2017.3.18

2017年度ゲルフ大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生

2017年度ゲルフ大学留学体験記1:寿山ゼミ2回生 北川芹奈

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の北川芹奈です。2月末に日本を出発し、カナダのゲルフに着いてもう2週間が経ちました。到着した時からすごい寒波でダウンを着ていないと耐えられません。最低でもマイナス10度を下回っています。さて、第1回目のレポートは「学校」「ホームステイ」「アクティビティ」について報告したいと思います。

学校

 私が通っているゲルフ大学は授業が始まる前にオリエンテーションが行われます。そこで自己紹介、ゲーム、ピザパーティーなどをします。他の国の人はすごく積極的に話すので圧倒されますが、それが私にとってとても刺激的です。この大学の授業を受けるためにELP(English Language Program)という10制のレベルに分けられるplacement testを受けなければなりません。自分の適したレベルで授業を受けることができるので、良いプログラムの1つだと思います。
 授業はWriting, Grammar, Listening, Speaking, Readingの5つで構成されています。どの科目の授業でも、1つのスキルだけでなく、すべてのスキルを使う必要があるので、それぞれの能力を伸ばすことができます。英語で説明するとなるとなかなか聞き取ることが難しいことが多々ありますが、分からなければ分からないと言えば、またきちんと教えてくれるのでとても分かりやすいです。
 授業とは別でConversationの対策も行ってくれます。先生と英語でフリートークを1時間します。授業以外でも私たちに協力をしてくれ、英語を学べることの楽しさがもっと湧き出て、本当にいい大学だと改めて実感しました。これからの大学生活がとても楽しみになりました。

ホームステイ

 私のホームステイ先は父と娘の2人暮らしです。今父はオーストラリアに行っていて、4月までは娘と2人です。ゲルフ大学に迎えに来てくれて家に向かいました。大学の周りには、ストーンモールやダウンタウンという場所があって、そこで買い物をしたり、映画を見ることや日本食のバイキングがあることも詳しく教えてくれました。
 家に着いて一番びっくりしたことは、日本のお米を用意してくれていたことです。私のホストマザーは、私以外に日本人の留学生を受け入れたことがあるので、いろいろな料理を作ってくれます。野菜中心でとても健康にいいご飯ばかりです。この前はお好み焼き、生姜焼き、味噌汁を作って日本食パーティーをしました。ホストマザーが作るパンプキンケーキは本当に美味しいです。カナダのゲルフがどんなところなのか話してくれたり、その日に何があったかなど、その夜に一緒にテレビを見ながら会話したり、楽しく生活できています。
 今はまだ英語を聞き取ることが難しく、ホストファミリーにはたくさん迷惑をかけてしまいがちですが、それでも丁寧に英語を話してくれて優しく接してくれます。これからもっとホストファミリーとたくさんの思い出を作っていきたいです。

アクティビティ

 この2週間の間で2つのアクティビティに参加しました。トロントに行ったことと、ホッケーの試合を見に行ったことです。オリエンテーションで仲良くなった韓国人の友達と一緒にCNタワーとEaton Centerを観光しました。まだうまく英語を話せない私に、ゆっくりと会話してくれるのでとても理解しやすいです。CNタワーは553.33mあるタワーで、真下から見上げるとまるで天にも突き刺さりそうなほど高くて、360度トロントを見渡せるので美しい絶景を見ることができます。その日天候に恵まれていたので、本当にきれいで感動しました。
 Eaton Centerは1日では回りきれないほど大きなショッピングモールです。日本で売っているブランドもあれば、海外だけのブランドもあり、初めて見るものばかりでとてもいい町並みでした。
 そしてホッケーの試合を見に行きました。カナダではホッケーが有名でたくさんの観客で賑わっていて、ぶつかり合いが多く激しい熱い試合でした。私自身ホッケーを見るのが初めてだったので、ルールも分からなかったけれど、楽しく観戦できました。盛り上がりかたもカナダならではで、歓声も響き渡っていました。
 ゲルフに来てから毎日が異文化の新しい発見ばかりで、いろんな場面で改めて自分の英語力のなさを実感しました。英語を聞き取れるようになる前に、語彙力をもっと重点的に勉強していこうと思います。

寿山教授のコメント

 日本で一番寒い2月に、それを大きく上回る極寒のカナダに旅立った北川さん。早くもいろんな体験を通して素晴らしい学びを得ているようで安心しました。8月下旬に帰国するまでの6ヵ月間、後悔のないよう日々チャレンジ精神で自分の夢に向けて邁進してもらいたいと思います。次回レポートは日本で新年度が始まる4月、とても楽しみです。