施と結果報告

 12月3日(日)に全国で一斉に法学検定試験が実施されました。本学は同試験の団体受験校としての認定を受けており、本学の学生であれば、本キャンパスにおいて一般受験よりも割安な料金で受験することができます。

 法学検定試験とは、法学に関する学力を客観的に評価する、わが国唯一の全国規模の検定試験です。難易度に応じて、ベーシック(基礎)コース(法学部1年次生〜2年次生程度)、スタンダード(中級)コース(法学部2年次生〜標準的な3年次生程度)、アドバンスト(上級)コース(学習の進んでいる法学部3年次生〜法学部修了程度)の3種類に分かれ、本学ではベーシック・スタンダードの2コースを実施しています。

法学検定試験はあくまで法学に関する知識の確認を目的としているので、この試験に合格したからといって公務員や民間企業にそのまま就職できるわけではありません。しかし、試験科目に法学科目が含まれている公務員試験その他の資格試験の合格を目指すうえで現在これらの科目をどこまで理解できているのかを確認する手段として、あるいは民間企業へ就職活動する際のアピール材料として、この試験の合格を目指すことは非常に有益です。
 今年度、本学からは、ベーシックコースは4名、スタンダードコースは3名の学生が法学検定試験に合格しました。なお、スタンダードコース合格者のうち2名は1回生という快挙でした。

 本学経済学部は、法学検定試験をひとつのきっかけとして、本学の学生が公務員試験その他の資格試験に挑戦、合格できる素地を作れるように今後も様々な取り組みを実施していきたいと考えています。