2017.5.23

2017年度ワシントン大学留学体験記2:寿山ゼミ3回生

2017年度ワシントン大学留学体験記2:寿山ゼミ3回生 川邉実咲

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の川邉実咲です。シアトルでの留学生活も早くも2か月が経とうとしています。環境の変化にも慣れ、ようやく少し余裕を持つことができるようになりました。今回は「イベント」「バンクーバー」「学外での活動」についてレポートします。

イベント

 先日、大学主催の「Culture Night」というイベントが行われました。UWに留学している様々な国の留学生が自分の国の事を紹介するというものでした。アメリカ・日本・韓国・中国・サウジアラビア・台湾・アフガニスタン・クウェートのブースがあり、各ブースで料理やゲームなどが用意されていました。日本ブースでは書道の体験ができるようになっており、初めての筆に苦戦している姿も多くみられました。
 サウジアラビアのブースでは、クラスメイトがアラビックで名前を書いてくれました。また、アラビックコーヒーというジンジャーがとても効いているコーヒーが一般的に飲まれており、Try!と言われチャレンジしました。また音楽が流れ、各国のダンスなども見る事ができたり、有名な曲が流れると色々な国の人たちが同じダンスを踊るなど、少し不思議な空間を味わう事ができました。このようなイベントを大学が行ってくれるため、クラスメイト以外にも友達を作る事ができます。

バンクーバー

 週末にバンクーバー旅行をしました。その週はMidterm Examという中間試験が行われ、頑張ったご褒美として旅行を計画しました。バンクーバーとシアトルはとても近いため、バスで片道4時間で行くことができます。ハイウェイでの国境越えは初めてで、少し緊張もしましが、これもまた日本では味わえない体験だと感じました。カナダは初入国でしたが、とても時間がゆっくり流れていて、現地の方の優しさがとても感じられる国でした。
 今回の旅行で、とてもお気に入りの国になりました。また、カナダではワーキングホリデーが盛んに行われているため、日本食のお店も多く、久しぶりの日本語での接客や日本の味にほっこりしました。バンクーバーに留学をしている学生とも仲良くなる事ができ、バンクーバーの良さや留学についてなど共通の部分や国の違いを話したりもできました。また、ホテルの近くにはEnglish Beach というビーチがあり、朝からビーチでゆっくりする事もでき、とても良いリフレッシュになり、また頑張ろうと切り替える事ができました。

学外での活動

 学外でのボランティアに参加しました。シアトルでは桜が有名で「Cherry Blossom Festival」という、日本食や日本の文化を紹介するイベントが毎年行われており、私は紹介してもらいJapanese Business Association of Seattle (SHUNJU CLIB)さんのブースでボランティアをする事ができました。日本の様々な大企業からなるグループで、日本食の紹介を行いました。その他にも、たくさんの種類の豆とお箸が用意され、1分間で何個つまめるかというゲームもあり、お箸の文化が無い海外ではとても難しいですが、たくさんの方が挑戦してくださり、大盛り上がりでした。
 日本語を勉強している現地の方とお話しができたり、私は将来航空業界に就職したいと考えており、この春秋クラブさんにはJALやANAの方がおり、お話しを聞くことができ、とても貴重な1日となりました。アメリカで日本に興味を持っていただくとても良い機会にボランティアとして参加させていただき、少しでも日本の良さを知っていただく力になれたと思うととても嬉しいです。
 本当に時間が経つのは早く、2か月が経ち、気がつけば残り3か月と少しとなりました。自分自身の期待と自分の英語力が比例していないと感じる事があり、もっと頑張りたい、もっと成長したいと毎日努力の日々を過ごしています。この努力が自分のものとして力になるよう次の1か月も頑張ろうと思います。

寿山教授のコメント

 大学主催のイベント、プライベート旅行、ボランティア活動と留学生活2か月にして、様々な活動に自ら積極的に参加して、経験値を高めていることは大変素晴らしいことだと感心しています。留学前に語学を磨くだけではなく、留学後・卒業後のことを考えた知識・情報・スキルを身に付けるようにアドバイスしましたが、それらをしっかりと実践しているので、将来の夢・目標がより身近なものになったように思いました。