塩路ゼミ2、3年生が但東町でフットパスとまちづくり活動

 9月19日から22日の4日間、国際観光学部 塩路研究室の2年生7名と3年生4名が、兵庫県豊岡市但東町でフットパスとまちづくりに関するゼミ活動を行いました。数年前から、但東町を含む但馬地方全域を対象にしている但馬県民局では、観光とフットパスによる地域づくりに着手しています。
 但東町でも、フットパスをつくることによって町の活性化を目指しています。同町のシルクロード観光協会のご協力のもと、今回の塩路研究室の活動はフットパスづくりに向けた同活動のスタートとなりました。今回は、このフィールドワークに参加した学生11人が、町を歩くことで気づいた点や地域の人々との交流からの学び、彼らの視点からの提案などを報告します。この活動は、阪南大学のキャリアゼミの助成を受けて実施しました。

但東町まち歩き
3年生 山下 和樹

 9月19日から3泊4日で、兵庫県豊岡市但東町でゼミ活動を行いました。但東町は、但馬地域に位置し、ほぼ正方形の町域で兵庫県全体の形状の中で京都方面に突起しているところが特徴です。交通面としては、京都府に近いですが、峠越えが必要で移動が難点だと感じました。しかし、但東町に着くと私の地元では感じることができない自然の豊かさに圧倒されました。
 2日目に2班に分かれてまち歩きを行いました。実際歩くまでは、畑が多いというイメージしかなかったのですが、歩いてみると、神社や丹後ちりめんの機織り工場、刺繍工場など想像になかったものがありました。また、農産物直売所を基点に北上していくと地元出身の小牧さんが経営している牧場があります。牧場にはメスの牛だけがいたということの他、285日での出荷や牛の様々な知識など、知らないことを沢山教えてもらいました。私自身も牧場が初体験ということもあり非常に貴重な体験となりました。また、私たちの班の案内役の河部さんは、昔、郵便局に勤めていたそうで、但東町や、その地域住民のことに詳しく、地域住民とのコミュニケーションも深く、つながりもあり、人々からの信頼が厚いように感じられました。また、この地域にはフットパスコースが全く作られていないため、休憩場所や標識は少ないと感じました。その点で、今ある農産物直売所をカフェや休憩の場として設け、使われていない廃屋は、少し手を入れて整え、休憩所として活用すべきだと考えました。また、丘を登っていくと耕作放棄地があったのですが、豊かな自然環境の中で利用しないのはもったいなく感じました。この場所も農耕体験の場として設けるのもいいかなと思いました。2日目の晩には、但東町の方々とバーベキューをしたのですが、住民の一人一人が優しく心温かい方が多くて驚きました。
 3日目には、まち歩きを通してのおすすめスポットやアイデアを踏まえ、フットパスコースを作成しました。但東町の方々に向けてプレゼンをしたのですが、生徒以外の前でプレゼンという形は初めてなので、とても緊張しました。自分自身の発表としては、発表技術が納得できるものではなかったのですが、その反省点を、これからの発表に満足できるように繋げていきたいと感じました。
 但東町は、自然に囲まれていて、良いところ尽くしでした。また但東町には、温泉や自然に恵まれた沢山の観光スポットがあり、食べ物も豊富でフットパスコースとしては魅力のある町です。それは、実際に行って五感で感じることで知ることができます。但東町だけでなく私たちの知らない地域でまち歩きをし、発見したこと、魅力などをフットパスコースに入れて、その魅力を沢山の方々に伝えて地域活性化に繋げていきたいと思います。

自然に溢れた町但東町
3年生 庄田 美幸

 9月19日から22日の4日間、塩路ゼミ3回生4人と2回生8人の12人で、但東町へ現地調査に訪れました。但東町とは、兵庫県北部にあり、私も今回の調査をきっかけに但東町という町を知りました。但東町では、現在地域活性化のためにフットパスを作り、広報しようとしています。
 2日目の朝から私達は2つのチームに分かれて但東町のまち歩きをしました。私の班は太田地区、木村地区、西野々地区、高龍寺地区の4つの地区、合わせて7.2kmを4時間かけて歩きました。まず、太田校区農産物直売所からスタートしました。そこには、土日だと新鮮な野菜が置かれていますが、平日だったので開いていなくて残念でした。
 シルクロード観光協会の家城さんと地元に住む河部さんが一緒に歩いてくれました
歩いてみるまでは、周りに緑が多くて虫が少し多いなと思っていましたが、歩いてみると、20種類以上の花や神社やお地蔵さん、刺繍工場など、たくさんのポイントがあり、それぞれの歴史について河部さんが分かりやすく説明してくださいました。

