夏季海外研修に先立ち株式会社かね善よりブリーフィングをいただきました(経済学部三木ゼミ)

 2016年6月29日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は、8月に予定されている香港・広州での夏季海外研修に先立ち、大阪市東成区にある株式会社かね善を訪問し、販売促進部主任の岡本英代さん、香港からのインターンシップ生の孫敏雅さん、黄瑩怡さんより「香港ってどんなところ?」という内容でブリーフィングをいただきました。
かね善様は、黒豆などの雑穀を中心に、あらゆるアイテムを取り扱う食品商社として、80余年の歴史を誇っています。顧客から依頼があれば独自に商材を見つけてビジネスに結びつけるのがかね善様のスタンスで、現在は砂糖・糖類、調味料・添加物、油脂、澱粉まで商品を幅広くラインアップしており、その数は 5000品目、32万トン余にのぼります。また総合食品商社として、培ったノウハウ、企画提案力、スピーディーな対応という「3つの強み」を発揮しお客様のご期待に応えつづけておられます。
 少子高齢化と人口減少に伴い、今後縮小する国内市場に押し出される格好で、日本企業は業種や企業の規模を問わず急速にグローバル化を迫られています。食品産業も例外ではなく、既に海外展開を果たしている企業もありますが、農林水産省や地方自治体、金融機関、JETRO等が後押しする中、更に多くの企業が海外に新しいビジネスチャンスを求め、海外の展示会に出展し日本の食品をアピールしています。今年度の三木ゼミ2年生の海外研修は、香港フードエキスポへの参加を中心に、グローバル化を図る日系食品関連企業の動きを実感・体感し、その食品関連企業が海外展開する上での課題を見極め、その解決方法を提言にまとめ報告することを主な目的としています。
 三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。

ブリーフィングの内容(大項目のみ)

1.香港ってどんなところ?
2.香港の外食産業
3.香港の小売産業
4.香港フードエキスポの概要

【香港フードエキスポとは】
 香港貿易発展局が主催するアジア最大級の食品展示会で、2016年は8月11〜15日に、 香港コンベンション&エキシビションセンターで開催される。今年で27回目の開催。世界中からサプライヤーやメーカーが集う。2015年の来場者はバイヤー20,452人、一般消費者47万人以上

ご参考