「2017年度 社会人基礎力向上セミナー」連載記事 第3回 経営情報学部 福重ゼミ

2017.8.4

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経営情報学部 経営情報学科 福重 八恵

「2017年度 社会人基礎力向上セミナー」連載記事 第3回
経営情報学部 福重ゼミ

経営情報学部 福重ゼミ
2年生:池田裕登、道籏竜也、池田篤弥、小村彩貴
3年生:松井昭斗、河合孝修、福村祐希、本屋敷郁実、山口真依、若城大輝

社会人基礎力向上セミナーの流れ

 『1460日で何をする?』をテーマに開催された社会人基礎力向上セミナー(学内外交流会)についてご紹介させていただいている連載記事の第3回目になります。

セミナー全体の流れは以下のようになっています。
① 個人での分析
② グループディスカッション
③ プレゼンテーション
④ 総括講義
⑤ お茶会・交流会
⑥ 社会人の皆様からの一言メッセージ
今回はこの中の、総括講義やお茶会・交流会の様子などを中心にご紹介させていただきます。

前回までの記事については以下をご参照頂けましたら幸いです。

総括講義1 学生からの総括 〜経営情報学部2回生 池田裕登の活躍〜

 これまでのセミナーでは、総括講義は講師役の方に依頼していました。しかし今回のセミナーでは、何と2回生が登壇して、総括講義の前半部分を担当しました。ついこの間まで1回生だった学生が担当することで、今回のセミナーの主たる対象である1回生に近い視点から総括することができると考えたからです。
 統括講義に登壇したのは福重ゼミ2回生の池田裕登です。彼は、自分の学生生活の変化を例として紹介しました。
 彼は1年生の時は、遊びとアルバイトばかりの生活を送っていました。そんな日々を過ごして1年生も終わりかけた頃、彼はふと、将来につながるような活動や、大学生ならではの活動を何もできていないことに気が付き、「このままでは良くない」という気持ちを持つようになりました。
 2年生になり、彼は、福重ゼミで行っている産学連携プロジェクトという、学生生活を変える“きっかけ”に出会いました。そして、ゼミ活動というものが、まさに大学生らしい活動で、さらに将来にもつながると考え、積極的に励むようになりました。
 その後の彼の学生生活は激変しました。1週間のうち遊びに費やす時間は以前の1/5になり、アルバイトの時間も必要最低限に減らしました。そして、ゼミ活動が生活の中心になり、それを続けていく中で、産学連携プロジェクトに対する“やりがい”を感じ、目的を持って活動することの大切さや楽しさを知りました。
 彼の実際の経験からの総括は、彼のように「このままでは良くない」という気持ちを持った学生に響いたのではないでしょうか。

総括講義2 株式会社ECC人事部ゼネラルマネジャー岡本様からの総括

 学生からの総括を含め、セミナー全体を通しての総括を今回のセミナーの講師役を担当していただきました株式会社ECC人事部ゼネラルマネジャーの岡本剛史様にお願いいたしました。
 岡本様は、このセミナーのような活動に参加することは、将来どういったことにつながるのか、1つ例となるお話をしてくださいました。人事部をご担当されている岡本様ならではのご経験に基づいたお話でした。
 それは、ある名門大学の学生の話です。その大学の出身の学生が2人入社試験の学力診断テストを受けました。その結果は2人ともずば抜けて非常に優秀な結果でした。この2人の学生は社会でも優秀な人材と言えそうですね。
 次に2人の社会人基礎力(社会で活躍する力)を見てみました。するとどうでしょうか。2人の結果は、優秀どころか、平均値よりもむしろ低い結果だったのです。
 ここから言えることは「学力があれば、必ずしも社会で活躍できるとは限らない」ということです。学力は確かに必要な力ではありますが、それと同じくらい社会人基礎力が重要なのです。
 社会人基礎力は大きく分けて「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの力に分類されます。これらの力を伸ばすには、自ら目標を立て、それに向かって行動することや、チームとしての取り組みを通して様々な経験を積むことが大切ということでした。
 今回セミナーに参加した学生は、まず「参加する」という1つの行動を起こして、グループワークを通じて社会人と交流する貴重な経験を得ました。それは社会で活躍するための第1歩になるはずです。