 お昼休憩を挟んで、次は北部の西野々地区に向かって坂を登りました。周りを見渡せば山でした。そこには、ピーマン畑があり頂上まで歩くと高龍寺地域の小牧さんの牧場がありました。たくさんの牛がいましたが、全てメスです。私達はこちらのルートを「モウモウ・ピーマンコース」と名付けました。
 まち歩きをしていると、小さい鳥居が道端に置かれていました、河部さんは地域を汚したりしないように守っているとおっしゃっていました。但東町は自然が綺麗な町である理由は、地元の人達がこういった努力をしているからなのだと感じました。笹船を作ったり自然に溢れた場所だからこそできた遊びです。
 河部さんにこの町を好きな理由を聞くと、自然が綺麗で地域の人々は信頼関係が強いからと話してくださり、確かにここの人々は温かいと感じました。また、まち歩きをしていて、気がついたことは、休憩場所が少ない事と標識や案内の看板が少ない点です。
 その後、フットパスを終え地元の方と交流会でバーベキューをしました。まち歩きに参加できなかった方もたくさん来てくださり、みなさん本当に気さくで優しくて話しやすかったです。

 3日目は、資料整理と発表準備をし、夕方には、地元の方々の前でプレゼンをしました。私たちのチームは、準備も発表も頑張ったのですが、もう少し違うルートや感想などを入れた発表ができれば良かったと感じました。
 但東町は、自然に囲まれてとても緑が多く、空気の美味しい町でした。あんなにも道端に花が咲いているのは初めてみました。何よりも良かったと感じたのは、自然を五感で感じることができた事です。河部さんが最初に、この町は、自然を五感で感じられると言っていて、私は歩いてみて、その通りだと思いました。私は、今回まち歩きをして但東町は本当に素敵な町なので、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと感じました。
今はインターネットが多様される時代なので、但東町のホームページなどに掲載し、地域の素朴な良さを宣伝していくべきだと思います。

但東町での体験
2年生 田村 晃大

 私は9月19から22日の4日間で兵庫県但東町に合宿へ行きました。但東町とは兵庫県北東部に位置し、かつて機業が盛んであった子午線が走っている町です。今回の合宿ではまち歩き、ワークショップ、地元の方々に向けた学生による発表とたいへん内容の多いものでした。
 まず1日目は、宿泊施設に行きました。私たちは合宿の間、田舎暮らし体験施設で寝泊まりさせていただきました。この施設では観光協会の家城さんにお世話になりました。お風呂やテレビ、食器などが用意されており、たいへん快適でした。ここは移住を考えている人が田舎での暮らしを体験できる施設です。
 2日目は、朝から資母地区公民館で地域住民の方との顔合わせをし、その後、但東町の太田地区、木村地区、西野々地区、高龍寺地区を実際にまち歩きしました。私たちと一緒にまち歩きをしてくださったボランティアの河部さんには、但東町にある神社や地蔵の歴史や道に咲いている花の名前、昔の遊びなど様々なことを教えていただきました。私が知らないことばかりで学ぶべきことがたくさんありました。まち歩きの後は、資母地区公民館に戻り、その日のまち歩きについてフィードバックをするため、白地図に実際に行った場所とそのポイントについて書き込みました。この作業を通して、但東町でフットパスをする際の良い点と課題点がわかりました。それが完成すると、私たちとは別のコースをまち歩きしていた班と地域住民の方々と一緒にワークショップとして意見交換を行い、1班と2班それぞれのコースについてフィードバックの内容を共有しました。その日の夕飯は地域住民の方と一緒にバーベキューをしました。たくさんの話をさせていただき、大変勉強になったことが強く印象に残っています。

