2016.12.16

経済学部ビジネス統計分析パッケージが学生研究発表会を行いました

経済学部ビジネス統計分析パッケージが学生研究発表会を行いました

 経済学部のビジネス統計分析パッケージでは、パッケージ内の青木ゼミ、西本ゼミ、村上ゼミの2年次生が一堂(2301教室)に会して、2016年12月13日(火)に研究発表会を行った。
 各ゼミからチームを選出し、計8チームが研究発表を行った。発表した内容は、パッケージで学んだ統計学やビジネスデータ分析の専門知識・技能を活かして、各ゼミで分析したことである。また特別に経済学部の西先生に出席して頂き、各発表に対して評価と講評をもらった。学生実行委員が発表会の運営にあたり、彼らが進行と司会を行った。
 研究発表した内容は以下のとおりである。

① 阪南でgetだぜ 〜実験計画法による袋怪物出現確率の分析〜
村上ゼミ
② 大谷翔平
青木ゼミ
③ 阪南大学生のスマートフォンアプリの課金率について
西本ゼミ
④ 日本の離婚問題
村上ゼミ
⑤ ゲームからみる確率
青木ゼミ
⑥ USJ攻略
西本ゼミ
⑦ 大阪市の必要な消防車台数の確率
青木ゼミ
⑧ T&BIG
西本ゼミ

 各発表に関して学生と教員が採点を行い、その総合点の上位3チームに副賞として図書カードが与えられた。結果、1等は「USJ攻略」、2等は「阪南でgetだぜ」、3等は「大阪市の必要な消防車台数の確率」となった。
 経済学部では、1年次にも大学入門演習で報告会を行っており、大きな成果を得ているが、この2年次になってからの研究発表会では、パッケージで学んだ統計学などの知識を使っており、その分専門的であるといえる。具体的な分析手法として、統計分析や確率分布を使っていた。
 常日頃は、学生達は教室で机とパソコンに向かって、知識と技能を身に付けているが、その成果を発表するために、同じ分野を学ぶ同じパッケージの者が集まり、学生が主体となってこのような研究発表会を開くことは学習の励みとも目標ともなり、大変有意義である。
 ただし、統計学の知識はまだまだ十分とはいえない。むしろ、この発表会で自分の知識の足りないことに気付いた学生もいると思う。統計学、ビジネスデータ分析は、現代のIT社会においてはとても実践的であり、またとても面白い分野でもある。学生生活はそれほど長くはない。これを契機に今後も専門知識の獲得に積極的に取り組んでほしいと思う。

文責  青木 博明