3次元センサーとは?

 難しく考えなくていいです・・・,3次元センサーとは,カメラで写真を撮るような感じの使い方で写っている部分の距離や大きさなどの3次元情報を取得できる機器です.3次元情報を取得できると下記のような阪南大学のキャンパスのCG(阪南大学経営情報学部生が作成)なども容易に作成できます.
 今までこのような3次元センサーは,100万円以上もする高価な機器であり,企業や研究所の専門家しか利用していませんでした.しかし,ゲームのオプション機器としてMicrosoftのKinect(約15000円)が発売されてから,徐々に一般の人でも利用できるようになってきました.
  • 阪南大学キャンパス CG画像(阪南大学経営情報学部生が作成)

  • Microsoft Kinect

近々,スマホに3次元センサーが搭載される!!

 Googleがアンドロイド端末に3次元センサーを搭載するProject Tangoを発表し,今後発売されるスマホに搭載される可能性が高くなってきています.機器自体は既にアメリカの開発者向けなどに販売されています.これにより,下記の写真(出典先リンク)のように,普通のスマホに,デジタルカメラだけでなく3次元センサー(写真の赤いシールの下の2つのカメラのような物)が搭載されることになります.今後は,このセンサーを用いた様々なサービスやアプリが出てくることが確実視されていますので,皆さんも注目しておいてください.
  • 「Project Tango」の開発者向けスマートフォン

新しいビジネスを考えてコンテストへ挑戦!!

 阪南大学北川ゼミでは,毎年全国的なビジネスプランコンテストに応募し,11年間で22回の受賞(全国1位2回)の実績があり,全国的にも高い評価を得ています.2015年度のコンテストにおいては,ここで紹介しているProject Tangoを利用したサービスを提案して,コンテストで入賞しています.(詳細はこちら
 阪南大学経営情報学部では,このように最新の技術や機器を学ぶだけでなく,それをどのようにビジネスなどに活かすか?ということを大事にしています.