2012.3.7

堺市「堺区魅力発信事業」の冊子作りに参加しました

学生と地域が連携して堺区の歴史的・文化的資源を再発見

南大阪の歩き方

 南大阪地域大学コンソーシアムが提供する「堺区魅力発信事業」に清水ゼミの3年生が参加しました。この事業は、堺区に点在する歴史的・文化的資源、魅力的な活動やスポットについて、学生が地域とネットワークを築きながら学び気付き、自らが感じた堺区の魅力を、広く発信していくことを目的としています。魅力的な資源を発見し、そして情報を収集し、最終的には冊子を作成するというプロジェクトです。

 学生たちは「鳳翔館」を魅力的なスポットとして選択し、聞き取りを行ないました。冊子は3月末に完成する予定です。

古民家「鳳翔館」の魅力ともてなしの心を伝える 国際観光学部 清水ゼミ3年 畠田 茉侑

畠田 茉侑さん

 私たちは、堺市から「堺区魅力発信事業」でパンフレットを作るという依頼を受けました。七まちにある鳳翔館やオススメスポットについて、私たちが考えた記事がパンフレットの枠に掲載されるということでした。とても面白そうな依頼でわくわくしましたが、限られたスペースに詳しく、分かりやすく、見る人の目を引きつけるような記事を書くのはとても難しかったです。私たちは鳳翔館に直接ヒアリング調査も行いました。

情報を収集する鼻田さん

 鳳翔館は大正期に建てられた古民家で、堺を観光している方やご近所の方々に、気軽にお茶やお菓子をだしてくれます。オーナーは、訪れる方に休憩していただき、いろんな世間話もできればよいという思いをもっておられます。「何気ない会話の中から、その人のニーズにあった情報を提供してくれる」鳳翔館のオーナーと古い町屋の魅力を伝えるために、みんなで何度もアイディアを出し合いながら、修正を繰り返しました。私たち自身も文章の推敲を重ねるうちに、パンフレットを見る人の立場になって考えるようになりました。パンフレットを手にとってくれる方に鳳翔館の魅力が伝われば嬉しいです。