 3日目は、朝から日本・モンゴル博物館へ行きました。そして資母地区公民館へ行き、その日の夜にある発表会のため1班のメンバーでパワーポイントと発表の準備をしました。息抜きに河部さんが日時計に連れて行って下さり日時計を実際に見たときの驚きも合宿の思い出の一つです。発表本番、予想以上に多くの人が発表を聞きに訪れてくださいました。1班の中でも最初に話す私はかなり緊張していました。早口になってはいけないと自分自身に言い聞かせていたのを今でも覚えています。発表の内容は前日に行ったワークショップの内容と私たちがまち歩きしたコースをより詳しく説明し実際に歩いて良かった点とこれからの課題点、それらを踏まえたコース提案です。とても緊張しましたが、とても良い経験になりました。

 4日目は、兵庫県立コウノトリの郷公園、玄武洞、竹野浜へ行き、「海の幸本舗ますだ」で新鮮な海鮮の昼食を食べて帰阪しました。今回の合宿で私は神社や花など但東町にあるものをフットパスや観光にどう生かすかということを考えながら行動していました。普段とは違って、観光客ではなく、観光客を呼び込む立場になって取り組むという、国際観光学部の学生としてとても貴重な体験をすることができたと思いました。

フィールドワーク in但東町
2年生 島田 麻衣

 9月19日から22日の4日間、フィールドワークで兵庫県豊岡市但東町を訪れました。塩路ゼミに入ったばかりで、フットパスというものがどのようなものか掴めていない2回生にとって、3回生の国内フィールドワークに参加させてもらえるのはとても良い経験になりました。
 2班にわかれてフットパスを行いました。私の班は太田・木村・西野々・高龍寺地区をまわりました。地元民の「いさむさん」の話を聞きながらフットパスのコースを案内してもらいました。「昔はおもちゃなんてなかったから」とわきに生えている猫じゃらしや笹の葉、ススキで簡単に作れる自然のおもちゃを教えてもらいました。また、コースに様々な花や植物、木々があり、豆知識も教えてもらいました。印象に残っていることは、松竹梅です。松の葉は地面に落ちてもバラバラにならずパートナーと永遠に寄り添う、竹は雪の重みで折れかけても雪が解ければまたまっすぐに戻ることから粘り強くという意味で、梅の花は春一番に花を咲かせることから、この3つは縁起の良いものとされ松竹梅と言われるようになったということなどを教わりました。
 また、但東町は「丹後ちりめん」という高級絹織物の生産が有名で、昔は数多く機織り屋さんが並んでいたのですが、今では木村地区には1軒しか残っていません。仕事中に中を見学させてもらい、お話を聞かせてもらいました。現在2代目で80年の歴史があるそうです。織られている丹後ちりめんは光沢があり美しかったです。

 そして、いさむさんの個人所有である竪穴式住居の中におじゃまさせてもらいました。入口は低くなっており、身分の高い人でも頭を下げて入室させるためとおっしゃっていました。火おこしの道具や食品の調理・保存方法など昔の人の暮らしについて教えてもらいました。
 日限地蔵を見たり、但馬牛となる牛を育てている畜牛所にも行ったりと、この日は4時間で約7キロ歩きました。砂利道や上り下りが激しい道があるので、フットパスのコースにするならば、ベンチや自販機などを設置した休憩スペースを新しく設置する必要性があると感じました。また、フットパス開催時だけでもよいので地元の人が参加者にお茶などを振る舞い、気軽に話ができるような休憩所をつくるのもいいかもしれないです。
 但東町は兵庫県の北東部に位置しており、山をぬけるとすぐ京都につきます。山が近く、自然豊かでした。自然が豊かすぎて、暗い夜道に鹿が出没したりするほどでした。宿泊場所から最も近いコンビニは京都にあり、そこへ行くのも車で20分はかかりました。普段私たちが生活する地域とは大きく異なっていて、不便だと感じる点もありましたが、但東町ならではの景色、温かい人々、豊かな自然を感じ、素敵な町であると今回のフィールドワークで知ることができました。お忙しい中、地元の方々には、塩路ゼミの調査への協力、バーベキューのセッティングなど、いろいろお世話になりました。但東町のみなさん、ありがとうございました。

