2016.7.21

【松ゼミWalker vol.206】 星空スタンドでINFORMATIONと浴衣の着付けをお手伝い

【松ゼミWalker vol.206】 星空スタンドでINFORMATIONと浴衣の着付けをお手伝い(教員 松村嘉久)

 なんばのグルメ屋台と美味しいお酒を堪能できる第4回星空スタンドが,2016年7月16日(土)から24日(日)まで,なんばカーニバルモールにて開催されています。土・日・祝は15時から22時まで,平日は17時から22時まで,「なんばパークス」と「なんばCITY南館」の間の細長い通路が会場です。星空スタンドの主催は南海電鉄,大阪市浪速区と阪南大学国際観光学部が協力で並び,主役は何といってもなんば地域の飲食店です。
 毎日日替わりで,なんば地域の人気の飲食店のブースが並び,この日だけ提供する特別なお料理や,お店イチオシのお料理を,ワンコイン500円くらいで楽しめます。それに加えて,第4回星空スタンドでは,国産にこだわり,夏に楽しめるというコンセプトで,日本酒,ワイン,地ビールも,全国各地から集められ,種類は実に豊富です。
 松村ゼミは,星空スタンドの産官学地域の4者連携,という志しに共感して,第2回からインフォメーション提供業務を「学」として担当して来ました。これまで2回の経験を積み重ね,インフォメーション提供にも,ずいぶんと余裕ができてきました。そこで,真夏開催の第4回星空スタンドでは,従来のインフォメーション提供に加えて,インバウンド客に何か日本文化を体験してもらえないか,という提案が主催の南海電鉄からありました。南海電鉄の担当者もゼミに参加して議論するなかで,例えば…と出てきたのが,浴衣を着付けて,星空スタンドを楽しんでもらおう,という案でした。

 ただし,浴衣の着付けはハードルが高く,和装経験の少ない学生には無理なのでは…となりました。そこで和美換(わびかえ)という会社にお手伝いいただくことになりました。
 和美換は,独自の工夫でごくごく簡単に着付けられる浴衣を開発された会社で,学生でも数分ご指導いただいたら,他人に浴衣を着せられるようになります。マジックテープを三ヶ所とめ,簡易な帯を結ぶだけのとても簡単な作業なのですが,見た目はちゃんとした浴衣姿になります。何よりも心強いのは,和美換はインバウンド客向けのイベント経験が豊富なこと。和美換のスタッフと一緒に活動するなかで,ゼミ生たちも多くのことを学べます。
 星空スタンドはすでに前半戦を終え,後半戦へ入りました。ゼミ生たちは連日,自ら浴衣姿になって,インフォメーション提供と浴衣体験を担当しています。台湾の国立高雄餐旅大学からの交換留学生たちも,連日の大活躍してくれています。
 前半戦,浴衣体験は大好評で,少ない日でも20名くらい,多い日は40名以上の利用者がありました。9日間のイベント期間中,のべ70余名のゼミ生が,国際観光の最前線の現場で経験を積んでいます。2年生の15代目ゼミ生も加わり,最終日の7月24日(日)まで毎日頑張っているので,お近くにお越しの際は,ぜひ様子を見がてらご来場ください。