スポーツマネジメントコースの企業見学会を実施しました

荒瀬 貴史(流通学部3年生)

 12月4日(土)に流通学部の学生約40名でBリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)の京都ハンナリーズ対秋田ノーザンハピネッツの試合を見学するために、京都のハンナリーズアリーナに行きました。
 今年からBリーグが開幕し、試合前の演出がかっこいいという評判を聞いていたので試合だけでなくそういった演出も期待していました。そして試合開始前に会場が暗くなり、ファンはペンライトを持ちコンサートのような迫力の演出から試合が始まりました。ホームチームのハンナリーズは、前半からノーザンハピネッツをよせつけず、会場が盛り上がる試合展開となりました。
 今回初めてバスケットを観戦しましたが、野球やサッカーに比べて応援のバリエーションが少なく、その影響からか後半になると同じ応援ばかりで応援の勢いがおちてしまったようにも感じました。そんな中、チアチームのはんなりんが一生懸命会場を盛り上げていたことで、私たちも一緒になって声を出すことができました。
 試合後は会場撤収の手伝いをしました。ハンナリーズアリーナは普段市民も利用できる総合体育館でもあるため、試合終了後即撤収しないといけなく、スタッフのみなさんは指示に従って迅速に動いていました。選手がさっきまでプレーしていたところに入れるということもあり、ある意味貴重な体験でした。撤収作業をしていた時に、ベンチサイドの席は思っていたよりコートに近いと感じ座って応援してみたいなと思いました。それと同時に選手たちはこんな近くに人がいて怖くないのかなという疑問も持ちました。
 会場撤収後にはチームの社長とチーム職員の武市さん(阪南大学流通学部の卒業生)のお話を聞きました。社長からはハンナリーズの歴史や、Bリーグについてなど多くのことを聞くことが出来ました。話を聞いていると社長のハンナリーズへの思いがわかりました。武市さんからは、ハンナリーズの事だと社長と被ってしまうこともあり、OBならではの学生生活の過ごし方やインターン経験の大切さを聞きました。武市さんはインターンからハンナリーズに関わり仕事へと繋げたことを聞き、きっかけというのを見つけたら必ず掴まないといけないなと感じました。
 今回はよくあるスポーツ観戦ツアーではなく、撤収作業や社長と先輩の話を聞くことにより、試合の表と裏を見れました。一試合するために多くの裏方さんがいて、選手たちを支えているんだなと実感しました。このバスケツアーでバスケに興味を持てたので、また応援しにきたいと考えています。

※この活動は、学部教育研究活動助成制度(阪南大学学会)の補助を受けています。