森重ゼミ・バンクーバー体験報告10

久保田萌子さんが海外インターンシップに向けて努力を重ねています

 今月もカナダ・バンクーバーから、2年生の久保田萌子さんから留学レポートが届きました。今回は、先月訪れたロッキーマウンテンツアーの様子のほか、海外インターンシップに向け、先生の厳しい指導のもと、英語の発音やスピーキング、ライティングの練習、さらにはセミナーや面接練習に励んでいる様子を伝えてくれています。
 なお、同じくカナダのウィニペグ大学に留学していた3年生の花岡志保さんは先月末、無事に帰国しました。彼女の留学の総括については、改めて報告します。(森重昌之)

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ロッキーマウンテンツアーとインターンシップに向けて
 国際観光学部2年 久保田萌子

 今回は、先月訪れたロッキーマウンテンツアーと学校での生活について報告します。
 先月、3泊4日のロッキーマウンテンのバスツアーに参加しました。30人くらいの団体で、1人のカナディアンツアーガイドが付いて案内してくれました。私は友人と2人で参加しました。他の参加者は、バンクーバーにある語学学校に通う留学生やさまざまな国からの旅行者で、初めて会ったにもかかわらず、4日間で仲良く過ごすことができました。バンクーバーのダウンタウンからは1時間の時差があり、バスで8〜9時間かかります。夜はロッジのようなところに泊まりました。そこでは、主にボランティアスタッフの方々が長期間宿泊し、私たちに朝食をつくったり、夜に火を焚いてキャンプファイヤーの準備をしてくださったりするなど、お世話をしてくださいました。翌朝からは忙しく、ゴンドラに乗って山の頂上へ行ったり、ハイキングで滝や湖を見たり、ホットスプリングやアイススケートなどを体験したりしました。
 バンフのダウンタウンは小さいですが、レストランや衣服、土産物など、生活に必要なものはすべて揃っている便利なところでした。建物はすべて低く建てられており、屋根の色も揃えられていて、景観が守られているので、360度囲まれた周りの山を見ることができます。
 3日目に訪れた湖では、凍っていて真ん中の方まで歩くことができました。街の中では感じることのできない静けさで、カナダの広い自然を感じました。ツアーガイドの方はフレンドリーで、いつも私たちを楽しませてくれました。また、ロッキーマウンテンは私がカナダにいる間にどうしても行きたかった場所の一つでしたので、参加してよかったです。
 学校の授業について報告します。先週から午前中のクラスを変更しました。内容はやはり難しくなり、毎日の宿題もかなり増えました。新しい先生はとてもアクティブで、この学校では有名な先生です。時々厳しいこともありますが、発音やスピーキング、ライティングなど、私たち一人ひとりにあったアドバイスをしてくださるので、ためになる授業だと思います。
 放課後には週に1回、インターンシップのためのセミナーや面接練習があります。最初のセミナーでは、レジュメの書き方を学びました。カナダでは年齢、性別を記入しないことや用紙全体に文章を埋めるのではなく、全体の見やすさとバランスの方が大事です。学歴や職歴、スキルなど、自分がアピールしたい順序で書くことなど、重視される内容に日本との違いを感じました。来月中に面接があるので、本番までにさらに練習が必要です。
 休日はクラスの友人とノースバンクーバーへ行って韓国料理を食べたり、誕生日パーティーをしたり、ルームメイトとダウンタウンへ出かけたりと楽しんでいます。3月後半にBULATSテストを受ける予定ですので、良い結果を残してインターンシップに役立てられるよう、もっと勉強します。
  • With member of tour group

  • Minnewanka Lake in Rocky

  • North Vancouver