自然が彩るまち・但東町
2年生 吉田 翔一

 私たち塩路ゼミは、9月19日から22日にかけて、兵庫県豊岡市但東町でフィールドワークを実施しました。天空の城と呼ばれ最近人気を増している竹田城が行く道中にあったり、但東町から一時間程で城崎温泉や竹野浜海水浴場があったりと、観光地からアクセスしやすく、山々に覆われたのどかな町です。しかし、町内は公共交通機関が非常に少ないため、現地へは車を利用しました。
 但東町の観光資源を見つけ、まち歩きマップを作ることを目的に二班に分かれて活動を行いました。私たちのグループでは、案内役の河部さんと観光協会の家城さんと地域の方々の案内のもと、塩路先生と三年生の先輩2名、2年生4名でまち歩き(フットパス)を行いました。地域の方と来訪者のコミュニケーションの場である太田校区農産物直売所からスタートしました。ここでは地元名産のピーマンなど新鮮な農作物が土曜日と日曜日に販売されており、朝採りのため新鮮で単価が安いことで評判を集めているそうです。地元の特産物を活かし、集客する取り組みは地域ならではなので、地域のモノやヒトを知る良い機会だと感じました。続いて、私たちは航空写真から見ると亀の形をした山に建っていた亀ヶ城跡へ向かいました。現在は、施設や自然環境の整備を行っていない為、立ち入り禁止になっていますが、鎌倉時代に築城され戦国期に街道の重要拠点となった歴史上重要な建物であることを知りました。城跡を整備し登山ルートを作ることで、歩くことの楽しみが一つ増えフットパスがより身近なものになると私は感じました。その後、日限地蔵、塩川刺繍企画、森本神社、但馬六十六地蔵六十三番目の地蔵、そして但東町最古の庚申塔を訪れました。そしてスタートポイントに戻り、牧場を目指し北上しました。目的地へ行く途中には天橋立と但東町を結ぶ石碑が置かれていたり、名産のピーマン畑や壮大な景色が多く見られ、誰でも楽しめるコースとなっていました。牧場では、但馬牛が育てられ優しく可愛い顔つきで、疲れを癒してくれる休憩ポイントとなりました。

 行く先々で案内役の河部さんが地域の方を紹介して下さり、地域の民話や名産品、昔の遊び等を知ることができ、また機織り工場を見学させていただけました。まち歩きをすることで地域の人と関わりを持つことができ、但東町の人々の温かさ優しさを感じることが出来ました。草木など日常目にすることのない自然を歩きながら知ることができ、また桜や紅葉などシーズンごとに楽しめるのではないかと考察しました。また違うルートを歩いて、但東町のまち歩き(フットパス)を広げ町の活性化に繋げていきたいと私は感じました。

 私たちは、田舎暮らし体験施設を借りて、四日間滞在しました。地域の方々は、遠方から来た私たちに気軽に声をかけてくださる穏やかで優しい方ばかりで、移住したいと感じました。人通りや交通量が非常に少ないため、静かでとても快適でした。3泊4日という短い期間でしたが、人口が少ないという問題点が、かえって人付き合い(地域住民の関わり)を深くしていると感じました。
 河部さんをはじめ地域の方々、観光協会の家城さん、4日間本当にありがとうございました。

