中国語版「新世界・西成 食べ歩きMAP」が完成,配布が始まりました(レポーター:張宝)

 好評を得ている「新世界・西成 食べ歩きMAP」の中国語版が7月初旬に完成し,すでに配布が始まっています。7月28日(土),ナニワの日には通天閣界隈で配布もされました。
 英語版と中国語版では,出来上がりが微妙に異なります。まず違うのが表紙,中国語版では,表紙に「編集・制作 新今宮観光インフォメーションセンター 阪南大学国際観光学部松村嘉久研究室」と書かれています。表紙を変えたのは,英語版と中国語版を区別できるようにするためでした。
 最大の違いは掲載店舗,英語版掲載の2店舗が外れられ,中国語版では3店舗が新規追加されました。新規追加店舗は,数々の新世界名物を生み出してきた「DEN・EN」,新世界市場入口の「お肉のさかもと」,恵美須西の隠れ家「あなぐま亭」です。
 配布方法は英語版と同じ,基本的には新今宮界隈のゲストハウスのフロントで,宿泊者を対象に配布します。この他に,掲載店舗や通天閣でも配布。最近,新今宮TICの運営をしていても,このMAPの効果を実感することが多くなりました。掲載店舗からも喜びの声が寄せられ,作成に関わった私たちも喜んでいます。

大阪市交通局の『ノッテオリテ』とMBSの『VOICE』(レポート:松村嘉久)

 大阪市交通局が発行するフリーマガジン『ノッテオリテ』2012年7月号(vol.20)で,「OSAKAぶらっと散歩」というコーナーがあり,松村ゼミが企画と案内でお手伝いしました。以下のウェブサイトで公開されているので,ぜひご覧ください。http://www.kotsu.city.osaka.jp/general/enjoy/notte-orite.html
 新今宮TICに制作会社の方々が何度か取材に来られたので,外国人個人旅行者の旅の好みや私たちの地域での活動について説明し,バックパッカーが多く集うホテル東洋も紹介しました。記事はイラストでの紹介,私と4回生の井上咲季さんの似顔絵が掲載されています。
 7月31日(火)の夕方,何名かのゼミ生やゼミOB・OGから,「先生,今,テレビ出てるよ」とのメールが来ました。テレビのインタビュー取材は,どう編集されているのか分からないので,放送はぜひともチェックしたいところです。ところが,オンエアー日は知らされないことも多い…。どの局から受けた取材かもわからない…。
 そこで「何チャンネル? どんなこと言うてた?」と連絡をくれた何名かに問い合わせました。話を総合すると,MBSの『VOICE』で西成新区長についての特集があり,臣永正廣・西成新区長に対しての私のコメントが紹介され,「西成カジノ構想はダメ」,「現場のことをもっと知るべき」と,かなり手厳しい発言をしていたようです。

復活,夏休み恒例の答志島ゼミ旅行!!(レポート:松村嘉久)

 7月中旬は2回まち歩きツアーを行い,忙しい日々が続き8月へと突入。
 8月1日(水)夕方,新今宮TICのスタッフ有志が集まり,夏休みの毎日運営前の勉強会と懇親会を南キャンで行いました。新今宮TICの毎日運営は,8月4日(土)から始まり,9月23日(日)まで続きます。
 この勉強会と懇親会は,その最後の準備を兼ねて,スタッフの団結力を高めるのが目的です。懇親会終了後はPL花火大会を南キャン3階の教室から見学して楽しみました。忙しいなかOBやOGも駆けつけ,後輩たちに新今宮TICのことや就職活動などについてアドバイスしてくれました。

 その翌日8月2日(木)から1泊2日で,三重県鳥羽の離島・答志島へゼミ旅行に行ってきました。何年か連続で続いた夏恒例のゼミ旅行だったのですが,2011年は台北夜市調査に多くのゼミ生が参加したので,答志島ゼミ旅行は途切れました。2012年は松村の予定が立て込んでいて,海外フィールドワークへは行けそうもないので,せめて答志島でも…とゼミ旅行が復活しました。
 答志島へは交通手段は,近鉄鳥羽駅から徒歩10分の鳥羽マリンターミナルから鳥羽市営定期船に乗り30分ほどです。答志島での常宿の料理旅館・喜久屋に12時過ぎに到着。荷物を置いて着替えたら,すぐに海へ。海につかって,磯遊びして,スイカ割りして喜久屋へ帰ると,展望浴場でさっぱりしてから,お待ちかねの夕食です。今回の夕食には,黒鯛と伊勢海老のお刺身がでました。夜は松村ゼミ恒例のUNO大会で楽しみ,23時前には疲れて就寝解散。翌朝の朝食を一緒に食べて,現地解散しました。
 今回のゼミ旅行には,高雄餐旅大学からの交換留学生・范妍希さん(愛称・しーちゃん)も帰国前に参加して,日本でのゼミ活動の最後を締めくくりました。高雄は夜市が賑やかなところで有名,范さんとは必ず,ゼミ生らと一緒に高雄で再会したいと思います。

答志島ゼミ旅行フォトアルバム
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  • 鳥羽市営定期船の甲板にて

  • 答志島の浜辺にて