2017.12.15

【キャリアゼミ】先輩が経営するイタリア料理店へご提案

【キャリアゼミ】先輩が経営するイタリア料理店へご提案

活動テーマ:実践的商品開発プロジェクト
連携先:イタリア料理店のマーケティング戦略支援プロジェクト


 私たち水野ゼミは、大阪 天満橋駅近くにあるバーカロkitchen Tera(以降、キッチンテラ)さんのマーケティング活動のお手伝いをするプロジェクトに取り組んでいます。ここは水野ゼミ1期生のお二人が経営されているイタリア料理店です。このお店に、学生の立場から気づく提案を目指します。このプロジェクトを進めるにあたり、2つに取り組んでいます。
 まず「写メールマーケティング」です。これはテーマに沿った場所で商品を取材し、そこで撮影した写真をもとに、4チームに分かれ2チームずつプレゼンで対決をします。負けると次回も引き続き取り組むことになる、という緊張感がゼミ生たちのやる気をかき立てています。
 お題は毎回変わります。期限が1週間しかなくチームのみんなと予定を合わせるのが難しく、また知らない商品を見つけるのにもなかなか大変です。先生曰く、何度も訪れることでいい商品に巡り合えることと、プレゼンの資料も「神は細部に宿る」という言葉があるように、細かなことに気を利かせるといいものができるそうです。どのチームも個性が強く、実演型や寸劇など相手への伝え方を工夫し、協力したプレゼンに取り組んでいます。
 次に「プロジェクトチーム活動」では、マーケティング活動(新料理開発、店内プロモーション、集客プロモーション)のタテ組織と、リサーチ活動(競合調査、アナロガス調査、ユーザー調査)のヨコ組織から成るマトリックス組織を作り、全員がタテとヨコそれぞれ1つずつ所属し活動しています。お店にうかがい、経営者のお二人にお店のコンセプトやこだわりなどインタビューしたり、身分を隠してお店の現状を調べる「覆面調査」をおこなったりしました。さらにイタリアンに限らず、いろいろなお店に行って料理や接客、メニュー表の工夫を調査し、キッチンテラと比較するなどと大忙しです。そのデータを付箋に書き出しみんなと話し合いをしたり、他のチームから案をもらうなどしたりしながら、提案のための企画を練り上げています。

学生活動状況報告

 写メールマーケティングでは、その場に行って面白い商品を探すことはこんなに大変なんだということを知りました。けれども、実際に行ってみると商品を探しつつ、キッチンテラの工夫や改善に関する情報やアイディアが浮かび一石二鳥だと思いました。またプレゼンでは、どのようにすればこの商品の特徴やよさの伝えられるのかを、チームでたくさん話し合いました。回数を重ねるとともにどのチームも個性的なプレゼンで少しずつプレゼン力も上がりみんな負けまいとやる気になって取り組んでいます。プロジェクトチーム活動で、私は集客プロモーションチームのリーダーをやらせてもらっています。初めての取り組みだったので不安なところが多いのですが、こんな貴重なことをさせてもらうことをありがたく思いながら調査などしています。なかなかうまくいかないところがありますが、現状は各チームの課題に取り組み、他のお店へたくさん行き工夫されているところを、キッチンテラには合わせてどうやって提案するのかをいろいろ話し合い、最終発表に向けて考えている状況です。
 最後まで諦めず、ゼミの基本方針である「結果=才能×努力」や「脳みそに汗をかけ」を忘れずみんな一丸となって頑張っていきたいです。

経営情報学部 2年生 今別府 結衣

参加学生一覧

今別府 結衣、垣 大樹、梶本 絵莉、日下部 琳加、工藤 涼人、国方 凱統、久保 菜摘、新堂 香葉、鈴木 滉、丹野 剛、寺田 圭佑、富永 陸斗、藤田 怜弥

ゼミ集合写真