自然と歴史の町・但東町
2年生 中山 大輔

 今回、3泊4日でフットパスと田舎暮らしを体験しました。私の中で田舎とは悪いイメージが多く、虫が多い、お洒落をしたくても服を買いに行く場所が少ない、コンビニ、スーパーが少ない、遊ぶ場所も少ないなど、例えをあげるときりがありませんでした。このイメージを抱いたまま、3泊4日のフットパス、田舎暮らし体験が始まりました。
 初日は、各グループが現地集合し、そこから泊まる民家のような宿舎にチェックインしてから夕食を食べに行くという日程でした。大阪から‪3時‬間ほど車を走らせ但東町に着きました。夕食は近くの蕎麦屋に行くグループと宿舎で自炊をするグループに分かれました。私は自炊グループになったのですが、ここで私の中にあった悪いイメージが的中しました。コンビニ、スーパーがとても少ないのです。宿舎の近くに1つスーパーがあったものの、それ以外は車を20分ほど走らせないとありませんでした。また近くのスーパーも‪7時に‬は閉まってしまうという田舎特有の営業時間でした。閉店までに買い物を済ませ、数人で自炊を楽しみました。その日は移動などで疲れもあり、食事を終えた後はすぐに就寝しました。
 2日目は、今回の目的でもある、フットパスを通しての但東町のまち歩きを行いました。但東町の人たちに説明を受けながら歩くというものでした。私自身フットパスを体験するのは始めてだったこともあり、自然豊かで日頃の景色とは全く違う景色を観ながらのまち歩きを心から楽しみにしていました。但東町の人たちとあいさつした後、フットパスに行きました。
 但東町は自然にあふれ、また、昔の趣漂う町で、歴史を感じました。機織りや、亀ケ城、竪穴住居など多くの伝統や歴史がありました。この伝統や歴史などは、町の人と共に歩かせてもらったからこそ発見できたもので、また、フットパスという、自らの足で歩いたからこそ発見できたものでした。そのころには、私の中で抱いていた虫が多いという悪いイメージはむしろ良いイメージに変わっており、歩いているうちに多くの種類の虫や花々を探すことが楽しくなっていました。フットパスを通して但東町でしかできない多くの体験ができました。
 3日目は、2日目に歩いた道の良かったところや、若者目線での提案などを考えて発表するための準備をし、夜に発表するという流れでした。発表内容を作成しているうちに新たな発見などもありました。しかし、時間ぎりぎりに完成し急いで発表したため、納得のいく発表ではなく悔しい気持ちでした。
 4日目は、豊岡市を観光し、3泊4日のフットパス、田舎暮らし体験が終わりました。終わってみると、田舎の悪いイメージは解消されていました。もちろんコンビニやスーパーは少なく、服を買う場所も多くはないでしょう。しかし、但東町にはそれよりも大切な人間同士の信頼関係であったり、自然の豊かさであったり、その背景には都会ではあまり感じることのない、多くの歴史があることに気づきました。

自然の町但東町
3年生 岡本 和哉

 私たちは9月19日から22日の4日間、兵庫県にある但東町に出向き、地元の方々とフットパスを通して交流会を行いました。そこで私たちが学んだこと、感じたことを書きたいと思います。
 私は但東町を知らず、いざインターネットで調べてみても、山や田んぼといった何もないところで田舎だと感じることしかできませんでした。しかし、実際に但東町を訪れてみるとイメージと違い驚きました。まず、空気がとても綺麗で大自然が広がっており清々しい気持ちになりました。確かに店は少なく、不便だと感じることもありそうですが、それがこの町の特色なのだと感じました。
 1日目は、半分が車での移動で但東町に着いた後、自分たちが泊まる移住体験施設の場所を確認し、近くにある地域の人々が使うスーパーふたばで買い物をして明日のまち歩きに備え、早めに就寝しました。
 2日目は、地元の方々と顔合わせをし、フットパスとは何かを学びました。その後2チームに分かれ、地元の方々と実際に歩くということでまち歩きをスタートしました。私が歩いたのは、主に神社などを見ることができ歴史を感じることができるコースです。昔栄えていた商店街通りを地元の人の説明を聞きながら歩きました。ここでは古風な雰囲気を感じることができました。そのまま歩いて行くと、商店街を抜け、下道に入りました。下道を歩いていると機織りの音が聞こえてきて、地元の方のご好意により見学させてもらうことができ、伝統的技術を間近に見ることができました。その後、途中でお昼休憩を挟み地元の方々とお話をして疲れを癒しました。休憩が終わった後は神社を巡りつつ普段は通ることがなさそうな山道を案内してもらい山を登りました。そこからの景色はとても綺麗で今までの疲れを忘れさせてくれるようでした。スタート地点に戻り地元の方達も交えてワークショップを開きました。歩いてみて気づいたこと、感じたことを発表しました。そして、歩いたルートを地図に書き出し2つの班でルートを説明し合いました。夕方から地元の方が交流会を含めたバーベキューを開いて下さり、より多くの地元の人々と話す機会となり貴重な体験をすることができました。

