2018.1.22

2017年度フリンダース大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生

2017年度フリンダース大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生 野村京華

 あけましておめでとうございます。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の野村京華です。あっという間に2017年が終わり、早くも2018年が始まりました。今回は「クリスマス」「年末年始」「新学期」についてレポートします。

クリスマス

 待ちに待ったクリスマスの日には、友達とビーチへ行きました。ビーチバレーをするつもりでしたが、裸足で立っていられないほど砂が熱かったので、ビーチバレーはできませんでした。それでも、夏のクリスマスといえばビーチというイメージがあったので、オーストラリアらしいクリスマスを体験でき良かったです。日本とは違い、クリスマスは家族で過ごす行事のため、ビーチは多くの家族で賑わっていました。その日は開いているお店のほうが少なかったです。  クリスマスイブにはホストファミリーと近所のお家で開かれたパーティーへ行きました。オーストラリアではクリスマスイブの夜かクリスマスの昼にパーティーをすることが多いそうです。26日はボクシングデーと言って、バーゲンセールが開催されました、セールのために朝の4時ぐらいから店の前で待っている人もいるそうです。夏のクリスマスは暑すぎて冬のクリスマスのほうが好きだなと思いました。

年末年始

 12月27日から1月1日までケアンズに旅行へ行きました。ケアンズはとてもジメジメしており、日本の夏のように感じました。また、ケアンズは山が多く山の景色が日本と似ているなと思いました。キュランダ、パロネラパーク、グレートバリアリーフでシュノーケリングもしました。
 世界遺産にも登録されているキュランダという熱帯雨林はとても広大で、ジャングルの中をさまよっている気分になりました。行きは鉄道に乗り、帰りはロープウェイを使い観光しました。パロネラパークはジブリの「天空の城ラピュタ」のモデルとなった場所です。
 大晦日の日にはビーチで花火が上がったので見に行きました。ケアンズはきれいな海と山に囲まれたとても自然が豊かなところでした。また、私は日本人、韓国人、台湾人の友達と旅行へ行ったのですが、留学中にできた友達と年末年始を一緒に過ごせたことが一番のいい思い出です。

新学期

 12月の終わりから1月の初めにかけてたくさんの友達がそれぞれの国へ帰ってしまい、とても不安な新学期が始まりました。私の友達は、韓国の済州大学から来た生徒が多くいました。この1セッションだけですが、また済州大学から20人の生徒がやってきました。その中の一人が私にとって2人目のホームメイトです。先学期まではどのクラスも日本人が多くを占めていましたが、彼らが来たことで外国人の割合が増えたのでとても嬉しいです。済州大学の生徒と特に友達になることが多いのでこれも何かの縁なのかと思います。
 私のアデレードでの生活も残り2か月、このセッションを含めて残り2セッションとなりました。とてもあっという間で夢の中にいるような気がします。授業の内容もだんだんと難しくなってきたので、より気を引き締めて勉強に取り組みたいと思います。
 この1か月はクリスマスやお正月などの行事があったので、特に日が過ぎるのが早く感じました。残り2か月も充実した日々を送りたいです。

寿山教授のコメント

 南半球のオーストラリアでは12月のクリスマスシーズンは夏なので、ホワイトクリスマスをイメージする多くの日本人には大きな違和感があるもの。気候だけでなく文化等の違いでクリスマスや年末年始の過ごし方もそのお国柄が現れるのでしょう。こうした貴重な経験からより柔軟な物の見方や考え方を身に付けて帰国してほしいものです。