経営情報学部 水野ゼミ【連載シリーズSカレ総合優勝戦】悲願の総合優勝までの軌跡 プロローグ

2016.10.18

前のページに戻る

経営情報学部 経営情報学科 水野 学

経営情報学部 水野ゼミ【連載シリーズSカレ総合優勝戦】悲願の総合優勝までの軌跡 プロローグ

 2016年10月9日に立命館大学いばらきキャンパスで開催されたSカレ総合優勝戦において,「もらってウレシい段ボール小物」テーマの覇者として参加した経営情報学部 水野研究室のチームC. Clover fl(西川貴之,泉 和輝,西岡勇希,小畠 崚)が他のファイナリスト6チームを抑え見事に優勝、27大学30ゼミ 130チームの頂点に立ちました。


左端は今回のテーマ企業である株式会社美販 尾寅社長

 Sカレとは、全国の大学が1年間にわたって繰り広げる、商品開発コンテストのこと。参加できるのは大学3年生だけ。3〜4人が1チームとなって、提示されたテーマの中から1つを選択、まず3回生の秋カンファレンスにおいて、企業の人たちに商品コンセプトをプレゼンテーションします。ここで企業の人たちから厳しい指摘やアドバイスを受けます。それを受け、学生たちは企画の修正や変更を行います。加えて、その商品が実現したら具体的にどのような売り方やプロモーションを行うのかという、マーケティングプランも同時に考えていきます。その企画を持ち寄り、再び企業の方々にプレゼンテーションするのが冬カンファレンスです。ここでテーマごとに1チームの優勝プランが選ばれます。普通の商品企画コンテストはここまでですが、Sカレは違います。選ばれた企画は商品化の権利も同時に得ることになります。しかしそれはあくまでも権利。ここからスポンサー企業とともに商品化作業に取りかかります。量産化に耐えられるようなデザインの変更や売り先の開拓、プロモーションの計画など、企業の商品開発と同じプロセスを体験します。そして実際に商品化を達成したチームのみが、翌年の秋カンファレスと同時に開催される真のチャンピオンを決める総合優勝戦に駒を進めることができるという過酷なコンテストなのです。

 チームC. Clover flの4人が提案した商品は、プラモデルの塗装作業がスムーズになる商品。プラモデルのパーツを塗装した後の乾燥スペースがない、細かなパーツを整理する場所がないという不満を解消するというニッチ商品です。メンバーは丹念なリサーチの結果、確かにニッチ市場ではあるが、一方でこの不満を解消することへのニーズは非常に強いことを発見。段ボールが持っている加工のしやすさ、使い勝手のよさなどと組み合わせて商品企画につなげました。
 さらにこの商品は、ユーザーに直接販売するのではなく、プラモデル販売店の販促ツール、いわゆるノベルティグッズとして企業に販売するというB to B用途としました。これはこれまでのSカレではなかった、画期的な発想でした。
 その結果、彼らのアイディアは「もらってウレシい段ボール小物」テーマにおいて、秋カンファレンス、冬カンファレンスともに1位を獲得。見事商品化の権利を得たのでした。
 ただ問題はここからです。この企画した商品を本当に実現させなければ、総合優勝戦に進むことはできません。期間はわずか9ヶ月。テーマのスポンサーである株式会社美販様とともに、本当の戦いが始まりました。これから5回にわたって、戦いの軌跡をレポートしていきます。
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • 交通アクセス