 3日目は発表会があるため、地元の方々に私たちがまち歩きをして気づいたことなどをまとめ、改善点を出した上で自分たちのフットパスルートを考え、パワーポイントにまとめる作業をしました。まとめる時に新たな発見や色々な意見が出て有意義な時間にすることができました。発表会には、たくさんの地元の人々が見に来てくださいました。緊張はしましたが、わかりやすく説明できたと思います。質疑応答の時間には、但東町を活性化させていくための提案や、私たちの発表の感想などを言っていただき頑張ってよかったなと思いました。
 4日目には観光協会の方などに最後の挨拶をし、帰りには玄武洞やコウノトリの郷公園などを観光して竹野町で美しい砂浜を歩き、帰路に立ちました。4日間と短い間でしたが、但東町と但馬地方から学ぶことはたくさんあり、良い経験をすることができました。それは地元の方々が私たちに優しく接してくれたからであり、フットパスに対しての前向きな姿勢があったからだと私は思います。但東町の地域活性化に私たちの意見が少しでも役立てば良いなと心から思いました。これからも但東町とゼミの関わりが深くなっていけば良いと感じました。

但東町をまち歩き
3年生  大西 風香

 今回、私はゼミの合宿で兵庫県の但東町に3泊4日で訪れました。但東町はとても田舎で静かな印象の街でした。午後に到着した初日は、まず老舗の蕎麦屋さんに行き、出石そばと天ぷら丼を食べました。また、私たち3年生女子2人は、シルク温泉やまびこという旅館に泊まりました。旅館の温泉は広く、露天風呂から眺める星はとても綺麗でした。
 そして2日目はまち歩きです。私のグループは赤野区・虫生区・如布区の三区を歩くコースでした。赤野区は神社が多く、如布区は昔ながらのレトロな雰囲気が漂っていました。また虫生区は峠などの山々が連なっていました。まずこのまち歩きを終えた印象は険しい道や足場の悪い狭い道などが多くて一苦労だったことです。しかし、約14kmもの道のりを歩いてたくさんのことを学ぶことができました。ここは昔機織りが盛んな町でした。現在でも京都へ出荷している機織りの家があります。だんだん減少していき、盛んだった頃から比べると町の人口も減り、商店街などは閉めてそのままの状態で残っているものが大半でした。その光景をみると昔の街並みが鮮明に目に浮かんできました。5時間のまち歩きを終え、夜は現地の方々と一緒にバーベキューをしました。明るくて親切な方々ばかりで一日でとても仲良くなれたように感じました。

 次に3日目です。昨日歩いたコースをもとにグループでこの地の活性化のため、実際にまち歩きのコースを提案し発表しました。地元の方々は真剣に聞いて下さり、私たちの考えるコースに新しくアドバイスを加えて、新たにトイレの設置を考えてくれたりしました。とても嬉しかったです。
 最終日は、日本モンゴル民族博物館いう施設に行きました。モンゴルの歴史と、但東町の史がわかる資料館となっていまいました。そして但東町を離れ、コウノトリが見られるコウノトリの郷公園へ行きました。そして最後に竹野浜海水浴場に行き、近くの海鮮丼屋さんで昼食を食べて今回の合宿は終わりました。2回生のみんなと仲良くなれたことが私はとても嬉しかったです。
 自炊しなければならない宿舎に泊まった彼らを手伝えたり、ご飯を作ってあげたりできたのもみんなのおかげです。とても楽しい4日間になりました。3日目の発表も自分たちの経験や考えをうまく伝えることができました。初めてフットパスを経験した2回生にも、私たちのゼミ活動がどのようなものであるかをしっかりと教えてあげられたのではないか、と感じました。                        

