2015.3.23

リーズ大学留学体験記6:寿山ゼミ2回生

リーズ大学留学体験記6:寿山ゼミ2回生 浅井里美

 国際コミュニケーション学部寿山ゼ2回生の浅井里美です。私がイギリスに留学に来てからちょうど半年が経ちました。残り半年の生活も悔いのないように、一日一日を大切に過ごしたいと思います。今回は「学校」、「ロンドン」、「ハリーポッターミュージアム」についてレポートします。

学校

 1月から始まった2ターム目も、いよいよ最後となりました。授業やイギリスの生活に慣れてきたせいか、本当に時間が経つのが早く感じています。素晴らしい先生方にも恵まれ、クラスの成績をトップで終えることができました。授業、テスト、先生とのコンサルテーションも終わり、残すはクラスのフェアエルパーティだけとなりました。
 私のほとんどの友達は6か月留学なので、今回のタームで帰国します。英語のわからない始めの頃から、共に乗り越えてきただけあって、お別れするのはとても寂しいですが、友達と離れて、自分ひとりで生活していかなければならない環境に慣れることもまた、自分にとって良い経験になるのではないかと思っています。
 この半年を振り返り、悪い点も良い点も理解している分、後半のイギリス生活を効率よく、自分のプラスになる行動ができるよう、常に意識を高く持ち、より成長していけたらいいなと思っています。

ロンドン

 3月14日、3回目となるロンドンを訪れました。今、テロリストの関係でロンドンに滞在するのは危険なので、日帰りのハードスケジュールな観光ツアーになりました。朝3時のバスに乗り、バスで仮眠し、ロンドンに8時に到着しました。
 学生の私たちにとって、大型バスでの移動が一番安く、おすすめの交通機関です。半年もイギリスで生活していれば、このようなハードスケジュールでもだんだん慣れてきます。ダブルデッカーを利用し、ベイカーストリートにある、マダムタッソーへ行ってきました。朝の開園と同時に、すでにたくさんの人で行列ができていました。
 マダムタッソーは、ハリウッドセレブたちがそっくりそのまま再現されている、ろう人形のミュージアムです。爪やタトゥーの細かいところまでも、丁寧に作られ、本当にハリウッドセレブたちに会ったような気分にさせてくれました。ミュージック、フィルム、スポーツなど、パートごとに分かれ、今世界で活躍する人気の歌手や選手などが集結していました。

ハリーポッターミュージアム

 イギリスといえば、ハリーポッターです。ずっと楽しみにしていたハリーポッターミュージアムについに行くことができました。自分自身で行くのは大変と思い、ツアーで参加することに決めました。ロンドンのカントリーサイドにあるため、片道2時間のバス移動なので、ツアーで参加した方がおすすめだと私は思います。
 エントランスにはメインキャストの写真が大きく飾られ、それだけでも好奇心がとまりませんでした。入口に通されて、扉をあけると、そこに広がるのはホグワーツの食堂です。金のお皿にスプーン、フォークが映画のように並んでいました。
 グリフィンドール、ハッフルパフ、スリザリン、レイブンクローの制服や先生達の着ていた衣装などが人形と飾られていました。私たちが映画で見てきた世界が、そこに広がっていました。ほうきに乗ってハリーポッターのような世界を体験でき、USJとは、ケタ違いの迫力に驚きました。これからイギリスは暖かくなって観光客も増え、旅行に最適の季節となります。この春はイギリスを探検し、たくさんの場所を訪れてみたいと思います。

寿山教授のコメント

 留学生活も折り返し地点を迎え、勉学にも遊びにもいい意味での余裕ができてきたように思います。まずは、本来の留学目的である語学の勉強が順調に進んでいるみたいで安心しました。成績トップはとても素晴らしいことで、大変な努力の賜物だと思います。遊びにもさらに貪欲にチャレンジして、現地イギリスでしかできない体験をたくさんして、さらなる学びにつなげてほしいと思います。