経済学部 経済学科
大学院 企業情報研究科

石井 雄二
(イシイ ユウジ)

[職名] 教授
[出身地] 大阪府
[出身校]
大阪市立大学大学院経済学研究科 博士後期課程
[担当科目]
アジア経済論a/b、地域開発特論(大学院)
[担当クラブ]
ラグビー部顧問
[研究テーマ]
・タイの地域経済と地域振興
・東アジア共同体構想の可能性と課題
[主要業績]

  • 「東アジアの地域経済統合化の構造的要因とメカニズム」『阪南論集 社会科学編』第 45巻第3号,2010年3月
  • 人文地理学会編『人文地理学事典』(分担執筆),丸善出版,2013年

※その他の研究業績については、下記「researchmap」(国立研究開発法人科学技術振興機構)で公開している研究ページをご覧ください。

ReaD & Researchmap

メッセージ

【学生時代の課外活動歴】
現在、地球温暖化問題が深刻化している。マングローブ林は海と陸の接するエリアで生育する熱帯・亜熱帯森林の総称で、二酸化炭素吸収力も極めて高い。現在、タイ・ベトナムで生態環境豊かな「海の森」を守るため、学生たちと、ささやかながら植林活動の実践的プロジェクトを推進してきた。タイの現地の人々、日本のNPOの支援を受けながら、現地小学校でのボランティア活動を行いながら、「緑の地球」を守る活動に取り組んでいきたい。学生時代、山野を駆けめぐり自然にアタックしてきた経験が、大いに役立っている。

【タイの魅力と学生へのメッセージ】
タイとの異文化交流と地球環境保護活動に興味があり、自分も参加してみたいと思う学生は研究室に来てください。「無理してまで頑張らない幸福」を知ることこそが、タイの最大の魅力である。何で日本人は無理してまで必死で頑張るんだろうか?何かがズレて間違っているのでは?

【是非とも読んで欲しい本】
沢木耕太郎『深夜特急』全六巻

タイ大好き人間

タイの大好きなところは、タイでは、無理せずとも幸せになれる雰囲気があり、ゆったり時間が流れ、しかも急速なグローバル化にも十分対応できる心の柔軟さをもっているところです。「微笑みの国」タイランドは、私の心の桃源郷です。

講義について:アジア経済論

「アジア経済論」では、成長著しい東アジアの経済発展のメカニズムや仕組みを探るとともに、それぞれの国固有の制度条件や特殊性(歴史・政治・社会・文化・価値観等)の解明にも着目した講義を目指しています。現在のアジアは、あまりにもめまぐるしく変化し、グローバル化の急速な展開のもとで、ヒト・マネー・情報・企業が国境を越えて流動しながら、複雑なネットワークを構築しています。そうした活力あるアジアの経済発展のメカニズムをわかりやすく解きほぐして、学生が興味・関心がもてるような講義を提供できればと、日々思っています。

ゼミについて

大学には、高校のクラスに当たるのが「演習」(ゼミナール)で、通称ゼミと呼んでいます。大学では、自分が勉強したい、自分の雰囲気にあったゼミを原則として選択できるのが高校とは違う点です。

■石井ゼミの特徴・知性派と野獣派が混在する面白ゼミナール
石井ゼミでは、フィールドワーク(野外地域調査)手法を重視した授業を行っています。これまで、夏休みの期間を利用して、一貫して東南アジアのタイに出かけ、タイの総合的な地域理解を目指して、ゼミ生にグローバルな視野にたった個性あふれる元気な人材に育ってほしいという強い願いを込めて、ゼミの授業を行っています。
これまでタイに行ったゼミ生は約300名にも達します。阪南大学では、「タイと言えば石井ゼミ」「石井ゼミと言えばタイ」というイメージが定着しています。阪南大学では、「タイの伝道師」的役割を担っております。

■タイでの活動をきっかけに、TOIECテストで自己ベスト920点を記録したゼミ生
タイに行った学生の中で、タイで刺激を受け、その後留学体験を通じて英語の猛勉強を行い、英語を極め、さらに将来への強い情熱を自らたぎらせる、そんなすごい学生が出現しました。タイ効果は、計り知れないほど大きいと痛感しています。

■最近のゼミ活動
ここ最近のゼミの活動は、タイをフィールドに、異文化コミュニケーションをベースとしたマングローブ植林活動を実施しております。マングローブ林は、海と陸に接する海岸や河口部に繁茂する亜熱帯地域に生育する常緑林の総称ですが、二酸化炭素の吸収力がきわめて高く、しかも子供たちや高齢者でも簡単に植樹できるので、ささやかですが、誰にでも地球温暖化問題にチャレンジできます。

また、同時にタイの異文化理解の一環として、現地の小学校に出かけ、さまざまなイベントや行事・企画を通じた国際交流活動も行っています。日本の伝統的な遊びを紹介したり、スポーツで汗を流したりと、現地のキラキラ目の輝く子供たちと一緒にふれあうことを通して、ゼミ生の方こそ元気とヤル気をもらっています。

昨年は、ベトナムのホーチミンの南東部のカンザ地域で、みっちりマングローブ植林を行いました。カンザの地方政府から、たしかに植林したという「証明書」をいただき、また植林したエリアに、石井ゼミの立て看板を立ててもらいました。

また、昨年は、大学祭(学園祭)に初めて「模擬店」を出店し、揚げパンを3日間で1000本近く売り大盛況でした。それだけではなく、データにもとづく経営分析をきっちり行い、きわめて研究水準の高い「大学祭における模擬店の店舗経営」という立派な共同論文を作成しました。

タイでの活動風景

研究活動

■最近の研究課題

現在、東アジア(含む東南アジア)が一つの圏域としてまとまりつつある状況を受け止めて、そのメカニズムや要因をさまざまな観点から分析して、EU(ヨーロッパ連合)のように、東アジア共同体形成の可能性や課題、問題点などを研究しています。同時に、中国をはじめ、アジアの国々が急激な経済発展をとげる中で、日本の今後の活路についても研究しています。

■研究業績・最新のもののみに限定

1.「東アジアの地域経済統合化の構造的要因とメカニズム」
『阪南論集社会科学編』第45巻第3号、2010年3月

2.海外研究発表(日中経済シンポジュウム)
「日本のものづくり産業の技術的特徴と政策への課題」於中国・広東外語外貿大学  2011年4月25日
 
3.国内研究発表
「東アジアのグローバル化とものづくり企業戦略の方向性−「発展なき成長」型モデルからの脱却− 於大阪科学技術センター・MATE研究会  2011年5月17日

趣味のページ

■最新の映画の話題作は、たいがい鑑賞しています

多忙な日常生活の中にあっても、1年間を通して上映される映画は、なるべくすべて鑑賞するようにしています。大人がまず鑑賞しない「名探偵コナン」などの映画も見ます。現在上映中の「ブラックスワン」も見なければなりませんし、今週末に上映される「ブッダ」も楽しみにしています。

■AKB48の選挙はどうなるのか?

大島優子か前田敦子か、それとも急上昇中の柏木由紀か、どうなることやら目が離せません!

■老後の趣味人生を今から夢想する

国内・国外問わず、リタイア後は、心の趣くままに、ぶらりと各地を放浪するのがベスト。日本に帰還しないまま、途中で行き倒れ、屍になったあとはカラスカやトンビに突かれて自然に還るという生活がしてみたい。
それがかなわなければ、故郷・藤井寺市に帰り、地元地域のために頑張りたい。「まちづくり」「地域づくり」のために汗を流しボランティア活動に精を出したい。