但東町フットパス
2年生 上田 綾子

 私は今回、但東町フットパス企画に参加しました。但東町で地域住民にとっては普段当たり前で気づかないものを、歩くことで私たちが魅力的に感じる資源を発見し、その魅力を楽しめるフットパスのルートを考えるという活動です。訪れてみて最初は、穏やかな所だと思いました。また、自然豊かで普通の田舎町という印象でした。
 初めに歩いた通りには、昔は商店や病院、旅館などがずらっと並んでいてとても栄えていたことを知りました。また、中学校の跡地が老人ホームになっていて、古風な建物が今でもそのまま残っていて落ち着いた雰囲気を感じました。さらに歩き如布区にはいると、珍しいカラフルなお地蔵さんがいて神社には相撲をとるところがありました。ここではお祭りが行われ子供たちが相撲をとって賑わうそうです。また、赤野区の赤野神社には、舞台や力くらべをする力石というものがありました。そして、突然の訪問だったにも関わらず伝統のある機織りの見学をさせていただきました。たくさんの種類の糸を使用しており、出来上がったものはほとんど京都に出しているなど、機織りについて詳しくお話を聞けました。機織りは、但東町を訪れた人が見学できるといいなと思いました。
 さらに進むと、岩に穴が開いていて自然の冷蔵庫として利用していた跡を見つけました。他ではなかなか見られない光景で貴重なものを見ることが出来ました。虫生区では撥転がしの舞台がある安牟加神社に行きました。舞台は前後で床の高さが違い、座って見る観客が見やすいよう工夫してあってとても印象に残りました。それから私でもとてもきついと思うくらい険しい山道を登りました。途中で休憩するところがあり、そこからは田んぼや町並みを眺められる素晴らしい景色が広がっていました。頂上には火の神様が祀られている愛宕神社がありました。そこでは5月から11月にかけて毎日火を灯すそうです。歩いていて、空気や川、水路の水がとてもきれいなことに気づきました。私たちの班は山道のコースと平坦な道のコースを提案しました。老若男女に楽しんでもらえるように、それぞれ違った魅力や発見があってとても良い感じでした。でも歩くコースを作るのは難しいことだと知ることができました。
 最後に、地域の方々はとても優しく一緒に歩いて丁寧に説明をしてくださり、楽しく歩くことができました。また、この町にしかない魅力を発見し、歴史を学ぶことができました。今回の活動を通して、歩くことで様々な発見ができるフットパスの良さを身をもって感じました。もっとこのような活動を経験したいと思いました。より多くの人にフットパスに興味を持ってもらい、但東町を訪れる人が増えると良いと思いました。

但東町フィールドワークに参加して
2年生 遠藤 菜緒

 2017年9月19日から22日の3泊4日の日程で兵庫県豊岡市にある但東町でフィールドワークを行いました。但東町は兵庫県の北部に位置する町であり、機織り物の町として栄えました。現在はチューリップや卵かけご飯で知られています。4日間、私たちは田舎暮らし体験施設に宿泊させていただきました。
 1日目は主に移動が中心となり、到着後但東町の観光協会の方と挨拶をし、説明などを受けました。そこから少し歩いて地元の小さなスーパー「ふたば屋」に行き、朝食の材料などを調達しました。私が思っていた以上に品揃えも豊富で手作りのコロッケやお惣菜もならんでいました。コロッケを食べてみましたが、中にはゴボウや豆が入っていてその店ならではの味で美味しいと思いました。その店ではそのお店ならではの味やどこか懐かしさを感じることができ、住民だけでなく観光客も、立ち寄って面白い店だと感じました。
 2日目は地元の方々と2班に分かれ、但東町を歩きに行きました。地元の方に色んな話を聞きながらメモをとり、途中で1時間お昼休憩をとり、合計約4時間歩きました。レトロな街灯や洋風な百貨店、旅館などを残す元の商店街を歩きました。地元の方々の話しを聞きながら歩くことによって、より昭和レトロな雰囲気を味わうことができとても面白かったです。また、カラフルなお地蔵さんや可愛い猫など、その地を歩いたからこそ気づくちょっとした発見が楽しいまち歩きでした。機織りの工場を見学させていただき、但東町が機織りで栄えていたことなど話しを聞くことができました、特に印象に残ったことは、現在は機織り工場が減っているということです。とても美しい日本の伝統が人手不足により途絶えてしまうのは本当に寂しいことだと思います。フットパスによって機織りの魅力など伝えていくことにより、そういった問題の解消に繋がることも考えられるのかなと思いました。

