2014.11.18

良知株式会社 代表 川出圭司様よりご講演をいただきました

良知株式会社 代表 川出圭司様よりご講演をいただきました(経済学部 特講L2 グローバルビジネス論)

2014年11月5日(水)、経済学部特講L2「グローバルビジネス論」 (三木担当)では、良知株式会社代表の川出圭司様をお招きし、「グローバル時代に活躍出来るビジネスマンとは?(働く基本)」というテーマでご講演をいただきました。

川出代表略歴

1957年3月大阪生まれ。
大西衣料(株)入社後、子供服販売・仕入担当・海外商品調達を担当
分社された通販事業プロジェクトにて、常務取締役事業部長。
大西衣料(株)本社に戻り、服飾雑貨事業部長。店舗消耗材の新規事業・店舗の設計施工・備品販売の(株)店研創意にて専務取締役。大西グループCIO(上海ソフト会社董事長兼務)、WEB事業開発室、中国内販事業開発室を歴任。
2009年2月グループ本部である(株)大西、上席執行役員を退任。
2009年6月商売繁盛支援を目的とした、良知(株)設立代表就任。

海外流通関連を中心に商業界、販売革新を始め各種専門誌への寄稿多数。
現在は様々な業界の企業コンサルを始め、執筆・講演活動を行うと共に、海外に進出する企業の視察ツアーのコーディネーターや海外大手企業のコンサル活動なども実施している。95年より経済評論家の泉和幸氏に師事。

著書:
「商売復興計画仕事を考え直すヒント36計」商業界発刊:2009年
「中国市場の真相」商業界刊:2013年

勉強会:2014年より「企業の経世済民活動を勉強する会」を主宰。
現在の日本国家制度や企業勃興期となった明治以降の、
歴史・社会制度や企業家列伝を勉強し現代の経営に活かす会。

ご講演の内容(大項目のみ)

・そもそも働くとはどういう事か?
・ブランドって何だろう?
・出来るグローバルビジネスマンになるために。
・広く海外のことも関心を持とう!
・当たり前が出来る人(企業)が最強!

 以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。

【ご参考】

学生の感想

匿名希望 さん (経済学部3年)

 私は川出さんの話を聞いて、今まで自分が就きたいと思っていた仕事を変えようか悩みはじめました。私はトラック運転手の仕事をしてみたいと思っています。それは知り合いがトラックに乗っていて、非常に楽という話を聞いたからです。全然トラックに乗ってみたいとも思わないですし、楽というだけで自分のしたい仕事も見つけずに仕事に就こうとしていました。しかし、川出さんの話を聞いてから、楽なだけで何の面白みもない仕事をして続くのか疑問に思いました。私はこれを機会に自分のしたい仕事を1から考えてみようと思います。まだ少しながら時間はあるので頑張ってみようという気になりました。

野田 涼介 さん(経済学部4年)

 正直私には難しい話が多々ありました。ですが私なりに理解し、いろいろ考えさせていただきました。1つの物事に対して本気になれるか、本気になれるからそのことが好きになり、面白がることができる。もっと何事にも興味を持ち、そのためにはもっともっと日頃から気づきのアンテナを立て、興味を持ち、考えて調べて追及していく必要が大いにある。私たちはまだまだ先がある。1日が24時間というのはみんな全員に平等で、その24時間という時間の使い方によって大きく未来は明るくもなり暗くもなる。全ては自分次第なのです。
 私がこの講義で一番印象に残ったことは「当たり前が出来る人は最強です」という言葉です。当たり前のことを当たり前にすることはとても難しいけれど、誰もができることだと思います。私にも確実にできるのです。

原田 凌耶 さん(経済学部2年)

 川出さんの話を聞いて、働くことへの考え方や企業のことなど難しい話も少しありましたが、全体的に私が感じたことは、私たちにはまだまだ可能性と、夢を実現するための時間がある、ということです。「好きなことは大変ではないと面白くない」や「恋愛は最高のマーケティング」など、なるほどなあと感じた話もありましたが、川出さんの「何かを考える意識を付ける、意識を持つ」という言葉が一番今の自分にとって考えさせられるものがありました。私も毎日の中で自分のしたいこと、就きたい仕事などのことを少しずつ考え、行動に移るようにしていきたいし、していこうと思えるきっかけになったと思います。
 こうやって考えてみると、今まで無駄な時間を多く過ごしたな、と思います。でもこれからの自分の意識と行動で、どんどん人生が変わり広がっていくのだと考えると、すごくワクワクしてきます。

匿名希望 さん(経済学部3年)

 今回の講義では、普段聞くことができない川出さんのお話を聞き、とても自分のためになることがありました。その中でも「仕事に対する考え方」が印象に残りました。私は現在3年生で、大学を卒業すると社会人になり「仕事をしなくてはいけない」と考えていました。仕事のイメージは、しんどく、けどお金のために働かなければいけない、そんなイメージを持っていました。しかし川出さんがおっしゃっていた「しんどく大変な仕事だけど、自分の好きなゲームなどのように面白がる心や、そのことに対する興味を持つことで、新しい自分が発見できる」のだと感じました。
 私は苦手なことは苦手、嫌なことに対しては逃げ出しそうになる時があります。理由も考えずにそのような行動をとろうとしていましたが、今回の講義を受け、一つ一つの行動にしっかりと考えを持ち、そうすることにより発想が変わり、今までの自分と違う自分を発見できるかな、と思いました。

匿名希望 さん(経済学部3年)

 今回の川出さんの講義を聞いて印象に残ったのは「あなたは自分の課題に恋していますか」の一文でした。
 「恋愛は最高の相手思考」と書かれているように、好きな事柄については自分から行動を起こし、より良いものに昇華させようと努力できるのだと思います。また、向き合う対象の変化にワクワクやドキドキといった期待を感じ取れるほど対象を好いていればとても楽しいのだろうと思いました。
 勉強など嫌いなものでも、少しでいいから楽しみや関心を感じる努力が必要だと感じました。勉強をする努力も大切なものですが、努力を継続させるためにも、勉強に楽しみや関心を見出す努力も同じくらい大切なのだと思いました。

匿名希望 さん(経済学部2年)

 今回の川出さんの講義は、最初から最後までためになる話を、難しい言葉抜きでみんながわかるように表現して下さり、とてもためになる内容だったと思います。その中で最も印象に残ったのは「好きなことは大変でないと面白くない」と「恋愛は最高の相手思考」という言葉です。確かに好きなことは大変でないと面白くないし、大変であってこそ達成感があるということがわかりました。恋愛も相手のことをものすごく考えるし、自分もとても考えさせられる、それら全てを仕事に置き換えると自分はとても成長できると思いました。自分は今まで仕事について考えることや行動することが苦手で、どのようにしたら良いか全然わからなかったけど、川出さんの話を聞いてこのようにすれば気持ちも楽しくなるとわかったし、考え方もかなり変わったので、今回の講義はとても自分のためになったと思いました。

匿名希望 さん(経済学部3年)

 今回の川出さんの話で「好きなことは大変でないと面白くない」という話に私はとても関心を持ちました。ゲームでは難しいことをクリアすれば自分の中でとても達成感を感じ取れることを示していただけました。それを仕事に置き換えると、自分がしたい仕事には何事も挑戦をしてみようと思えるようになりました。大変なことは、その時点ではとても辛いことでしんどさがすごくあると思いますが、それを乗り越えることで新たな自分に出会うことが出来る、と考えると人生は楽しいことだと思えました。川出さんの話は将来に向けてのアドバイスであり、とても自分のためになりました。