 岡本様の総括は、私たち学生に、大学生活の中で活動することの真の意義を教えてくださいました。

 総括講義の後には、それぞれがこれからの大学生活をどのように過ごしていくのか目標を立てました。

学生と社会人の交流 〜お茶会〜

 お茶会とは、飲み物を飲みながら、学部も学年も職業をも超えて気軽に話せる交流会です。
 今回はセミナーのテーマ『1460日で何をする?』にそって、総括講義後に立てたこれからの目標について、社会人や他の学生からアドバイスをいただくことにしました。
 お茶会では参加者全員が常に会話している様子で大賑わいでした。社会人の方に相談したいことや先輩に聞きたいこと、同期生と話し合いたいことなど、様々な話題が時間の限り行われました。
 こういった形の交流会は初めての企画だったのですが、アンケートでは勉強になった、楽しかったとの回答が多く、大好評でした。

社会人の皆様から学生への一言メッセージ

 学生と社会人がグループワークやお茶会を通じて近い距離でフリーなコミュニケーションが取れることは、このセミナーの最大の魅力の一つです。社会人の皆様にはグループワークでのファシリテーターやお茶会での相談役としてご協力していただきました。
 グループワークやお茶会で、社会で何が求められているのか、大学生活でどんな活動をすればよいのかなど様々なことを、社会人として、また人生の先輩として教えていただきました。セミナーの最後に社会人の方々ひとりひとりから学生へのメッセージを頂戴しましたが、その時には誰も咳払いや雑音を立てないほど、メッセージに聞き入っていました。

社会人の皆様から頂いたセミナーに参加しての感想〜アンケートのご紹介〜

 今回のセミナーは学生生活の過ごし方に着目したものだったので、社会人の皆様からすると指導者のような立ち位置でのご参加になったことと思います。アンケートでは、学生とは違った視点でセミナーに参加してくださった社会人の皆様から、貴重な感想をいただきました。次回のセミナーの企画の参考にさせていただきたいと思います。ご協力ありがとうございました。
 アンケートで社会人の皆様から頂戴した感想の中から、掲載のご許可を頂戴した感想をご紹介させていただきます。

【株式会社大国フーズ 津田様】
学生さんの素直な意見が聞け、熱心さが感じられた。今回初めての参加ですが、学生さんの意識の変化を促すよい企画だと思いました。

【株式会社ECC 佐々木様】
意識の高い学生の皆様と、積極的なディスカッションができ、私自身非常にエネルギーをいただくことができました。

【株式会社ヒューマンインキベーション 中森様】
1〜2年生の多さに驚いたことと同時に、こういった機会の必要性をあらためて感じた次第です。単生のキャリア支援に携わる身として、早期のキッカケづくりの重要性と現状の取り組みのギャップを埋める大変有意義なセミナーでした。

【株式会社ECC 森本様】
自分が学生の時にこのような機会があれば参加にしたかったです。

【理化工業株式会社 森嶋様】
1〜2回生対象でこのセミナーを行われることは、学生生活を有意義にすごすために、とても良いことですね。

【株式会社ビー・エス 馬場様】
入学直後の一回生の方が、本来ならば就活を目前にした3回生が考え気付くチャンスをセミナーの形で得られるのは大変いい事だと思います。

予告

 次回の社会人基礎力向上セミナーは2017年12月9日(土)開催の方向でスタートを切りました。次回のセミナーは、福重ゼミだけでなく、他団体との共同開催を予定しています。共同開催団体のそれぞれの特徴を生かし、今までになかったような新しい企画を盛り込みます。
 社会人の方もセミナーの進化に驚くような、さらに楽しんでいただける、有意義なセミナーにしていきたいと思います。福重ゼミ生一同、皆様のご参加を心からお待ちしています。

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