2016.1.5

ロサンゼルス留学便り3:寿山ゼミ4回生

ロサンゼルス留学便り3:寿山ゼミ4回生 保坂樹希

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ4回生の保坂樹希です。ロサンゼルスに来て7か月が過ぎ、残りの留学生活も後2か月にました。こちらでの生活にも慣れ、不便に思うことが少なくなりました。9月になると友達との別れが沢山あり、すごく寂しい思いをしました。けれど新しい友達も沢山出来て毎日が楽しく、初めの頃は正直早く日本に帰りたいと思っていたのも、今では帰りが迫ってきてすごく寂しく思います。そして、時間が過ぎるのがすごく早く感じます。長期のお休みの間にも沢山旅行にも行きました。マイアミ、オーランド、サンフランシスコ、ラスベガス、ハワイ、シアトル、バンクーバーと旅行が大好きなのですごく幸せでした。沢山見たことのない景色を見たり、経験をしたりさらに旅行が好きになりました。

 10月からは学校を転校し、違う語学学校に通い始めました。前の学校よりも厳しく勉強が出来る環境で、日本人は少し多いけれど変えて良かったと思います。学校を変えたのでホームステイも出て行かなくてはいけなくなり、新しい家を探すのに色々大変な思いをしましたが、周りにたくさん助けてもらい、どんな時でもどんな環境でも助けてくれる人がいる事をすごくありがたく思いました。色々な事で騙されることも多く、辛い思いも沢山したし沢山悩んだし、でも留学に来て、沢山の人が助けようとしてくれて、周りの人に感謝することが多くなり、ありがたみをすごく感じられるようになりました。

 日本に居る親や友達にも沢山話を聞いてもらってすごくパワーをもらい、やっぱり人は1人じゃ生きて行けないし、支え合って生きているんだなってすごく感じています。留学に来て、すごく感じているのが1人では何をやっても楽しくないし、周りがいるからこそ、自分が生きることが出来、幸せを感じることが出来る。人に優しくするから優しくしてもらえるし、支え合うことができると強く感じています。もし、人生がいつも変化なく水平の線だとするとそれは、死亡したときの水平の線と同じで、生きているからこそ、上がり下がりがあり、辛いことがあって下がったとしても、それは次に上がっていくチャンスだという学校の先生の言葉がすごく心に残り、すごくポジティブ思考に自分が変われた気がしています。留学生活も残り後数か月ですが、精一杯勉強し、精一杯楽しみ、最後まで充実した留学生活にしたいと思います。

寿山教授のコメント

 自ら休学してまで語学を勉強するためロサンゼルスに渡った保坂さんですが、語学力も十分についてきて当初掲げた目標は達成に近づいているように思えます。それよりも、人生、生き方に関する考え方がとてもポジティブに変化したことが、なによりの成長であり、今後一番大きな自信となってくると思います。なぜなら、これこそが「キャリア」に最も重要な部分だからです。さて、新年を海外で迎え、間もなく帰国する時期が近づいてきます。自分のキャリアの方向性を明確にしてさらなる挑戦を期待しています。