冬の大運動会 〜1つの流通を1つに〜

 平成27年12月19日に「流通学部 冬の大運動会」を開催しました。この行事は、これまで流 通学部で実施したことがない初めての試みだったので、白紙の状態からのスタートとなりました。この企画の目的は、流通学部の1回生から3回生とスチューデントスタッフ(学部の行事を 企画・運営する学生組織)・教職員の親睦を深め、流通学部の活気の向上を目指すというもので、学生とスタッフ、先生方の壁を無くすことに努めました。

 この大会の運営を行う希望者をスチューデントスタッフから募り、そこで選ばれた運営者を 中心に、約2ヶ月間(毎週1回)会議兼、準備を行いました。この企画を成功させるにあたり重要視していたものは、「参加者にいかに楽しんでもらうか」であったので、種目案を募集し採用された担当者(2回生2名・1回生4名)を種目リーダーとし、何度も種目・ルール等の修正を行いました。ある程度の基盤ができてから、スチューデントスタッフと担当の先生・職員で早朝からリハーサルを行い、危険性や進行の円滑さを確認しました。
 大運動会当日は、クリスマス前ということもあり、サンタチーム・トナカイチーム・ツリー チーム・雪だるまチームというクリスマスに関連するチーム名にし、参加者とスタッフ・先生・ 職員(約60名)を4チームに振り分けて競い合いました。3時間で7種目を行った中でも、「ステージで輝け!ジェスチャーリレー」が参加者の中でも人気があり、より一層チームの一体感 が生まれました。全種目終了後は、優勝チームのメンバーと各チーム1人ずつのチームMVPにクリスマスプレゼントとして豪華賞品を贈呈しました。
 今回の企画で一番苦戦したことは「参加者の集客」です。募集期間が短かったことに加えて、 当日行う種目も未定だったためイメージがつきにくかったことが原因だと思います。募集期間 を延ばして1回生から3回生のゼミにお邪魔し、宣伝活動を行うなどして目標人数には達しな かったものの、人数を集めることができました。短期間による準備は簡単なものではありませんでしたが、大会当日に参加してくださった学生、先生方・職員のみなさまのおかげで真っ白だった企画に色がつき、成功を収めることができました。今後のスチューデントスタッフの予定として4月に新入生歓迎会のスポーツ大会を行います。この大運動会の企画を通して培った経験を活かして、次の行事にも貢献します。
流通学部スチューデントスタッフ
奥野菜月(流通学部3回生)
※この活動は、学部教育研究活動助成制度(阪南大学学会)の補助を受けています。