2015.2.20

リーズ大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生

リーズ大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生 浅井里美

 国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の浅井里美です。イギリスの生活に慣れてきたせいか、過ぎていく時間の早さにとても驚いています。今回は「学校」、「友達」、「ホストファミリー」についてレポートします。

学校

 時が経つのもあっという間で、私がイギリスに来てから半年が経とうとしています。学校生活にも新しいクラスにも徐々に慣れ、クラスメートとの仲も深まり、毎日楽しい授業をしています。2ターム目は、生徒の入れ替わりがとても激しいため、クラスの人数が急に増えたり減ったりと、大変な時期でもあります。
 最近ではイディオムを学び、イギリス独自の回し読みにとても興味を持ちました。日常会話を中心的に勉強しているので、日頃の生活で役に立つことが多く、1ターム目とは違った勉強の仕方に楽しさを感じています。
 今回は、授業のシステムが変わり、たくさんの先生から教えてもらうことが多くなりました。それぞれの先生の授業に、違った面白さがあります。また、野外活動として、アイススケートやクライミングなどのアクティビティーを通し、皆でコミュニケーション学習をすることもあります。

友達

 2ターム目から参加した韓国人はすべて短期留学のため、すべてのタームを受けず、途中帰国となります。その日もだんだん近づき、一緒に過ごす時間も残り4日となりました。韓国人はみんな積極的で、何に対してもすごく真面目です。私たちが1人遊びに誘うと、何十人も連れて戻って来ます。1人1人が面白いので、笑いの絶えない時間を過ごしています。
 韓国人たちが来てから、歳も近いせいか、一緒に過ごす時間が多く、英語を話す機会がとても多くなりました。日本語と韓国語は、似ているワードがたくさんあるので、その発見にたびたび驚いています。今まで共に過ごしてきた日本人の友達とも、3月で帰国してしまい、残りの滞在日数を数える方が早くなってすでに悲しさを感じています。知らない国で、何も分からず助け合ってきた仲間だからこそ、別れがとても辛いです。

ホストファミリー

 ホストファミリーを変えてから、3か月が経つ今でも、私たちを家族のように出迎えてくれます。生活に関することで、ルールが多く、大変なこともありますが、賛成できない場合は、意見を自由に言える権利を与えてくれているので、とても気楽に生活することができています。
 私のホストマザーの妹もホストファミリーとして、たくさんのスチューデントを受け入れているので、そのスチューデントたちと一緒に、映画やショッピングにたびたび出かけることがあります。週に一度、妹の家に集まり、みんな揃ってディナーを食べることが決まりになっています。いろんな国のスチューデントと会話し、子供たちと戯れる時間はとても楽しいです。また、小さな子供から学ぶこともたくさんあり、一緒にゲームをしたり、子供向けの絵本を貸してもらったりと、遊びを通して英語の手助けをしてもらっています。

 2ターム目に入り、気持ちを切り替えてから2か月が経ちました。毎日、その日の出来事を振り返り、時間を無駄にしまいと、時間の使い方を工夫しています。3ターム目では、レベルの高いクラスに行けるように、予習・復習を徹底的にして頑張っています。

寿山教授のコメント

 浅井さんがイギリスの生活にもだいぶ慣れ、授業もプライベートも心から楽しめるようになってきたことはとても喜ばしいことです。すべてのことを前向きに取り組めるようになると、そこからの学びとその吸収力が格段に上がるからです。折り返し地点でもう一度留学先でのゴールを見据え、最後まで全力で走り抜いてもらいたいです。