2014.7.19

庄司悟氏W杯ブラジル大会を語る第3弾!

庄司悟氏W杯ブラジル大会を語る第3弾!

 いよいよサッカーアナリスト庄司悟氏FIFAワールドカップブラジル大会分析の第3弾「大会総括」の日が迫ってきました!
遅ればせながら、庄司氏の分析ポイントの一部分を紹介しましょう。

1.画像1=得点率(横)・失点率(縦)から

 決勝トーナメントに残った16チーム中9チームが、当然、得点率(横)・失点率(縦)ともに平均以上であること:得点率高く、失点率低い!中でもドイツ、コロンビアがいいこと。アルゼンチンは得点率は平均以下だが、失点率が極めて低いこと。ブラジルは1-7の敗戦が響いたのか失点率が高いこと。
 これらの事実はグラフを眺めればすぐにも分るが、シュート数、被シュート数との関係を賭けわせたとき、同じような傾向のチームでも違いが出てくるはず・・・さて庄司氏は如何に診るか!残念ながら、わが日本代表は最低に近い数字を出しているが・・・

2.画像2=準決勝ブラジルvsドイツの珍現象!

 ポゼッション高いはずのドイツより、ブラジルの方が支配率52%で上回っている数値。しかしながら、自ボール保持時(青字:42682)の走行距離が敵ドイツボール保持時(赤字:44125)より少ない!ドイツボールに移行すると、ブラジルはドイツに振り回されているのか・・・果たして庄司氏は、如何に捉えるのか?
  • 画像ー1:得点率(横軸)と失点率(縦軸)

  • 画像ー2:ブラジル:走行距離の?

3.画像3=Best4チームの5試合の自・敵・OFF時の走行距離の変動

:OFF:ボールがONになっていない時間で、レフリーが笛でプレーを止めてから 次の笛でONになるまでの時間帯。ゴールキック、コーナーキック、セットプレー(レフリーがスプレーを使う時間)
 Best4チームのうちオランダを除けば、グループステージでは、マイボール時によ く走っているし、決勝に残ったドイツ、アルゼンチンは決勝トーナメント1回戦でもマイボール時にもよく走っているが、さすがに拮抗したベスト8の闘いになってくるとマイボール時、相手ボール時での走行距離が拮抗してくる。しかし、オランダはそのベスト8のコスタリカ戦でマイボール時に、それまでの闘いぶりとは異なって異様にマイボール時に走っているが、その理由(わけ)は・・・?
また、ベスト8でブラジルはOFF時に走行した割合が異常に高い・・さて?

4.画像4=準々決勝4試合:横=パス成功、
  縦=走行距離÷パス成功(パス成功1本に走る距離)

オランダvsコスタリカ戦を除く3試合はほぼ同じ土俵で対戦!オランダの臨機応変さ! が騒がれてますが!!!???
気分しだい的な? 結局、最後は自分たちのサッカーを見失ってしまったような!!
当日の庄司氏の解説は如何に・・・もっと多くの図、評、グラフをふんだんに活用してくる講演当日楽しみにしましょう!
  • 画像ー3:Best4チームの5試合の走行距離の変動!

  • 画像ー4:パス成功数(横軸)とパス成功1本に走る距離