フィールドワークについて

メンバー

永野健太(3回生),松原歩美(3回生),和田夏実(1回生)

利用チケット

 今回のフィールドワークは,在来線の普通料金と通常の入場料で回り,お得チケットは利用しなかった。

コース紹介

ホテルオアシス出発(徒歩・5分弱)→地下鉄御堂筋線動物園前駅(25分弱・230円)→御堂筋線梅田駅(徒歩・5分弱)→阪神梅田駅(阪神線・35分弱・310円)→阪神三宮駅(徒歩・5分弱)→ハローステーション(徒歩・15分弱)→南京町(徒歩・15分弱)→ポートタワー(徒歩・2分)→海洋博物館・カワサキワールド(徒歩・5分弱)→遊覧船クルーズ(徒歩・5分弱)→モザイク→(徒歩・35分)→異人館・北野案内所(徒歩・15分)→阪神三宮駅(35分・310円)→阪神梅田駅(徒歩・5分弱)→御堂筋線梅田駅(25分弱・230円)→御堂筋線動物園前駅→ホテルオアシス着

お得チケットについて

 今回は利用しなかったが,「神戸1dayパス」(一人あたり2,000円)というお得チケットがある。2,300円で梅田からの拡大版もある。購入場所は阪神三宮・御影の各駅長室および,元町〜芦屋の各駅。拡大版は梅田駅の駅長室。
 このチケットの特徴は,購入した1日間,神戸エリアの阪神線乗り放題・神戸市バス乗り放題なことである。他のバス会社でも使えるが乗れない区間もあるので注意がいる。神戸市内のほぼ全ての観光・集客施設で入場料として使える1,000円分のクーポンも付いている。現地で何度も電車移動を繰り返すならば,購入したほうが得になると思いますが,クーポン券が1,000円分なので,街歩き主体の観光ならば微妙なところです。

多言語表示について

 大阪市営地下鉄の駅内は看板に小さく英語表記がありますが気を配っていないと気づかないレベルでした。電車内は電光掲示板に英語表記があります。車内では次の駅名のみ英語でのアナウンスがありましたが,騒音で聞こえにくかった。到着時にはないので不便ではないかと感じました。
 駅につき改札をでると広い地下街で英語表記はなく,看板も目立たないところにありました。大通りには看板が英語・韓国語・中国語に対応した案内板があるが,駅からは離
れているので見つけるまでが大変でした。
南京町は入り口に英語対応の看板がありましたが,街なかは全て日本語表示でした。
 ポートタワーは英語・韓国語・中国語に対応した地図があり目的地を決めるのに便利ではないかと思いました。音声案内は日本語のみ。海洋博物館は全て日本語表示でした。

観光案内所について

 「ハローステーション」は地下街から上にあがってすぐ目の前にあるが,あまり目立たない。営業時間は9:00〜19:00で4〜5名のスタッフが常駐しており,神戸市の観光課と広報課が運営している。観光案内のほかに市政案内も行っている。対応言語は、日本語・英語・韓国語であった。

まとめと感想

 大阪市内の地下鉄では,駅からでてすぐ日本人でも迷いそうな地下街に出る。地下街の案内図を見つけてもすんなり案内所にいけるかどうか怪しい。駅から出ても下調べをしておかないと迷いそうな場所が多かった。案内板は,英語・中国語・韓国語に対応していますが,見つけるまでの間が大変で,案内板同士の距離も離れているので地図が必要だと感じました。ある程度場所を絞った地図を用意すると効果的ではないかと思います。
 今回のフィールドワークでは,三宮から南の地域を周ることにしました。三宮までの私鉄交通は一度乗換えがあるうえに,JRに比べ多少時間がかかる。新今宮から神戸三宮方面に日帰り観光に行くのであれば,やはりJRの方が便利だと感じた。
 神戸市街地の南側は海に面していて,クルーズや飲食店・お土産屋といった娯楽色
が強い店が多いので「遊ぶ」ということに関しては楽しめると思います。
 1dayパスは電車や市バスに乗らなければあまりメリットがないので,海辺を歩くのを楽しむのがいい。南側で1日つぶれるので,北側と南側を1日でというのは難しいかもしれない。昼は山で涼み,夜は海で夜景というのもいいかもしれない。
 案内所でもらったモデルコースに酒蔵を巡るコースがあった。日本酒に興味がある外国人を対象にしたツアーがあると面白いと思った。

参加メンバーの感想・意見

松原歩美(3回生)

気づいた点を箇条書きします。
・阪神電車内は,電光掲示板で次に停まる駅を知らせてくれるが,停まるギリギリに表示するため,外国人は注意深く表示を見なければいけない。音声アナウンスは日本語のみ。
・阪神梅田駅の切符売り場が分かりにくい。
・阪神三宮駅で電車を降りてすぐ,案内板がなかったため,どこに行けば改札があるのかわからない。英語表記が必要。
・神戸の観光案内所も,そこまで行くのが分かりづらい。
・ポートタワー・海洋博物館・カワサキワールドは簡単な英語の案内があり,パンフレットも充実している。
・南京町は外国語表記が意外と少なく不便だ。
・遊覧船も英語の音声案内はない。
 外国人目線で神戸まで行こうとすれば,阪神線は英語の音声アナウンスや電光掲示板が充実していないため,分かりづらいのではないかと思った。ポートタワー,海洋博物館,カワサキワールドは多言語のパンフレットが置いてあるので,楽しめると思う。
 遊覧船では,船上から潜水艦が見えたり,明石海峡大橋,神戸空港などが見える。英語の音声ガイドがあれば,面白いのではないかと思う。今回は海側しか回れなかった。山側も回るには一日では足りない。市街地は地図を見ながら行動しなければ,分かりにくいと思った。