国際観光学部小林ゼミが5年連続で優秀賞を受賞

2014.6.4

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国際観光学部 国際観光学科 小林 弘二

国際観光学部小林ゼミが5年連続で優秀賞を受賞

就職活動と並行して、旅行企画コンテストに挑む。

日本旅行業協会と新関西国際空港(株)が2010年から開催するコンテスト“関空発「学生と旅行会社でつくる」海外旅行企画”のコンペに、国際観光学部の小林弘二(こばやしこうじ)研究室のゼミ生が応募し、最終選考に残りました。小林ゼミは第1回から参加し、5回目となる今回も2チームが優秀賞を受賞。5年連続最終選考に残るという快挙を成し遂げました。

5年連続で阪南大学の旅行企画が入賞

2014年5月24日(土)、ホテル日航関西空港で第5回“関空発「学生と旅行会社でつくる」海外旅行企画”の最終審査会が行われました。このコンテストの最大の魅力はグランプリを獲得すれば実際に商品化されることです。それだけに独創性・プレゼンテーション能力・可能性など、提案を様々な視点から厳しく審査されることになります。 今回一次選考を通過したのは阪南大学・和歌山大学・武庫川女子大学・同志社大学の4大学7作品。阪南大学の2作品はいずれも小林ゼミのゼミ生による提案で、各組が8分間のプレゼンテーションを行いました。惜しくもグランプリ受賞は叶わなかったものの、小林ゼミは5年連続で最終審査に勝ち残り、優秀賞を受賞しました。

カップルをターゲットにした 「愛が溢れるハート旅 〜Fall in Love, You & Australia〜」

優秀賞の1作品目は、7チーム中最初のプレゼンテーションとなった高雲未来さんの「愛が溢れるハート旅」。ハネムーナー・カップル・夫婦を対象とした6泊9日のオーストラリア旅行で、LOVEとHEARTをキーワードにハミルトン島〜シドニー〜エアーズロックの3地点を巡りながら、3つのハートを集め、互いの愛を深めるという企画です。
最初のハートは、自然遺産であるグレートバリアリーフにあるハミルトン島のハートリーフでの遊覧飛行。このハートリーフは9km以上も続くシリカ砂の砂浜で、一緒に見たカップルはずっと一緒にいられるというジンクスがあるといいます。ふたつめのハートは文化遺産のオペラハウスを見た後、有名チョコレートショップであるヘイグス・チョコレートでハートのチョコレートを買い、相手に手紙を書いておく。みっつめのハートは、複合遺産であるウルル=エアーズロックでの登山でハートの窪みと呼ばれている場所。ここで手紙とチョコレートを交換し、旅はクライマックスを迎えます

自然遺産・文化遺産・日本にはまだない複合遺産の3種類の世界遺産を制覇しながら、さまざまなドキドキを体験して、互いへの愛と感謝を深める意義深い旅となっています。またオーストラリアの3地点を移動した軌跡がハート型を描くなど、徹底してキーワードのLOVEとHEARTにこだわったところに企画力の高さが伺えます。

若者とその親をターゲットにした 「親子孝行 〜しあわせのかけら〜」

阪南大学の2作品目、岡本恵莉奈さん、長村静莉奈さん、木本汐里さん、光田夏海さん、河合和也さんの「親子孝行 〜しあわせのかけら〜」も優秀賞を受賞した。10代後半〜20代前半の子どもとその親をターゲットとした4泊6日のサンフランシスコへの旅です。ロハス旅をしながら1日一葉ずつクローバーを集めて4日で四つ葉を完成させ、一緒にいられる時間が少なくなった親子が家族の良さを再確認する「親子孝行」を行います。
1日目は「幸福のかけら」としてゴールデンゲートブリッジを一緒にウォーキング、2日目は「信仰のかけら」として神々の楽園とも呼ばれるヨセミテ国立公園でリフレッシュし、3日目は「愛情のかけら」としてワイナリーやレストランで両親の馴れ初めを聞き、4日めは「希望のかけら」としてシリコンバレーでアメリカンドリームの拠点を巡ります。

4泊6日という休みの取りやすいショートトリップでありながら、現地滞在の4日間を四つ葉のクローバーになぞらえて「親子孝行(チームの造語)」する旅。一緒に過ごすことが少なくなった家族に、ロハス旅を体験することで互いの健康を気づかい、家族の大切さを確かめ合う機会を提供しており、前向きなメッセージが高評価の要因だと思います。

ハイレベルな企画が大接戦を展開。

小林ゼミは今回4チーム体制で本コンテストに挑み、2チームが一次選考を通過。惜しくもグランプリ・準グランプリは逃したが5年連続優秀賞受賞という快挙となりました。審査委員長からも「どの提案も素晴らしく、順位を付けるのがとても心苦しく思えた」との言葉がありましたが、7作品の評価は拮抗していたようです。第1回目から参加している小林教授も「今回はこれまでにないほど、企画内容・プレゼンテーションともにレベルが高かったですね。当ゼミの2チームの提案も過去5回の中で最高水準でした。本当によくやってくれたと思います」とゼミ生をねぎらわれました。 小林教授は2作品についての感想を、「愛が溢れるハート旅」については「留学先だったオーストラリアへの思いが反映されているように感じました。世界遺産という見どころと、愛というテーマを見事にミックスさせてくれていましたね」と、「親子孝行」については「サンフランシスコというメジャーな都市で定番の観光地を押さえつつ、ロハスと幸せのクローバーというストーリーをうまく紡げていたと思います」と述べ、「グランプリ受賞とはなりませんでしたが、コンテストである以上受賞を逃すこともあります。それよりも学生の提案する企画のレベルが年々上がっているのを実感しています」と積み重ねた5年間の手応えに嬉しさを滲ませました。

ゼミで培った実践力を社会へ。

「愛が溢れるハート旅」の高雲さんは「プレゼンテーションの順番が最初だと急に決まり緊張しましたが、テーマを重視してしっかり作った企画だったので自信を持ってのぞむことができました」と感想を語りました。今回の提案はハネムーナー・夫婦・カップルをターゲットとしたものだったが、現在就職活動中の高雲さんがめざすのは、そのターゲットとも重なる旅行業界とブライダル業界だといいます。「今回の挑戦を就職活動でもアピールできればと思っています」と、さらなる意気込みを見せてくれました。 「親子孝行」の岡本さんと木本さんは「5人で3ヶ月かけて作った企画なので、自信を持って2人でプレゼンテーションし、全てを出し切ったという手応えもあっただけに、正直グランプリを逃したのはくやしいです」と少し残念そうな表情を見せました。岡本さんは金融機関に就職が内定。「旅行業界ではないですが、今まで学んできたことと共通するのは、お客様にいかに満足していただけるかを常に考えるということ。培ってきた提案力で信頼される社会人になりたい」と将来のビジョンを語ってくれました。またアメリカ留学経験を持ち、今回の提案でもその経験を発揮できたという木本さんは「海外で働きたいという希望があるので、旅行の知識をさらに身につけて、海外で旅行関連の仕事に就ければと思っています」と今後の展望を語ってくれました。 コンテスト第1回開催から丸4年を経て、さらに小林ゼミの提案力は強くなっているという。旅行業界だけでなく、様々な業界でその力を発揮してくれる日も遠くないと思います。今後も様々な挑戦を続ける小林ゼミから目が離せません。


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