Journal of Our Journey【No.11】 自分の成長の種になる留学体験でした!

 今回は、ゼミ生市位さんの留学体験レポートをご紹介します。市位さんが2年生の時に、彼から「留学したいですが、勇気がない」という相談を受けました。この一年間、彼は、海外への第一歩を踏み出す勇気が自分の中から湧いてくるまで成長しました。特に、印象的なのは、今年の大学英語模擬国連(JUEMUN 2016)でみんなの前で堂々と英語のスピーチをする彼の姿でした。
 教育者としては、学生のこのような「変身ぶり」を見られることほどうれしいことはないでしょう。

(経済学部教員 王 凌)

3年生 市位和貴

 今年の夏、カナダのウィニペグに留学に行きました。3週間という短い間でしたが非常に充実した日々を送ることができました。留学中の出来事や体験、ホストファミリーや学校の授業について記します。
(1)ホームステイについて
 僕のホストファミリーはポルトガルから移住してきた女性一人でした。ホストマザーはとても優しく、おちゃめな方でした。僕が帰国する数日前には僕のためにお別れパーティーを催してくれたり、帰国する前日にはマザーから、この留学経験は僕の成長の糧になったこと、友達は大切にするということを話してくれました。僕が英語を聞き取れなかったり、わからない単語があった時でも僕が理解するまで教えてくれたり簡単な単語に言い換えてくれたり僕の英語のレベルに合わせてくれました。ホストマザーには本当に感謝しています。
(2)学校の授業について
 当然ですが、授業はすべて英語で行われました。午前中は文法や語彙、スピーキングやライティングなど英語の基礎を集中的に勉強しました。午後からはワークショップで演劇やプレゼンテーションなどの活動を行いました。ワークショップが終わった後は会話の授業を一時間行い、1日の授業はすべて終わりという形でした。週に2日は授業後にアクティビティーがありました。動物園、美術館、歴史博物館といったようなところに行きました。正直に言うと、思っていたよりもハードな平日でした。
(3)休日について
 最後に休日についてです。土曜日と日曜日は学校が休みでしたがホストマザーにダウンタウンに連れて行ってもらったり、課題したり、ショッピングモールに行って買い物とかして過ごしていました。楽しかったです。
 3週間という短い期間でしたが、様々なことを経験できました。今後はTOEICで良い得点を取れるよう英語を勉強するのはもちろん、海外の人のように自分の考えをしっかり持って自分の意見がちゃんと言える人になれるよう英語も人間性も高める努力をしていきたいと思います。