 歩いていて気づいたこととしては、神社がとても多いこと、水路の水がとても綺麗だったこと、自然が豊富であるという点です。普段歩く所よりも自然を感じられ、気持ちよく歩くことができました。夜は地元の方々がBBQを用意して下さり、コミュニケーションを取りつつ美味しくいただきました。
 3日目は、朝から発表の準備をし、夜に地元の方々の前でパワーポイントを発表しました。私たちの班では山道なども歩く「自然満喫コース」と平坦な道をゆったり歩く「お気軽コース」の2つのコースをつくり提案させていただきました。少し緊張しましたが、皆さんが暖かく見守ってくださったので、落ち着いて発表することができました。
 最終日は、コウノトリ公園や玄武洞を観光し、 4日間のゼミ合宿を終えました。今回初めてこのようなフィールドワークに参加しましたが、但東町の方々はとても優しく、沢山の話しを聞くことができ、このような町の人々との交流もフットパスの魅力の1つになると思いました。ぜひ今回のフィールドワークがこの町の発展に少しでもつながるきっかけになれば嬉しいと思いました。

初めての但東町
2年生 中田 亮輔

 私たちは、9月19日から22日の4日間、兵庫県豊岡市にある但東町へ行ってきました。但東町へは各自それぞれのグループで車で行き、途中サービスエリアにも寄りながらのんびりと向かいました。但東町に近づくにつれて自然の空気を感じました。大変静かで森に囲まれており、普段味わうことのできない空気を感じました。
 集合場所の和田山駅に着いたところでお腹が減ったので、私たちは駅の近くにあるパン屋に行きました。パン屋のきなこもちが美味しかったことを今でも覚えています。お腹を満たしたところで、但東町へ出発しました。
 私たちは、宿泊させていただく但東町の施設である田舎暮らし体験施設に到着しました。家の中は、綺麗にされており本当に普通の家でした。夕食は、そばを食べに行くグループと自炊をするグループに分かれました。普段、自炊をすることがないので、どうせならと思い自炊する事に決めました。私たちは、みんなで焼きそばを作り、大変美味しいものができました。いつも以上に美味しく感じる事が出来たので良かったです。
 2日目は、但東町のフットパスを作るためにまち歩きをしました。2つのグループに分かれていったのですが、私たちのグループは森の中を歩くという大変苦しい内容でした。普段、森を歩くことなどないのでいつも使うことのない筋肉が刺激され、次の日に筋肉痛になったのを思い出します。森の道中では、大阪では見る事がほとんどないマムシや蛇なども見る事ができました。但東町資母地区には、レトロな物が多く昔のデパートなどがそのまま残っており、昔の街並みを想像する事ができました。

 まち歩きが終わり、フットパスを作るために資料を参考にしながら各グループごとにルートを考えました。少し頭が回らなくなってきたところで晩御飯の時間がやってきました。観光協会の家城さんをはじめ但東町のみなさんと資母地区公民館でバーベキューをご一緒させていただきました。まち歩きをした後で大変疲れており、お腹も空いていたものあり、大勢で食べたご飯は大変美味しかったです。お肉だけではなく、野菜も美味で焼きそばまで用意していただきました。とても、楽しい時間になりました。
 3日目は、とうとう私たちが作ったフットパスの発表という一大イベントでした。大学に入って初めて地域の方々の前での発表だったので、かなり緊張していました。発表の時間が近づくにつれて、地域の方々が大勢こられたので不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、先輩の方達が私たちをリードしれくれてスムーズに発表に入ることができました。発表も上手くいき、そして、地域の方々も熱心に聞いてくださっていました。
 最終日は、最初に日本モンゴル民族博物館にいきました。但東町がモンゴルと交流の深い場所だとは知らなかったので、歴史好きの自分にはとても関心がもてました。その次に、コウノトリの郷公園に行き、コウノトリの複製やシカやその他色々の複製を見ました。その後訪れた玄武洞では、初めて洞窟を見ました。私は玄武洞に心を強く打たれました。自然の圧倒的な存在感で心が押しつぶされそうになるくらい素晴らしいと感じました。そして、竹野浜で綺麗な海を見た後に、「海の幸本舗ますだ」で美味しい海の幸のお刺身を食べました。
 但東町では、普段体験できない事を体験させていただきました。町の方々も、本当に優しく温かく迎え入れてくださり、感謝しています。再び、但東町に行ってみたいと思っていますので、また温かく迎え入れて下さったら大変嬉しく思います。但東町の皆さん、短い期間でしたが、ありがとうございました。

塩路研究室 2017年度キャリアゼミの活動